一人暮らしの引っ越し費用はどれくらい?
料金の相場や安く抑えるコツも紹介

公開日:2022年10月12日

一人暮らしの引っ越し費用はどれくらい?料金の相場や安く抑えるコツも紹介

一人暮らしをはじめる際には、引っ越しが必要になります。引っ越し費用にはどの程度お金が必要なのか相場を知っておくと、事前に資金を用意しやすくなるでしょう。
この記事では、一人暮らしの引っ越し費用の相場を通常期と繁忙期に分けて紹介します。引っ越し費用を安く抑えるコツや、資金が足りない場合の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

一人暮らしの引っ越し費用の相場はどのくらい?

引っ越し費用は、時期や距離、荷物の多さによって相場が異なります。通常期(5~1月)と繁忙期(2~4月)に分けて解説します。

通常期の一人暮らしの引っ越し費用相場

5~1月は繁忙期と比べると混み合わないので、引っ越し費用も比較的安価です。SUUMOが算出したデータよると、通常期における一人暮らしの引っ越しでは、荷物が少ない方で約4.4万円、多い方は約5.7万円が相場になります。

単身者(荷物小) 単身者(荷物大)
全平均 43,764円 56,964円
~15km未満 (同市区町村程度) 36,173円 48,058円
~50km未満 (同都道府県程度) 38,465円 49,406円
~200km未満 (同一地方程度) 45,796円 64,756円
~500km未満 (近隣地方程度) 54,951円 80,103円
500km以上 (遠距離地方程度) 64,519円 99,350円

繁忙期の一人暮らしの引っ越し費用相場

転勤や就職、進学などで2~4月に引っ越す方は多いため、2~4月の引っ越し料金はほかの時期より高くなります。SUUMOが算出したデータによると、荷物が少ない方で約5.1万、多い方は約7.4万円が相場になります。

単身者(荷物小) 単身者(荷物大)
全平均 51,479円 74,430円
~15km未満 (同市区町村程度) 41,643円 58,037円
~50km未満 (同都道府県程度) 47,046円 62,733円
~200km未満 (同一地方程度) 50,640円 82,151円
~500km未満 (近隣地方程度) 57,666円 95,646円
500km以上 (遠距離地方程度) 68,640円 117,857円

一人暮らしの引っ越し費用を抑える方法

新生活にはさまざまなお金がかかるため、引っ越し費用はなるべく低く抑えましょう。次の方法を実践することで、引っ越し費用を安く抑えられます。

  • 引っ越し業者の繁忙期を避けて引っ越しをする
  • 荷物の量を減らす
  • 引っ越し業者の相見積もりを取って比較する
  • 土日祝日や月末月初を避ける
  • 日にちや時間を指定しない
  • 荷造りや荷解きは自分でおこなう
  • 自分で荷物を運ぶ

それぞれの方法について見ていきましょう。

引っ越し業者の繁忙期を避けて引っ越しをする

どの引っ越し業者も、繁忙期の料金は高い傾向にあります。引っ越しの時期を自分で調整できる方は、繁忙期を避けて依頼しましょう。

荷物の量を減らす

引っ越し料金は荷物の量によっても上下します。家具などのかさばるものは引っ越し先で購入するなど、荷物の量を減らす工夫をしましょう。

引っ越し業者の相見積もりを取って料金を比較する

相見積もりすることで、引っ越し業者と交渉しやすくなります。また、おおよその相場がわかるため、割高な業者を避けることもできます。

土日祝日や月末月初を避ける

引っ越したい人が多いときは高めの料金に設定されます。土日祝日や月末月初は割高なことがあるので、会社に勤めている方は有給休暇などを活用し、月半ばの平日を狙ってみましょう。

日にちや時間を指定しない

日にちや時間を指定しないで申込むことで割安料金が適用されるプランやキャンペーンを実施している引っ越し業者もあります。日程や時間に比較的融通が利く方は、利用を検討してみましょう。

荷造りや荷解きは自分でおこなう

荷造りや荷解きも引っ越し業者に任せるプランは、割高なことがあります。できれば荷造りや荷解きなどは自分でおこなうようにしましょう。
ただし、自分で荷造り・荷解きの作業をおこなうと、ガラスなどが割れたときに補償が適用されない可能性があります。大切な物の荷造り・荷解きは、引っ越し業者に任せるほういいかもしれません。

自分で荷物を運ぶ

引っ越し業者を使わず、自分の車やレンタカーを使って引っ越しすれば引っ越し費用を抑えることができます。一人で運べない大きな荷物がある場合は、家族や友人の協力を得られるか相談してみましょう。
荷物が少ない場合は一人でも引っ越しは可能かもしれません。ただし、2階以上の物件に引っ越す場合、エレベーターがないと大きな負担がかかります。
荷物の多さや引っ越し先の設備環境などを踏まえて、引っ越し業者を利用するか検討しましょう。

