急な出費が発生したらどうする?
お金がないときの5つの対処方法と事例一覧を紹介

公開日:2022年6月9日

更新日:2023年12月18日

急な出費が発生したらどうする?お金がないときの5つの対処方法と事例一覧を紹介

友人の結婚式や急な飲み会の誘いなど、予定外の出来事が起こり、急な出費が生じることは誰にでもあります。
貯金が十分にあればスムーズに支払えますが、貯金が十分になく、急な出費が重なった場合は、支払いが難しくなることもあるでしょう。
この記事では、急な出費に対応する方法や、今すぐお金が必要な場合に対応できる方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。

お金がない!急な出費に対処する5つの方法

将来的な出費には、緊急用口座を作り貯金をすることで対処できますが、急な出費が発生して、困る方は多いでしょう。
急な出費が生じている場合にすぐ対応できる方法として、以下の5つをご紹介します。

  • 不用品を買い取り業者やオークションで売る
  • 日払いのアルバイトをする
  • カードローンを利用する
  • クレジットカードのキャッシング枠を利用する
  • 取り崩せる資産がないか確認する

それぞれ、詳しく解説します。

不用品を買い取り業者やオークションで売る

不用品を買い取り業者やオークションで売る

急な出費に対処する方法として、不用品を売ることが考えられます。
まずは、家の中を見渡して、自分にとっては必要のないものでも、売れそうなものを探してみましょう。
不用品を売る方法として、「買い取り業者」と「オークション」を利用する方法があります。
バッグやスカーフ、時計のブランド品や金(きん)を持っている場合は、買い取り業者に売るのがおすすめです。いずれもその場で買い取ってくれるので、お金を用意する時間がない場合に、利用できる方法です。
しかし、1社だけに持ち込むと、相場よりも低い値段で売ることにもなりかねません。いくつかの業者で査定してもらったうえで比較すると、妥当な値段で売ることができます。
また、すぐに取引が成立しない恐れもありますが、オークションを利用する方法もあります。コレクターズアイテムは、インターネットオークションで売ると高額になることもあります。
ただしインターネットで販売する場合には、売れてから入金されるまでに時間がかかる傾向があります。場合によっては入金が翌月以降になることもあるので、注意が必要です。

日払いのアルバイトをする

売る品物がない場合は、日払いのアルバイトを検討してみてはいかがでしょうか。
日払いのアルバイトとは、働いたその日に給料を受取るアルバイトのことで、空いている時間をお金に換えることができます。
ただし、急な出費に対応するためには、早く給料を受取る必要があり、すべての日給のアルバイトや単発のアルバイトが日払いではない点に注意が必要です。給料が支払われるまでに時間がかかり、急な出費に間に合わないこともあります。
支払方法と支払予定日は事前に確認しておきましょう。
なお、アルバイトなどの副業に関しては、会社の規則や確定申告など、いくつか注意すべき点があります。

カードローンを利用する

売る品物がなく、アルバイトする時間もない場合は、カードローンを利用する方法があります。
カードローンとは、利用限度額の範囲内で、繰り返しご利用が可能なローンのことです。
なお、カードローンのなかには、消費者金融系と銀行系があります。
消費者金融系カードローンには、Webでのお申込みでお借入れまでが最短即日で借入れできるものもありますが、銀行系カードローンは、最短でも翌営業日以降の融資となります。
いつまでにお金が必要かによって、適切なカードローンを選ぶことが大切です。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

お手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がある場合は、設定された限度額内でお金が借りられます。使い方はカードローンと同じで、ATMに挿入するか、会員ページから振込融資の手続きをしてください。
ただし、お手持ちのクレジットカードにキャッシング枠がついていない場合や、クレジットカードをお持ちでない場合は利用できません。クレジットカード会社に連絡してキャッシング枠をつけてもらうか、新規にクレジットカードの申込みが必要です。

取り崩せる資産がないか確認する

定期預金や財形貯蓄など、取り崩せる資産がないか確認してみましょう。貯金は減りますが、お金を銀行や貸金業者に借りる場合と比べ、利息を負担しなくてよいので、その分負担は少なく済みます。
また、株式や債券を持っている場合は、売却を検討してみてもよいでしょう。

