貸付とは?
意味や種類、利用する時の注意点を解説!

公開日:2022年8月30日

貸付とは?意味や種類、利用する時の注意点を解説!

「貸付」とは具体的にどのような意味か疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
貸付のほかにお金にまつわる用語として「融資」や「借入れ」がありますが、それぞれを混同してしまう方も多いかもしれません。
また、貸付と一括りにいってもさまざまな種類があり、特徴が異なるので、それぞれの違いを理解し、自分にあったものを活用することが大切です。
この記事では、貸付の意味や種類、注意点について解説するので、「貸付」の言葉の意味がはっきりせず「融資」や「借入れ」などとの違いについても曖昧でよくわからないという方は参考にしてください。

貸付とはどういう意味?

「貸付」とは、金利や返済期日など特定の条件を決めてお金や品物、もしくは権利などを貸すことを指します。
貸付にあたり担保が必要になるものや、無担保でも借入れできるものなど、貸付条件は貸付業者によって異なるため注意しましょう。
例えば金融機関などから借入れをおこなう場合には、あらかじめホームページや商品説明資料で貸付にともなう条件をしっかり確認しておくことが大切です。

「融資」や「借入れ」とは?貸付とは何が違うかを解説

貸付と混同しやすい言葉として「融資」があります。
融資とは、資金を融通することを意味し、金融機関が利用者に必要な資金を貸し出す際などに使われる言葉です。
「融資」の場合は、主にお金を融通することに対して使われる一方で、「貸付」の場合、主にお金について用いられることがほとんどですが、物品や権利などお金以外のものにも使われることもあります。
また、そのほか混同しやすい言葉としては「借入れ」がありますが、借入れとはお金や品物を借りることを指す言葉です。
つまり、「貸付」や「融資」は貸す側から見た言葉であり、「借入れ」は借り手側から見た言葉となります。
例えば文章で表現するとすれば「銀行は顧客への融資(貸付)をおこなっている」、「私は銀行から借入れがある」などが適切でしょう。

金融の貸付方法は4種類ある

金融の貸付方法には主に下記の4種類の形態があります。

  • 証書貸付
  • 手形貸付
  • 手形割引
  • 当座貸越

それぞれの特徴について以下で詳しく紹介します。

証書貸付とは

証書貸付とは、金融機関が借入れ額、金利、期間、返済方法などの貸付条件を記入した借用証書(金銭消費貸借契約書)の差入れを受けておこなう貸付のことを指します。
金銭消費貸借契約書は全国銀行協会連合会の書式例に基づいて作成されたひな形が各金融機関で用意されていることが一般的です。
証書貸付は住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどにおいて採用されており、金銭消費貸付契約証書に基づく返済が必要です。

手形貸付とは

手形貸付とは、金融機関が借用証書のかわりに借主から約束手形(一定期日に一定金額を支払うことを約束する手形)を振出(手形および小切手を発行する行為)させて貸付をおこなう形態のことを指します。
基本的には1年以内の短期の返済期間であるため、売掛金が入金されるまでの資金として利用するケースが多いとされています。
注意点としては、返済が滞り「手形不渡り」が発生すると信用力が低下するほか、同一手形交換所管内で6か月以内に2回不渡りを起こした場合、銀行から取引停止処分を受けることになります。

手形割引とは

手形割引とは、銀行などの金融機関に手形を譲渡し、手形金額から支払期日までの利息(割引手数料)を差引いた金額を受け取ることです。
手形の支払期日を待たずに現金を調達できるというメリットがありますが、割引手数料が差し引かれる点には注意が必要です。
手形割引は、約束手形の支払期日前にどうしても資金調達が必要となった場合に利用されることが一般的です。

