一人暮らしの引越し費用相場は?
安く抑えるコツや交渉のポイントも紹介
更新日:2026年6月29日
公開日:2022年10月12日
通常、一人暮らしをはじめる際には引越しが必要になります。一人暮らしを考えている方のなかには、「一人暮らしの引越し費用がいくらかかるか不安」「費用を抑えたい」という方もいるのではないでしょうか。
引越し費用は時期によって料金相場が変動するため、タイミングによっては費用を抑えられる可能性があります。また、料金を交渉できるケースも少なくありません。
この記事では、引越し費用の違いや、一人暮らしの引越しの費用相場、費用を抑える方法、うまく交渉する方法などを紹介します。費用を抑えても手持ちの資金が足りない場合の対処法も併せて解説するので、一人暮らしを考えている方はぜひ参考にしてください。
一人暮らしの引越し費用は時期で変わる!引越しにおすすめの時期は?
一人暮らしの引越し費用は、以下の期間によって変動します。
- 引越し業者の繁忙期
- 引越し業者の通常期・閑散期
それぞれ何月が該当するか、またどの程度費用が変わるのかを見ていきましょう。
引越し業者の繁忙期
一般的に引越し業者の繁忙期は、2~4月です。新年度を迎えるこの時期は、社会人だけでなく学生の引越しも一気に増えるため、引越し業界はかなり忙しくなります。特に3月後半から4月の1週目は、最繁忙期とされています。
この時期は、引越しの予約自体が取れないことも多いので、住居を移す予定がある場合は早めに予約しましょう。
どうしてもこのタイミングで引越しする必要がある場合を除き、この時期は避けたほうが費用を抑えやすくなります。
引越し業者の通常期・閑散期
一般的に引越し業者の通常期は、5月から翌年の1月にかけてとされます。
このなかでも、梅雨の6月、暑い8月、転勤が少なく年末の引越しラッシュ前の11月は閑散期です。また、年末の引越しラッシュが落ち着いた1月も、比較的引越しの需要が低い時期とされています。
このタイミングを狙って引越しをすれば、繁忙期の2~4割程度費用を抑えられるケースも珍しくありません。さらに、平日を選べば、5割程度まで抑えられることもあります。
ただし、通常期とされる期間内でも、夏休みに入ったばかりの7月下旬や転勤が多くなる9・10月は、やや引越しが多い傾向です。そのため、期待するほど費用が安くならないかもしれません。
なお、引越し業者の閑散期は、不動産業界も閑散期に当たるケースが多く、家賃や初期費用が安くなることもあります。
以下のページでは、世帯人数別や距離別の引越し費用の相場を詳しく解説しているので、参考にしてください。
一人暮らしの引越し費用の相場はどのくらい?
引越し費用は、時期や距離、荷物の多さによって相場が異なります。
以下の期間に分けて、一人暮らしの引越し費用の相場を見ていきましょう。
- 通常期
- 繁忙期
通常期の一人暮らしの引越し費用相場
5~1月は繁忙期と比べると混み合わないので、引越し費用も比較的安価です。SUUMOが算出したデータによると、通常期における一人暮らしの引越しでは、荷物が少ない方で約4.8万円、多い方は約6万円が相場になります。
| 単身者(荷物小) | 単身者(荷物大) | |
|---|---|---|
| 全平均 | 47,878円 | 59,940円 |
| ~15km未満 (同市区町村程度) | 38,853円 | 50,859円 |
| ~50km未満 (同都道府県程度) | 41,679円 | 52,222円 |
| ~200km未満 (同一地方程度) | 52,739円 | 67,713円 |
| ~500km未満 (近隣地方程度) | 65,933円 | 86,087円 |
| 500km以上 (遠距離地方程度) | 81,359円 | 106,273円 |
出典:「引っ越し見積もり費用の相場はいくら?
