お金がないときの乗り切り方を3ステップで解説!
金欠時の対処法を紹介

公開日:2022年6月9日

更新日:2023年5月17日

お金がないときの乗り切り方を3ステップで解説!金欠時の対処法を紹介

お金がないとき、何から行動すれば良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。直近でお金がないと感じている場合、まずは現状を把握し、抜け出す方法を考え、今後はスムーズに対応できるように準備することが大切です。
この記事では、お金がないときにすべきことを、3つのステップで紹介します。
緊急性が高い場合に利用できる方法についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

【ステップ1】お金がないときはまず収支の把握(娯楽費・食費・固定費など)をおこなう

お金がないときに最初にすべきことは、収支バランスの見直しです。
前提として、お金がないのは、収支バランスが上手く取れていないことが根本的な原因です。
そのため「収入が少ないのか、支出が多いのか」を分析し、見直す必要があります。
収支バランスを見直す際、まずは、自分の収入について書き出しましょう。給料やボーナスの手取り額のほか、副業をしているのであれば、副収入も自分の収入として書き出す必要があります。
収入の状況を把握できたら、次は毎月の支出について書き出しましょう。
最初に、娯楽費や食費などから見直すことが大切です。娯楽費や食費は、予算を決めていない場合、毎月使う金額に差が生じるので、自分が実際にどのくらい支払っているのか把握しづらくなります。
普段の買い物を現金で支払う方は、レシートを取っておくことで、毎月の娯楽費や食費を把握しやすくなります。一方、クレジットカードや電子マネーなどを利用する方は、Web明細書などで、利用履歴と利用した金額をチェックしましょう。
娯楽費や食費を見直すことができたら、以下に当てはまるような、毎月発生する「固定費」を書き出しましょう。

  • 住居費…家賃、管理費など
  • 通信費…携帯電話代、Web回線費用など
  • 光熱費…電気代、ガス代

そのほか、新聞代や雑誌代など、毎月ほぼ同額で利用しているものも、固定費として含まれます。確認項目が少ない「収入」と比較して、毎日あらゆる目的で発生する「支出」は、把握することが大変です。
ノートに書き出すほか、日頃から家計簿アプリなどを利用して、買ったものと金額を記録すると、毎月の支出の管理をしやすくなるでしょう。

【ステップ2】お金がない状況を抜け出す

収支バランスの状況が把握できたら、次はお金がない状況を抜け出しましょう。
ただし、お金がない状況を抜け出すにしても、収入が少ない場合と支出が多い場合とでは、対応方法が異なります。
ステップ1で、特に無駄な支出はないものの、赤字である場合は「収入が少ない」と判断できます。
反対に、明らかに無駄な支出が多く、本当に必要な支出だけに絞れば、収入の範囲内で収まる場合は、「支出が多い」と判断できます。
まずは、自分の状況がどちらに該当するのか分析し、自分に適した方法でお金がない状況を抜け出しましょう。

収入が少ないときの対処方法

収支のバランスを分析した結果、収入が少ないことが判明したときは、収入を増やす方法について検討しましょう。
以下のような方法で、収入を増やせる可能性があります。

  • 副業する
  • 転職する
  • 資格勉強などで資格手当や早めの昇進を実現する
  • 見込みが立つときは独立する

勤務先で副業が認められている場合は、副業で収入を増やすことも検討しましょう。週休2日制であれば、休みの日のうち1日は、アルバイトなどに充ててもいいかもしれません。
また、現在の給料が低い場合や、仕事がきつすぎて副業どころではない場合には、転職を検討することも対処方法のひとつです。
もちろん、転職先の給料が現在の職場の給料よりも低くなる可能性があるので、給料や各種手当、ボーナスなどをしっかりと調べてから行動に移しましょう。
能力が評価されていないと感じるときは、インセンティブ制度のある職場への転職することも、ひとつの方法です。基本給が低くても、成果が出た分だけ評価されるのであれば、収入を増やせる可能性があります。
また、現在の職場で収入を上げたい場合は、勤務先で求められている資格を取得し、資格手当を受けることを考えましょう。昇進につながる資格を取得すれば、いずれは昇進し、給料が増えるかもしれません。
さらに、自分のスキルや資格、人脈などを活かして独立することもできます。
ただし、独立して大幅に収入を増やせる人がいる一方、今よりも経済的に厳しい状況に陥る場合もあります。
収入を増やすために独立する場合は、本当に見込みが立つときのみ、実施するようにしましょう。

