今回座談会に集まってくれたママ
7歳男の子のママ
山口陽花さん
将来、中学受験をするかもしれないことを考えると、どのくらいお金がかかるのか不安。お金の管理支払いは現金派。
1歳と3歳の男の子のママ
古屋真衣さん
上のお子さんはインターナショナルのプリスクールに通っていて、毎月の月謝やスモッグ代など何かとお金がかかる。2人分の教育費を考えると恐ろしい…
8歳と6歳の男の子のママ
高地春香さん
子どもが2人いるので、習い事をするにしても、どこかへおでかけするにしてもx2倍のお金がかかるので大変。家計はパパが管理している。
出産→入園や入学、受験…
と子育て中は想像以上に出費が増える
夫婦2人だけの生活の時は、そんなにしっかり計画を立てなくても貯金ができていたのに、子どもが生まれたとたん、「思うようにお金が貯められない…」、「なんだかんだでお金が出ていく」と、感じているママも少なくないようです。
まずはママたちに、子育てするうえでまとまったお金が出ていくタイミングなどを聞いてみました。
高地さん
まずは最初の出産。結構まとまった額が出ていきますよね。
その高地さんの意見に、山口さん、古屋さんからも「そうだよね」という意見があがりました。
山口さん
出産もそうですが、検診にも意外とお金がかかるんですよね。
妊娠すると自治体から健診費補助券をもらえるのですが、それ以外は1回あたり5000円~1万円前後かかるので…。
さらに、赤ちゃんを迎えるにあたり、さまざまな出産準備グッズを揃える際や、子育てしやすい環境へ引っ越しをする場合、そのお金もかかることになります。
では、出産後にまとまった金額が必要になるときはどんな時でしょうか。
高地さん
幼稚園の入園時にまとまったお金がかかりました。
園にもよりますが、入園金や制服代、かばんなど、細々したものも積み重なると大きな金額になりますよね。
それから習い事。塾や運動系など全部で4つの習い事をしているのですが、兄弟それぞれにかかるので×2倍。恐ろしいですよね…。
古屋さん
うちは上の子がインターナショナルのプリスクールに通っているので、毎月月謝やスモッグ代などがかかります。
山口さん
うちはまだ小学校1年生ですが、将来、中学受験をするかもしれないので、そうなるとどのくらいお金がかかるのか不安です。
高地さん
中学受験を目指す場合、6年生の1年間だけで、塾代のみで年間120万かかるっていいますよね。
でも、晴れて合格しても私立中は月謝がかかる(笑)。
山口さん
でも、中学受験すると一貫校なら高校、大学までいけるからその分の塾代がうくから、長い目でみると教育費が安くてすむのかしら?
高地さん
いやいや。私立に行ったとしても塾に行く子が多いみたいなので、私立中=中学の塾代が不要とはいかないみたいですね。
山口さん
なるほど~。教育費、かかるんですね~。
また、周りが習い事を始めると、親はそんなに通わせる意思がなくても子どもが行き始めたいというケースもあるようです。
また、意外なのが部活動の費用。
山口さん
私立、公立に関係なく、中学以降は部活にもお金がかかるって言いますよね。合宿費とか遠征時の交通費とかもあるし…
また、ケガや事故など万が一に備えて保険に入る人も多くなるようで、出費が増える一因になっています。
予定支出だけでなく、想定外の出費も増える
旅行やレジャーも子どもたちが成長すると、小さかった時とはまた違った楽しみ方ができますよね。
高地さん
小学生だと旅行代金は大人の半額ではなく、7~8割なので、お金がかかりますよね。
さらに、やんちゃ盛りの子どもは、行動パターンも予測不能。思わぬケガやトラブルに遭ったという人も結構いるのではないでしょうか。
古屋さん
旅行ではないのですが、遠方にある実家に帰省したときに子どもが軽いけがをしました。
自治体が異なるので医療費が全額負担に…。あとから申請すれば返ってくるのですが、手持ちのお金が足りるのかヒヤッとしましたね。
また、3人の中で想定外にお金が出ていったものの1つが七五三などの写真撮影。
家族の大切な記念になるので、衣装や撮影カットなどたくさんのパターン写真が欲しくなりますよね。気がついたら購入枚数が増えてかなりの高額になってしまうというのもあるあるのようでした。
山口さんの場合、こんなケースで急な出費が増えたケースもあったようです。
山口さん
息子が幼稚園の頃、私が入院し、義母に来てもらったことがありました。
自分の入院費の心配ばかりしていたので、義母の交通費やホテル代が必要なことまで気がまわらず…。これも想定外でしたね。
子育てをしていると本当にいろいろな想定外の出費があることがわかりました。では「お金のピンチ」の際、みなさんはどのように対応しているのでしょうか。
予定が立てられる出費は、目標額をためて準備を
幼稚園入園や小学校入学など「ここでまとまったお金が出ていく」と予測が立つものについては、貯金や保険などで事前に準備をしているママやパパも多いことでしょう。
ただ、子育てをしているとケガをはじめとした予期せぬお金のピンチが来てしまうことも多々あるようです。
「わが家にとって大打撃!」とまではいかなくても、「次のお給料日までピンチかも…」という場合、ママたちはどのような対応を考えているか聞いてみました。
山口さん
貯金を切り崩すしかないですね。なるべくピンチにならないようにしたいのですが…。
高地さん
そうですよね。今、働いていてお金をちょっとずつ貯めていくようにしていますが、本当に微々たるもの。でも、ピンチの時はそこから捻出するしかないかも…。
ママたちからは「今、ある貯金でなんとか乗り切る」という方法が出ましたが、他の有効な方法について、新生フィナンシャルの竹内さん(7歳の女の子と4歳の男の子のパパ)に聞いてみました。
竹内さん
みなさんがおっしゃるとおり、やっぱりお金のピンチ状態は、無いにこしたことはありません。