当座貸越とは

当座貸越とは「当座貸越契約」を交わすことにより、利用限度額の範囲内で借入れをすることができます。
当座貸越の仕組みは個人向けのカードローンをイメージすると理解しやすいです。
当座貸越には、個人向けに総合口座定期預金を担保として自動的に融資をおこなう方法があります。引き落としの際に預金口座に残高がなくても当座貸越の機能によって、延滞を防ぐことが可能です。
「一般当座貸越」と「専用当座貸越」があるので、それぞれの違いを押さえておきましょう。
「一般当座貸越」は口座残高が不足した場合に自動的に貸越となる契約です。小切手や手形の決済をおこなう際に残高不足になった場合などに、当座貸越によって不渡りを避けることができるといったメリットがあります。
一方で「専用当座貸越」では限度額の範囲内であれば自分のタイミングで繰り返し借入れや返済ができるという契約です。

当座貸越では担保が必要な場合にはその担保の評価額に応じて限度額が決まり、担保が不要な場合には、申込条件が厳しく設定されていることが多く、月商(毎月の商取引総額)などで限度額を決める場合があります。

即日融資を受けたいなら消費者金融のカードローン

急な出費などによりお金が必要になった場合、消費者金融カードローンだと対応可能な可能性があります。
カードローンには銀行カードローンもありますが、銀行カードローンの場合は即日融資が難しく、最短でも翌営業日以降の融資となるため、もし急ぎの場合には消費者金融カードローンを検討するといいでしょう。
消費者金融カードローンでは最短即日融資に対応していることが多いほか、なかには無利息期間があり利息を抑えての借入れができる場合もあります。
例えば、レイクでは24時間365日Webからの申込みに対応しています。
Webでお申込みの後、審査に通過すればそのままWebでのご契約、Webで最短25分融資も可能です。

  • 21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間を除きます。

お急ぎで融資を必要としている方や、利息を抑えてのお借入れをご希望の方はレイクのご利用をご検討ください。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは最短即日融資に対応しているほか、限度額の範囲内であれば繰り返し借入れが可能なため、緊急でお金が必要になった場合などに便利です。
しかし、カードローンを利用するにあたっては下記の点に注意しましょう。

  • 事前に返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの条件を確認する

それぞれについて以下で詳しく紹介します。

事前に返済計画を立てる

カードローンにて借入れをおこなうと毎月の返済がスタートします。
返済にあたっては金利(実質年率)に基づいた利息が元本に上乗せされるため、借入れる前にあらかじめ毎月どのくらいの返済額になるか理解しておくことが大切です。
返済額を確認し、返済計画を立てておくことで無理なく返済できるほか、過度な借入れをしてしまい返済額が多くなり返済できなくなることを防止することができるでしょう。
また、カードローンでは利用可能額の範囲内で追加借入れが可能ですが、追加で借入れた場合にはその都度返済計画を見直すことが大切です。
返済計画は、カードローン会社が提供する返済シミュレーションを活用すると良いでしょう。
例えばレイクでも「ご返済シミュレーション」にて、毎月の返済額などをシミュレーションできるため、お借入れ前にぜひご活用ください。(※)

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご確認ください。

金利や無利息期間などの条件を確認する

カードローン会社のなかには無利息期間を提供している会社もあり、上手く活用することで利息が抑えられる可能性があります。
しかし、無利息期間はカードローン会社によって異なるため、いつからいつまでが無利息となるのかについては正確に把握しておくことが大切です。
レイクでははじめてご契約する方に下記3つの選べる無利息サービスを提供しています。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

また、適用金利もカードローン各社によって異なるため、利用を検討しているカードローンの適用金利はあらかじめカードローン会社の公式サイトなどから確認しておきましょう。ただし、設定される適用金利は限度額や審査によって個別に決まるということは注意しておきましょう。

まとめ

貸付とは、金利や返済期日など特定の条件を決めてお金や品物、もしくは権利などを貸すことを指し、主に「証書貸付」、「手形貸付」、「手形割引」、「当座貸越」の4種類があります。
それぞれ特徴が異なるほか、提供している会社によって条件などが異なる場合があるため注意しましょう。
もし急な出費でお金に困っているのであれば当座貸越(専用当座貸越)の一種である消費者金融カードローンも資金調達の手段の一つです。
レイクでは最短即日融資に対応しているほか、初めてのご利用の方に選べる無利息サービスも提供しているので、ぜひレイクをご検討ください。

監修者:新井 智美

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新井 智美

プロフィール:

コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績 は2,000本を超える。

資格情報:

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員