急な出費の事例を一覧で紹介

急な出費でよくある事例として、以下が挙げられます。

出費の例 かかる費用のめやす
ケガや病気で入院、手術した際の費用 入院:1日約2万円
手術:大腸ポリープ切除約5万円・
総胆管結石約11万円~15万円(※)
家電や車などが壊れた際の修理代 冷蔵庫が冷えない:2万円~12万円
車のへこみ:2万円~10万円
冠婚葬祭 友人の結婚式の祝い金:3万円
兄弟姉妹の結婚式の祝い金:3万円~10万円
職場の同僚や友人との食事、飲み会 3,000円~5,000円
交通違反の反則金 速度超過:9,000円~3.5万円
  • 3割負担の場合

以下でそれぞれ詳しく解説します。

ケガや病気で入院、手術した際の費用

ケガや病気は事前に予測できません。入院費用や手術代がかかるだけでなく、一定期間は仕事に行けなくなるので、収入が減ってしまう可能性があります。
収入が減ると、治療にかかる費用を支払うことがさらに難しくなります。

家電や車などが壊れた際の修理代

家電や車などが壊れる時期も予測が難しく、思わぬ出費になります。場合によっては修理では対応できず、新しく購入する必要が出てくるかもしれません。
また、洗濯機が壊れたと思ったら、エアコンや冷蔵庫も寿命で使えなくなり、一度に複数の家電を買わなくてはいけない場合もあります。

冠婚葬祭

冠婚葬祭も、事前に予測できるとは限りません。普段からあまり連絡を取り合っていない方であれば、結婚式やお葬式の連絡が急にあった際に焦ってしまう場合があります。

職場の同僚や友人との食事、飲み会

職場の同僚や友人との食事、飲み会も、当日になって急に決まることがあります。1回あたりの負担額は少なくても、何度も続くと家計に影響をおよぼします。

交通違反の反則金

たとえば、Uターンした場所がUターン禁止だった、少し急いだら速度オーバーしていたなどで、意図せずに交通違反をしてしまう場合があります。
違反により交通反則告知書が交付された際には、反則金を納付しなければなりません。
反則金の有無に関わらず、標識を確認しながら運転する、急いでいても制限速度は守るなど交通ルールを守って運転することを心がけましょう。

特別な出費の事例を一覧で紹介

年に数回、または数年に1度程度の特別な出費も、決しておろそかにできません。出費が続くと家計に影響をおよぼすため、普段から備えておくことが大切です。

出費の例 かかる費用のめやす・時期
車検代・マンションの更新料 車検代:約5〜10万円・2年に一度
更新料:家賃1ヵ月分・2年に一度
イベント費用 忘年会:3,000円~5,000円/回・12月
旅行:数万~数十万円・年に数回
七五三:3~5万円程度・10~11月
子どもの学費 大学初年度(国公立):80万~100万円・入学前
大学初年度(私立):120万~160万円(※)・入学前
  • 医・歯学部系除く

車検代・マンションの更新料

車を持っている場合、2年に1回は車検代がかかります。車検代は車両重量などによって異なります。また、車体にトラブルが見つかると整備が必要になり、高額になることがあります。
また、賃貸物件に暮らしている場合は、2年に1回更新料がかかります。決して安くはないため、計画的に準備しておきましょう。

イベント費用

忘年会や旅行、子どもがいる方であれば七五三など、イベントの費用もかかります。
忘年会は数回参加する場合はその分費用がかさみます。また、旅行費用は日帰り、国内旅行、海外旅行でもかかる費用が変わってきます。
あまりにも節約してしまうとせっかくのイベントが楽しめないため、無理のない程度に節約しましょう。

子どもの学費

子どもがいる場合は、学費も必要です。とりわけ大学は費用がかさむため備えておくことが大切です。
たとえば、国公立を第一志望としていても、何らかの事情で私立大学に進学する場合もあります。急な進路変更も想定して、お金を貯めておきましょう。