時期・移動距離別の料金や業者の選び方、安くするコツを紹介」
(SUUMO)
繁忙期の一人暮らしの引越し費用相場
転勤や就職、進学などで2~4月に引越す方は多いため、2~4月の引越し料金はほかの時期より高くなります。SUUMOが算出したデータによると、荷物が少ない方で約6.1万、多い方は約8.2万円が相場になります。
| 単身者(荷物小) | 単身者(荷物大) | |
|---|---|---|
| 全平均 | 61,131円 | 82,148円 |
| ~15km未満 (同市区町村程度) | 45,893円 | 62,318円 |
| ~50km未満 (同都道府県程度) | 51,626円 | 68,070円 |
| ~200km未満 (同一地方程度) | 66,981円 | 90,458円 |
| ~500km未満 (近隣地方程度) | 82,848円 | 114,908円 |
| 500km以上 (遠距離地方程度) | 99,820円 | 137,194円 |
一人暮らしの引越し費用を抑える方法
新生活にはさまざまなお金がかかるため、引越し費用はなるべく抑えましょう。次の方法を実践することで、引越し費用を安くできます。
- 荷物の量を減らす
- 単身パックや混載便を利用する
- 土日祝日や月末月初を避ける
- 日にちや時間を指定しない
- 荷造りや荷解きは自分でおこなう
- 自分で荷物を運ぶ
それぞれの方法について見ていきましょう。
荷物の量を減らす
引越し料金は移動距離の長さに加え、荷物の量によっても上下します。
多くの場合、荷物の量に比例して料金は高くなるため、家具などのかさばるものは引越し先で購入するなど、荷物を減らす工夫をしましょう。
不用品の回収をおこなっている引越し業者もあるので、不要なものが多ければ活用するのもおすすめです。
ただし、使える家電・家具を処分すると、処分費用や買い替え費用で結局コストがかさんでしまいます。費用対効果を考えて判断しましょう。
単身パックや混載便を利用する
一人暮らしの引越し向けの「単身パック」は、専用のコンテナで荷物を運びます。1台のトラックに複数のコンテナを積み込めるので、費用を抑えやすいのが利点です。
ただし、運べる荷物の量には制限があるため、ご自身の荷物量を踏まえて利用を検討しましょう。
一人暮らし向けのお得なプランを用意している業者はさまざまにあるので、公式サイトなどのチェックをおすすめします。
混載便は、同じ方向に引越す複数世帯の荷物を同じトラックに乗せて運ぶサービスです。この場合も、1世帯でトラックを使うより費用を安く抑えることができます。
ただし、単身パックも混載便も、荷物の引き取りから新居の搬入まで時間がかかることがあります。また、混載便は荷物の紛失・破損リスクが高まりやすい点もデメリットとして理解しておきましょう。
土日祝日や月末月初を避ける
引越したい人が多いときは、料金は高めに設定されます。土日祝日や月末月初は割高なことがあるので、会社に勤めている方は有給休暇などを活用し、月半ばの平日を狙いましょう。
業者によっては、特定日を設定し、割引を適用するケースもあります。平日のなかでも水曜・木曜は割安になりがちです。割引の対象日は公式サイトなどで公開されていることが多いので、事前にチェックしましょう。
日にちや時間を指定しない
日にちや時間を指定しないで申込むことで割安料金が適用されるプランやキャンペーンを実施している引越し業者もあります。日程や時間に比較的融通が利く方は、利用を検討しましょう。
どうしても一定の期間内に引越さなければならない場合は、候補日をいくつか提示することで、割安になる日を提案してもらえる可能性があります。
荷造りや荷解きは自分でおこなう
荷造りや荷解きも引越し業者に任せるプランは、割高なことがあります。できれば荷造りや荷解きなどは自分でおこないましょう。
ただし、自分で荷造り・荷解きをおこなうと、ガラスなどが割れたときに補償が適用されない可能性があります。大切な物の荷造り・荷解きは、引越し業者に任せるほういいかもしれません。
自分で荷物を運ぶ
引越し業者を使わず自分の車やレンタカーを使って引越しすれば、引越し費用を抑えられます。一人で運べない大きな荷物がある場合は、家族や友人の協力を得られるか相談してみましょう。
荷物が少ない場合、一人でも引越しは可能かもしれません。ただし、2階以上の物件に引越す場合、エレベーターがないと大きな負担がかかります。
荷物の多さや引越し先の設備環境などを踏まえて、引越し業者を利用するか検討しましょう。
以下のページでは、引越し費用の分割払いの可否や注意点を詳しく解説しているので、参考にしてください。
引越し料金は交渉できる可能性も!交渉のコツ
引越し料金はさまざまな条件によって変動しますが、交渉次第で費用を安くできることもあります。
交渉を成功させるためのコツは、以下のとおりです。
- 相見積もりを依頼する
- 引越し先の間取りや荷物の量を明確にしておく
- 予算を伝えるのを避ける
- 気になる業者の訪問見積もりは最後に依頼する
- 即決を求められても断る
それぞれ詳しく見ていきましょう。
相見積もりを依頼する
相見積もりとは、複数の業者に同時に見積もりを依頼することです。複数社へ一括で見積もりを依頼できるサービスもあるので、必要に応じて活用しましょう。