支出が多いときの対処方法

支出が多いときの対処方法

収支のバランスを分析した結果、収入が少ないことが判明したときは、支出を抑える方法について検討しましょう。
以下のような方法で、支出を抑えられる可能性があります。

  • 無駄遣いしているものを見直す
  • 食費の計画を立てる
  • 使っていない、あるいは価値がない固定費を見直す
  • 家賃が低いところに引っ越す

まずは、ステップ1で書き出した支出の中から、娯楽費などで無駄遣いと思われるものをチェックしましょう。お金がない状況を抜け出すために、明らかに不要な娯楽費などには支出を控えるべきです。
次に、食費の計画を立てましょう。食費は、生活に欠かせないものであるため、無理に抑える必要はありませんが、割高なお店で買っているときやフードロスが多いときは、買い物の仕方を見直す必要があるかもしれません。
「自炊を増やす」「食材は週に1、2回でまとめて購入する」「消耗品は安い価格のものを購入する」など、意識して日頃の支出を減らしていくことが大切です。
娯楽費や食費を見直した後に、あまり利用していない固定費と価値がないと思われる固定費を見直しましょう。
たとえば、携帯電話の基本料金が割高に感じるときは、携帯電話会社を変えることもひとつの方法です。
そのほか、サブスクリプションにかかる費用や、通っていない習い事やスポーツジム、保険の見直しなどもおこないましょう。
また、今よりも家賃の低いところに引っ越すことで、お金がない状況を改善できることもあります。
引っ越す際の敷金や礼金、不動産会社に支払う仲介手数料、引っ越し代など、短期的に見れば支出は増えてしまいますが、長期的に見れば、毎月の固定費を抑えられる可能性があります。

【ステップ3】現在お金がない状況に対応する

【ステップ3】現在お金がない状況に対応する

お金がない状況を抜け出す計画を立てたら、最後に現在の状況に対応しましょう。
次の3つは、お金がない状況を解決するために利用できる主な方法として、挙げられるものです。

  • 身の回りのものを売る
  • お金を借りる
  • お金がないときは質屋も検討する

それぞれの方法を具体的に解説します。

身の回りのものを売る

お金がない状況に対応するための方法として、身の回りのものを売ることが挙げられます。
たとえば、車を月に1回程度しか使わない場合などは、手放す方がいいかもしれません。手放すことで車を売ったお金が手に入るだけでなく、駐車場代や自動車保険料、自動車税、ガソリン代などを浮かせることができます。
ほかにも、一度時間を取って、家の中で売れそうな不用品がないか、探してみましょう。

お金を借りる

現在お金がない状況を解決するために、お金を借りる手段もあります。
今回はお金を借りる方法として、以下の2つを紹介します。

  • カードローンを利用する
  • クレジットカードのキャッシングを利用する

カードローンを利用する

カードローンとは、利用限度額の範囲内で、繰り返し利用が可能なローンのことです。
たとえば、利用限度額が50万円の場合、50万円を上限として、繰り返し借入れが可能になります。
レイクでは、Webで最短25分融資が可能です。はじめて契約する方は、21時まで(日曜日は18時)までにご契約手続きを完了(審査・必要書類の確認含む)すれば、当日中のお振込みをご利用いただけます。ただし一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
なお、ご契約には審査が必要です。また利息も発生しますので、事前に内容をご確認ください。

クレジットカードのキャッシングを利用する

既にキャッシング枠のあるクレジットカードを持っている場合、そのキャッシング枠を利用して、必要なお金を借りることができます。
ただし、消費者金融系カードローンには無利息期間が設定されていることがありますが、クレジットカードのキャッシング機能には、無利息期間がないことが多いので、借りた翌日から利息が発生する可能性もあります。
キャッシング枠がない場合は、クレジットカードを新たに発行、あるいは所有しているクレジットカードにキャッシング枠をつけてからキャッシングすることもできます。

お金がないときは質屋も検討する

売るものはないが、預けられるものはあるという場合は、質屋も検討しましょう。
質屋は、ものを預けてお金を借りる仕組みです。ブランドバッグやブランドの時計など、価値が高いと思われるものを預けることで、お金を借りられる可能性があります。
ただし、カードローンなどでお金を借りるよりも金利が高いケースがあり、返済期間が長引くと、返済総額がより高額になる場合が考えられます。
質屋を利用するときは、すぐに返せるかどうかを吟味してからにしましょう。
なお、万が一、指定された返済期間までに返済できない場合は、預けたものは質屋の所有になるので、最終的にものを売る方法のひとつとしても、質屋を活用できます。

お金がないときに絶対してはいけないNG行為

お金がないときは、焦ってしまい冷静な判断ができなくなることがあります。ちょっとした間違いがさらに状況を悪化させることにもなりかねないので、お金がないときは通常以上に慎重に行動するようにしましょう。
お金がないときでも絶対にしてはいけないNG行為を紹介します。ぜひ覚えて、状況悪化を防ぎましょう。

  • 違法業者からお金を借りる
  • ギャンブルや宝くじでお金を増やそうとする
  • 一般的な仕事より条件が良すぎる仕事に応募する

それぞれの行為について説明します。

違法業者からお金を借りる

闇金などの違法業者からお金を借りると、より事態を悪化させてしまう可能性が高いです。たとえば、脅迫のような取り立てや、違法な高額利息を請求されることもあります。
次のようなキャッチコピーでお金を貸そうとしている業者は、違法業者の可能性があります。絶対にお金を借りないようにしましょう。

  • 誰でも融資OK
  • 審査なしですぐに融資
  • 多重債務者でも大丈夫

SNSやインターネットを通じてお金の貸し借りをする個人間融資も、違法の可能性があります。トラブルや犯罪に巻き込まれる可能性もあるので、絶対にお金を借りないようにしましょう。