引っ越し費用が足りない時の対処法

引っ越し費用が足りない時の対処法

引っ越し費用が足りないときは、次の方法を検討してみましょう。

  • 不用品を売却する
  • 質屋を利用する
  • クレジットカードを利用する
  • カードローンの利用を検討する

それぞれの方法のメリットや注意点を紹介します。

不用品を売却する

引っ越しの荷造りをする際に、不用品が見つかることがあります。状態がいいものであれば、売却するのはいかがでしょうか。お金が手に入るだけでなく、荷物も減るため引っ越し費用も抑えられます。
ただし、フリマアプリやインターネットオークションを利用する場合は、売れても入金まで日数がかかるので注意が必要です。早めに現金を受け取りたいときは、店頭買取サービスを利用しましょう。

質屋を利用する

質屋に質草を預け、お金を借りる方法もあります。期日に元金と質料(利息+保管料)を支払いますが、質料は金融機関のローンの利息よりも高い傾向にあるため注意が必要です。質屋にもよりますが、年利50%以上に設定されていることもあります。
質屋では質草を預けてお金を貸すサービスだけでなく、不用品を買い取るサービスも実施しています。買い取りであれば手数料がかからず、返済する必要もないので、利用しやすいかもしれません。

クレジットカードを利用する

クレジットカード払いに対応している引っ越し業者も多くあります。現金での支払いが難しいときは、クレジットカード払いも検討してみましょう。
一括での支払いが難しいときは、事前に引っ越し業者に分割払いに対応しているか確認しておきます。ただし、一括払いと二回払いは基本的には手数料は不要ですが、三回以上の分割払いを選択すると手数料がかかることがあるので注意が必要です。

カードローンの利用を検討する

カードローンは原則として使途自由のローンのため、引っ越し料金の支払いにも利用できます。消費者金融のカードローンであれば申込んだ当日中に借りられることもあるので、引っ越し日が迫っているときはカードローンも検討してみましょう。
レイクでは、21時(日曜日は18時)までに審査・必要書類の確認を含むご契約手続きが完了した場合、最短25分でお借入れが可能です。ただし一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。お急ぎのときもご検討ください。

カードローンを利用する際の注意点

一人暮らしをはじめると、家賃や光熱費などの支払いが増えるため、今まで以上の出費となります。カードローンを利用すると、さらに返済分も増えるので、無理なく返済できるのか考慮して利用を検討しましょう。

カードローンを利用する際の注意点としては、次の3つが挙げられます。

  • 返済計画を立てる
  • 契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

それぞれ何に注意すべきか具体的に解説します。

返済計画を立てる

無理なく返済するためにも、借りる前に返済計画を立てましょう。各カードローン会社では返済シミュレーション機能があるので、活用してみてはいかがでしょうか。
レイクでは、ご希望契約額から毎月の返済額や返済期間が確認できる「ご返済シミュレーション」があります。ぜひ活用して、無理のない返済計画を立てる際にお役立てください。

契約内容を確認する

カードローンを利用するときは、適用金利や利用限度額などの契約内容を確認しておきましょう。また、無利息サービスを提供しているカードローンであれば、無利息期間についても確認しておくことが必要です。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、以下のいずれかの無利息サービスをお選びいただけます。利息を抑えて引っ越し費用を借りたい方も、ぜひご検討ください。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

どの無利息サービスが一番利息の負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もあるので、ぜひ活用してください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額を返済することで利用残高が減り、利息も少なくなります。
レイクでは、毎月一回の定期的なご返済以外にも、一括返済や多めの金額を返済することもできます対応しています。ぜひご利用ください。
なお、毎月一回のご返済日は、無利息期間中も訪れます。無利息期間中にご返済が滞った場合、無利息期間が終了してしまいます。無利息サービスを上手に活用するためにも、会員ページでご返済日とご返済額を確認し、ご返済ください。

まとめ

一人暮らしをはじめる際は、引っ越し費用も見積もっておきましょう。予算があまり取れない場合は、時期や曜日、時間帯などを選ぶことで引っ越し費用を抑えましょう。
荷物の量を極力減らしておくことも、引っ越し料金を安くするポイントです。また、引っ越し費用が足りない場合はカードローンも検討できます。
カードローンは原則として使途自由のローンのため、引っ越し費用以外にも家具や家電の購入、住宅契約の際の敷金・礼金の支払いなどにも利用できます。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士