急な出費に備えるためには普段から貯金をしよう

急な出費に備えるためには普段から貯金をしよう

日頃から計画的に貯金をしていれば、急な出費に対処できます。
おすすめの方法は、緊急用口座を作って、生活費とは別に管理する方法です。
生活費と同じ口座で急な出費に対応していると、気付かぬうちにお金を使ってしまい、急な出費が必要な場合に、残高がない状態になる可能性があります。
毎月の収入のなかから、緊急用口座に入金する金額を決めておけば、継続的に貯金しておくことができ、いざというときでもスムーズに対応できます。

緊急性が高い場合は消費者金融系カードローンがおすすめ

緊急性が高い場合は消費者金融系カードローンがおすすめ

前述のとおり、消費者金融系カードローンは、Webからのお申込みでお借入れまでが最短即日で可能なケースもあります。
申込んだ当日に借りられるので、緊急性が高い場合にも対応しやすいです。
また、消費者金融系カードローンのなかには、無利息期間が設定されているものもあります。
無利息期間とは、利息が発生しない期間のことです。無利息期間内に借りたお金を全額返済すれば、利息なしでカードローンがご利用いただけます。
レイクは、Webからのお申込みで21時(日曜日は18時)までに審査・必要書類の確認を含むご契約手続きが完了した場合、最短25分でお借入れが可能です。ただし一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
その日のうちにお借入れできる可能性があるため、急な出費にも対応できます。
また、はじめてご契約の方ならご都合にあわせて3つの無利息サービスから選んでご利用いただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

なるべく利息を抑えたい方は、ぜひご利用ください。

消費者金融系カードローンを申込む流れ

消費者金融系カードローンを申込む流れは、以下になります。

  1. Webや電話、店頭窓口でお申込み
  2. 審査
  3. ご契約
  4. お借入れ

まず、Webや電話、店頭窓口でお申込みをします。急いでいる場合、どのお申込方法が適しているかの情報をホームページで公開しているカードローン会社は多いです。慌てずに、まずはお申込みからお借入れまで、最短で進められる方法をチェックしてみてください。
一般的には、Webでのお申込みが簡単です。電話や店頭窓口は混み合うことも多いので、可能ならWebからお申込みください。さらにWeb申込みは、外出先や移動中でも申込めるメリットがあります。
お申込みのお手続きが終わると、カードローン会社による審査が始まります。
審査で融資可能となれば、次はご契約に進みます。
店頭窓口で紙の契約書に記入する方法や、郵送で届く契約書に記入して返送する方法がありますが、近年ではWeb契約に対応しているカードローン会社も増えています。
ご契約が終わると、最後はお借入れです。カードを発行した場合は、カードを使ってATMからお借入れできます。また、カードが届く前やカードを発行しないご契約では、お振込みによるお借入れやスマートフォンを使用してATMからお借入れできる場合もあります。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済が始まります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます(※)。
毎月のご返済額からお借入れ可能額を調べることもできます。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせて3つの無利息期間からお選びいただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

急な出費が発生したときのために、日頃から計画的に貯金をしておきましょう。緊急用口座を作って、生活費とは別にお金を貯めておくことがおすすめです。
現在、急な出費が発生していて、すぐに支払いが必要な場合は、売れそうな不用品があれば、オークションや買い取り業者の利用も検討しましょう。そのほか、日払いのアルバイトをする方法などもあります。
緊急性が高い場合や、売れそうな不用品がない場合は、カードローンのご利用もご検討ください。
消費者金融系カードローンは最短で即日融資が可能なので、急ぎの場合にも対応しやすいです。レイクは、Webで21時(日曜日は18時)までにご契約手続きを完了すると最短25分でお借入れが可能です。急ぎの場合は、ぜひご検討ください。

監修者:内山 貴博

監修者:

内山 貴博

プロフィール:

1978年生まれ。証券会社の本社部門に勤務後、2006年に独立。金融リテラシーを高めることがFPの役割だと感じ、FP相談やセミナーなどの活動をおこなっている。また動画チャンネル「FPお金レッスン」では投資初心者向け、FP学習者向けのコンテンツを提供中。主な著書に「駆け出しFPの事件簿」(きんざい)、「お金の使い方テク」(朝日新聞出版)がある。

資格情報:

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士