ギャンブルや宝くじでお金を増やそうとする

お金がない状況から抜け出そうと、ギャンブルや宝くじで一攫千金を狙う行為もNGです。ギャンブルや宝くじでお金が増える可能性は低く、手元にあるお金を失ってしまう可能性が高いです。
ギャンブルや宝くじなどでお金を増やそうとする方法は、確実性が低いといえます。生活に必要なお金は、仕事をするなどの確実性の高い方法で得ることが大切です。

一般的な仕事より条件が良すぎる仕事に応募する

一般的な仕事より条件が良すぎる仕事は「闇バイト」の可能性があります。闇バイトとは「裏バイト」とも呼ばれ、違法な行為で報酬を得るアルバイトのことです。
次のような文句で働き手を募集しているときは、闇バイトの可能性が高いです。

  • 誰でもすぐ稼げる
  • 簡単に高収入

お金に困っていても、上記のような求人には応じないよう注意しましょう。

お金がない人の特徴とは?

お金がない人には、次のような特徴が見られることが多いです。

  • 収入と支出を把握できていない
  • 浪費が多い
  • 生活水準が収入に見合っていない

いずれかに該当する方は注意が必要です。具体的にどのような方を示す特徴なのか説明します。

収入と支出を把握できていない

自分の収入と支出を把握できていないと、収入に対して使えるお金がいくらあるのか把握できません。当然、使えるお金以上にお金を使ってしまうと、支払いができない、給料日前にお金がない、という事態に陥ることになります。
収入と支出を把握できていれば、使えるお金がいくらなのかが分かり、支出が収入を超えないように管理できます。まずは家計簿をつけて、収入と支出を正確に把握しましょう。

浪費が多い

お金がない人は浪費が多い傾向にあります。たとえば、次のいずれかに心当たりがある方は、自分が浪費家であることを認識し、お金の使い方を見直すようにしましょう。

  • 使わない物やあまり必要のない物まで買ってしまう
  • お酒やタバコなどの嗜好品にお金を使いすぎている
  • ギャンブルにお金を使う
  • 外食やカフェに行く回数が多い

気分転換や息抜きなどに必要な出費もありますが、お金がない状態にならない程度に楽しむことが大切です。

生活水準が収入に見合っていない

お金がない人は家賃や生活費、趣味や娯楽に使うお金などが、収入に見合っていない可能性があります。たとえば、家賃は収入の3割程度が望ましいと言われていますが、収入に対して家賃が高すぎる部屋を借りていると、それだけでもお金がなくなる要因になりかねません。
一人暮らしの社会人の生活費平均を紹介するので参考にしてください。

実収入 356,376円
実支出 236,033円
消費支出 171,815円
食費 39,884円
住居費(※) 29,637円
光熱・水道 10,225円
家具・家事用品 6,151円
被服及び履物 5,932円
保健医療 6,540円
交通・通信 23,734円
教育 14円
教養娯楽 19,710円
その他消費支出 29,988円
非消費支出 64,218円
直接税 25,287円
社会保険料 38,906円
他の非消費支出 25円

実収入

実収入 356,376円

実支出

実支出 236,033円
消費支出 171,815円
食費 39,884円
住居費(※) 29,637円
光熱・水道 10,225円
家具・家事用品 6,151円
被服及び履物 5,932円
保健医療 6,540円
交通・通信 23,734円
教育 14円
教養娯楽 19,710円
その他消費支出 29,988円
非消費支出 64,218円
直接税 25,287円
社会保険料 38,906円
他の非消費支出 25円
  • 持家率は33.2%、家賃・地代を支払っている世帯の割合は58.1%

緊急性が高い場合はカードローンの利用を検討しよう

特に緊急性が高く、急いでいる場合は、カードローンの利用を検討しましょう。
中には、申込みした当日に借りられる、最短即日融資に対応しているカードローンもあります。最短即日融資に対応しているレイクでは、Webで最短25分融資が可能です。
はじめて契約する方は、21時まで(日曜日は18時)までにご契約手続きを完了(審査・必要書類の確認含む)すれば、当日中のお振込みをご利用いただけます。
また、レイクには以下の3つの無利息サービスがあり、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

それぞれ、はじめてご契約のお客さま限定で、ご利用できます。お急ぎの方や、無利息期間があるカードローンをご希望の方は、ぜひご検討ください。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕のある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額から検討可能お借入れ額を調べることもできます。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式から分かるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

お金がないときこそ、将来を見据えた冷静な対応が必要です。
まずは収支を把握し、収入が足りないのか支出が多すぎるのか分析します。普段の行動を振り返り、なぜお金がなくなったのか考えてみましょう。
今後、常にお金が不足する状況に陥らないよう、環境を整えていきましょう。
緊急に対応する必要がある場合は、カードローンの利用を検討することも、ひとつの方法として挙げられます。
なお、カードローンを利用の際は、借入れる前に返済計画を立てておくなど、計画的に無理なく利用しましょう。

監修者:新井 智美

監修者:

新井 智美

プロフィール:

コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績 は2,000本を超える。

資格情報:

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員