複数の業者に依頼することで、自分の引越し内容における料金の相場を把握しやすくなり、交渉の材料としても役立ちます。適切な見積もりを出してもらうために、相見積もりは必ず同じ条件で依頼しましょう。
見積もり額が予算に合っている業者や、対応が良いと感じた業者には、訪問見積もりを依頼します。こうして、より正確な料金を算出してもらうのがおすすめです。
なお、相見積もりをしている場合、他社にも見積もりを依頼していることを業者に伝えても問題ありません。
引越し先の間取りや荷物の量を明確にしておく
引越し先の間取りや階数、荷物量などは詳しく伝えましょう。正確な見積もり額が出しやすくなるため、見積もりの段階で安い料金を提示してもらえる可能性があります。エレベーターの有無や、エントランスから部屋までの動線などの条件も、詳しく伝えてください。
「できるだけ安くしたい」と、条件を緩く示したり荷物の量を実際よりも少なく申告したりすると、追加費用が発生しかねません。正確に申告して、追加費用が発生しないようにすることも費用を抑えるコツです。
予算を伝えるのを避ける
予算を明確に伝えないほうが、交渉で料金を安くしてもらいやすくなります。
予算を提示してしまうと、業者は「◯円までは出せる」と判断して、予算に近い金額を提示してくる可能性があるからです。
予算を聞かれた場合は、「比較して安いところに依頼するつもり」と伝えて、予算については濁しておくとよいでしょう。
気になる業者の訪問見積もりは最後に依頼する
気になっている業者の訪問見積もりは、最後もしくは後半に依頼するのがコツです。前半にほかの業者に訪問見積もりをしてもらっておけば、その料金をもとに交渉がしやすくなります。
ただし、交渉する際に「他社が◯◯円だから、これより安くしてくれれば契約する」とストレートに伝えるのは避けましょう。「御社にお願いしたいが、ほかの業者が安いので決めかねている」などと伝えると、良い条件を提示してくれる可能性があります。
なお、見積もり表には社外秘の内容が記載されていることもあるので、他社に見せるのはNGです。直接見せず、見積もり額だけ伝えれば問題ありません。
即決を求められても断る
見積もりを依頼すると、「今決めてくれればこの値段にする」と即決を求められることもあります。
しかし、電話での見積もりでも訪問見積もりでも、即決する必要はありません。正直に「他社の見積もりと比較して決めたい」と伝えましょう。
他社と比べて明らかに安い料金を提示してくる業者に依頼した場合、追加料金やオプション料金が発生するケースもあります。見積もりをもらったら、内容をしっかり確認し、不明な点はクリアにしておきましょう。
ただし、即決を条件に交渉することで、料金を安くしてくれる場合もあります。気になる業者の訪問見積もりの予定を最後に回せなかった場合は、即決を前提に交渉してみるのも一つの方法です。
引越し費用が足りないときの対処法
引越し費用が足りないときは、次の方法を検討してみましょう。
- 不用品を売却する
- 質屋を利用する
- クレジットカードを利用する
- カードローンの利用を検討する
それぞれの方法のメリットや注意点を紹介します。
不用品を売却する
引越しの荷造りをする際に、不用品が見付かることがあります。状態が良いものであれば、売却するのはいかがでしょうか。お金が手に入るだけでなく、荷物も減るため引越し費用も抑えられます。
ただし、フリマアプリやインターネットオークションを利用する場合は、売れても入金まで日数がかかるので注意が必要です。早めに現金を受け取りたいときは、店頭買取サービスを利用しましょう。
質屋を利用する
質屋に質草を預け、お金を借りる方法もあります。期日に元金と質料(利息+保管料)を支払いますが、質料は金融機関のローンの利息よりも高い傾向にあるため注意が必要です。質屋にもよりますが、年利50%以上に設定されていることもあります。
質屋では質草を預けてお金を貸すサービスだけでなく、不用品を買い取るサービスも実施しています。買い取りであれば手数料がかからず、返済する必要もないので、利用しやすいかもしれません。
クレジットカードを利用する
クレジットカード払いに対応している引越し業者も多くあります。現金での支払いが難しいときは、クレジットカード払いも検討してみましょう。
一括での支払いが難しいときは、事前に引越し業者に分割払いに対応しているか確認しておきます。ただし、一括払いと二回払いだと基本的に手数料は不要ですが、三回以上の分割払いを選択すると手数料がかかることがあるので注意が必要です。
カードローンの利用を検討する
カードローンは原則として使途自由のローンのため、引越し料金の支払いにも利用できます。消費者金融のカードローンであれば、申込当日中に借りることも不可能ではありません。引越し日が迫っているときはカードローンも検討してみましょう。
レイクでは、21時(日曜日は18時)までに審査・必要書類の確認を含むご契約手続きが完了した場合、最短10分でお借入れが可能です。お急ぎのときもご検討ください。