そのために、ピンチのときに困らないようにある程度の備えをしておくことが大切ですよね。
お金の備えとして、シンプルなのが「貯金」です。
竹内さん
『月末に余ったら貯金すればいいや』ではなく、貯める期間と目標額を決める。あと、使ってしまう前に給与天引きや自動振込などを活用して、別口座管理にしておくと貯めやすくなるといわれています。
そうはいってもふいにやってくる想定外、予想外の出費には、どうやって対応するのがいいのでしょうか。
竹内さんに「一時的にまとまったお金が必要となった場合の対処法」を聞いたところこのようなお話をいただきました。
竹内さん
本当はピンチとなる前に、毎月の収入と支出のバランスを定期的に見直して備えておくことが大切です。ただ、皆さん日々の生活も忙しいですし、ちょっと面倒かもしれませんね。
一般的には、『生活費の節約で支出を減らす』や『資産を取り崩したり、物を売ったりして一時的に手元のお金を増やす』、『家族などの身近な人から借りる』などが対処法としてあげられると思います。
実はそんな選択肢のひとつとして、一時的に、カードローンを利用するという方法もあります。
でもみなさんきっと、カードローンにはあまりいいイメージがないですよね(笑)。
高地さん
漠然とですが、カードローンって怖いイメージがありますよね…。
古屋さん
厳しく取り立てられる、1回借りると次々貸し付けられるっていう印象があるので、選択肢として考えたことがないですね。
山口さん
特定の人が利用するイメージ。自分には関係ないと思っているので、知識とかもないですね。
このように抵抗感のあるママは多いようです。
カードローンって怖くない?
さきほどの意見の中でもあまり良いイメージを持たれていないカードローン。実際、どのような仕組みになっているのでしょうか。
竹内さん
意外に思われるかもしれませんが、今、カードローンの利用者は1,000万人以上いらっしゃいます。日本の成人人口の10人に1人ぐらいの割合ですよね。
確かに『サラ金=厳しい取り立て』、『カードローンを利用する→借金地獄になってしまう』など、明るくないイメージを持っている人が、今も多くいらっしゃいます…。
ただ、2010年の法律改正後に特に大きく環境が変わって、不適格な会社が参入できなくなり、借りすぎを防ぐためのルールが業者に義務付けられるなどして、安心して利用いただける業界になっています。
10人に1人がカードローンを利用していることについて、ママたちからは「そんなにいるんですね」「思いのほか多かった」などの声が聞かれ、意外な数字のようでした。
竹内さん
しっかりとポイントをおさえて利用すれば、想定外や予想外の出費における対応の選択肢になり得ます。
ではカードローンを利用する際のポイントと利用方法を教えてもらいました。
CMでもおなじみのフレーズ「ご利用は計画的に」がとても大切
カードローンを使用する場合の注意点は「ご利用は計画的に」です。自分の収入を考えて、無理なく返すことができる額を賢く利用することがとても大切。
利用するには所定の審査があります。
収入などによって貸し付けできる額が法律できちんと定められているので、イメージとして持たれていたような「一度借りるとどんどん貸しつけされてしまう」ということはありません。
山口さん
例えば1年借りたらどれくらい利子がつくとか、そういった金利の知識をもっていないことも、カードローンへの不安要因のひとつかもしれません。
竹内さん
そうですよね。カードローンの金利って高額なイメージがあるかもしれませんが、法律で決められた範囲での金利なんです。
山口さん
金利の設定に法律があるのは知らなかったです。
高地さん
計画的に利用できるのであれば、そこまで怖がることはないのかも?
古屋さん
お金のことに限らず、わからないって不安だし怖い。正しく知るって大事ですね。
竹内さん
まさにそのとおりですね。ちなみに皆さん、ふるさと納税は利用されてますでしょうか?
寄附をして地方のお礼の品が受け取れる嬉しい制度ですが、『よくわからない』といって利用しないのはすごくもったいないですよね。
自分にとって価値のあることを知っていることはとても大切です。
『よくわからないから』『なんとなく怖いから…』という理由でカードローンを選択肢として考えないよりも、多くの方にご利用いただいている便利なサービスとして正しく知っていただいた上で、必要な時ご利用を検討いただくことで、頼れるママのミカタになってくれると思います。
座談会に参加してみて…
今回の座談会を通して、ママたちに何か気づきや変化はあったのでしょうか。最後に感想を聞いてみました。
古屋さん
結婚式が重なった時などのご祝儀のピンチの際にいいですね。きちんと定収入があれば、次のお給料日までに返すなど選択肢の1つになるかもしれないですね。
高地さん
カードローンに抱いていた漠然とした怖さやモヤモヤ感は少しクリアになりました。でもやっぱりわからないこともあるので、お電話などで直接きちんと相談してから利用するか決めたいですね。
山口さん
無理なく計画的に利用することが大切ということを学べました。
子どもが生まれると幼稚園入園や小学校入学、受験対策の塾代など、まとまったお金が必要になります。それに加えて、子育て中は、子どものケガや行事などで「予想外の出費」なども増加する傾向に。
そんな「予想外の出費」で家のお金がピンチになった時の乗り切り法として、計画的に無理なく利用することで、カードローンを正しく理解することで「お金のピンチ」対策の有効な選択肢になることがわかりました。
お金の正しい知識を身につけて、無理なく賢くやりくりしていきたいですね。
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