- 一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。お申込時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります
以下のページでは、カードローンのメリット・デメリットを詳しく解説しているので、参考にしてください。
カードローンを利用する際の注意点
一人暮らしをはじめると、家賃や光熱費などの支払いが増えるため、今まで以上の出費となります。カードローンを利用すると、さらに返済分も増えるので、無理なく返済できるのか考慮して利用を検討しましょう。
カードローンを利用する際の注意点としては、次の3つが挙げられます。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
それぞれ何に注意すべきか具体的に解説します。
返済計画を立てる
無理なく返済するためにも、借りる前に返済計画を立てましょう。各カードローン会社のホームページでは返済シミュレーション機能があるので、活用されてはいかがでしょうか。 レイクでは、ご希望お借入れ金額から毎月の返済額や返済期間が確認できる「ご返済シミュレーション」があります。無理のない返済計画を立てる際にお役立てください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで無利息期間が適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、Webでお申込み、はじめてご契約などの諸条件を満たしたお客さまは365日間の無利息サービスをご利用いただけます。
ご利用条件:Web申込み・はじめてのご契約、ご契約額が50万円以上(お借入れ額1万円でも可能)かつご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録完了が必要
上記ご利用条件を満たさない方は60日間無利息または30日間無利息をご利用いただけます。
さらに、「1秒診断」では、簡単な項目を入力するだけで、お借入れが可能かどうかを事前に診断することも可能です。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気を付けください。
また、無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。なお、ご返済が遅れた場合など、無利息期間が終了いたします。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額を返済することで利用残高が減り、利息も少なくなります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出されます。
利息=お借入れ額 × 貸付利率(年率) ÷ 365日(うるう年は366日) × お借入れ日数
レイクでは、毎月1回の定期的なご返済以外に、一括返済や多めの金額を返済することもできます。ぜひご利用ください。 なお、毎月1回のご返済日は、無利息期間中も訪れます。無利息期間中にご返済が滞った場合、無利息期間が終了してしまいます。無利息サービスを上手に活用するためにも、会員ページでご返済日とご返済額を確認し、ご返済ください。
引越しに関するカードローンのよくある質問
最後に、引越しに関するカードローンのよくある質問を2つご紹介します。
- 新居での家具や家電の購入でも借入れはできますか?
- 引越し直前にお金が足りなくなったのですが、借入れは可能ですか?
新居での家具や家電の購入でも借入れはできますか?
できます。
カードローンは使途が定められていないので、借りたお金は自由に使えます。引越し費用や家具・家電購入費用はもちろん、賃貸の初期費用や家賃にも利用可能です。
ただし、借りられる金額は、審査で決まった借入れ可能額の範囲内です。また、借りすぎには十分注意しましょう。
引越し直前にお金が足りなくなったのですが、借入れは可能ですか?
可能な場合もあります。
消費者金融系カードローンは、最短即日での融資が可能なため、審査当日にお金を借りられる可能性があります。
ただし、利用には審査があり、状況によっては時間がかかることもあるので注意が必要です。
以下のページでは、カードローンの審査時間や借入れまでの流れを詳しく解説しているので、参考にしてください。
まとめ
一人暮らしをはじめる際は、引越し費用も見積もっておきましょう。予算があまり取れない場合は、時期や曜日、時間帯などを選ぶことで引越し費用を抑えましょう。
荷物の量を極力減らしておくことも、引越し料金を安くするポイントです。また、引越し費用が足りない場合はカードローンも検討できます。
カードローンは原則として使途自由のローンのため、引越し費用以外にも家具や家電の購入、住宅契約の際の敷金・礼金の支払いなどにも利用が可能です。
監修者:
赤上 直紀(あかがみ なおき)
プロフィール:
元銀行員。若年層から高年層まで幅広い資産運用の提案を行う。メディアを通じて、より多くのお客さまに金融の知識を伝えたい気持ちが強くなり、退職を決意。現在は、編集者として金融機関を中心にウェブコンテンツの編集・執筆業務に従事している。
資格情報:
1級ファイナンシャル・プランニング技能士