水道が止められた!
料金が払えないときの対処法や開栓されるまでの流れを解説

公開日:2023年5月17日

水道が止められた!料金が払えないときの対処法や開栓されるまでの流れを解説

水道が止められた場合は、どのような理由であれ勝手に開栓してはいけません。考えられる理由と正しい対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、水道料金の滞納が理由で止められている場合は、開栓手続きの前に滞納料金の支払いが必要です。
どうしても水道料金を支払うことが難しい場合は、自治体や水道局に相談することもひとつの方法です。適切な対応方法についても紹介するので、万が一のときのためにもご確認ください。

水道が止められる原因

水道料金を期限までに支払わない利用者には個別に催告をおこなうために多くの必要経費がかかります。よって、公平性を維持するためにも水道が止められます。
また、引っ越しのために給水中止を申請した場合も、水道が止められます。何らかの理由で引っ越しの日程が延びた場合は、すぐに水道局に連絡し、給水中止のタイミングを遅らせるようにしましょう。

水道が止められたらどうすればいい?

水道が止められた場合は、次の順に行動しましょう。

  1. 水道が止められた原因を特定する
  2. 水道が止められた原因に応じて対処する
  3. 勝手に開栓しない

冷静に行動すれば、開栓までの時間を短縮できます。それぞれの行動について見ていきましょう。

水道が止められた原因を特定する

まずは水道が止められた原因を特定します。水道料金の滞納が原因で止められている場合は、給水中止になる前に給水停止通知書が届いています。
郵便受けなどを確認し、お知らせがないか調べておきましょう。
また、引っ越しをして水道開始の手続きをしていない場合は、水道が使えません。引っ越しの際は、水道を含め、電気やガスの手続きも忘れないようにしておきましょう。
引っ越しをする場合、水道局に給水中止の連絡をしているならば、指定した日時以降は水道が止まります。
引っ越し時期が延びた場合は、忘れずに水道局に連絡し、給水中止の時期を延長してもらいましょう。

水道が止められた原因に応じて対処する

水道が止められている原因を特定できたら、その原因に応じて対処します。給水開始の手続きや給水中止の延長手続きを忘れていた場合は、水道局に連絡して所定の手続きをおこないましょう。
通常は、水道局に電話するか水道局のホームページから申請することで、給水開始や給水中止の延長手続きが可能です。立ち会いは不要なので、在宅していない日でも給水を開始できます。
水道料金の滞納が原因となっている場合は、滞納している料金を支払いましょう。支払いが完了し、滞納が解消されると、水道も再開されます。
水道局から送付された請求書がなく、滞納している料金がいくらかわからない場合は、水道局に問合せることで確認できます。
また、急いでいる場合や電話がつながらない場合は、アプリで確認できる自治体もあるのでおすすめです。

勝手に開栓しない

水道が止められた場合は、給水開始手続きや給水中止の延長手続きをしていない、あるいは水道料金を滞納しているなどのさまざまな原因が想定されます。
いずれの原因で水道が止まっている場合でも、水道料金を支払っていない点では共通しています。水道料金を支払っていないにも関わらず、勝手に水道を利用すると窃盗となり、罪に問われる可能性もあるので注意が必要です。

水道が止められてから開栓されるまでの流れ

水道料金の滞納で水道が止められている場合、次の手順で行動すると開栓してもらうことができます。

  1. 給水停止のお知らせに記載されている部署に電話をかける
  2. 滞納している料金を支払う
  3. 水道を開栓してもらう

なお、紹介するのは東京都水道局の例です。ほかの地域に関しては管轄の水道局に問合せてください。

1.給水停止のお知らせに記載されている部署に電話をかける

水道停止通知書には、問合せ先の部署名と電話番号が記載されています。営業時間と曜日に注意して、電話をかけましょう。
また、ホームページで紹介されている水道局のお客さまセンターでも、滞納料金などを問合せできます。

2.滞納している料金を支払う

未払い金額を水道局に全額支払うと、開栓手続きをしてもらえます。
なお、滞納したまま一定期間が過ぎると、給水契約自体が解除されるため注意が必要です。
滞納しないことが大切ですが、何らかの事情で滞納した場合は早期に支払い、滞納を解消するようにしましょう。

3.水道を開栓してもらう

開栓には基本的には立ち合い不要です。
自治体によっても対応は異なりますが、平日の午前中までに支払いを済ませれば当日中に開栓できる場合もあります。

水道が止められても料金が支払えない場合の対処法

水道が止められても料金が支払えない場合の対処法

水道料金を速やかに支払うことで、再び水道を利用できるようになります。
水道料金の支払いが難しい場合は、次の方法を検討しましょう。

  • 自治体や水道局に相談する
  • 水道局のお客さまセンターで相談する
  • カードローンを利用する

それぞれの方法を説明します。

自治体や水道局に相談する

生活保護、児童手当、特別児童扶養手当を受給している場合、あるいは被災した場合などは、水道料金や下水道料金が免除されることがあります。
免除の条件に該当する場合でも、申請していない場合は適用されません。滞納する前に自治体に相談してみましょう。

水道局のお客さまセンターで相談する

一時的に支払いが難しい場合は、水道局のお客さまセンターで相談すると期限の延長など相談に乗ってもらえることがあります。
滞納したままにするのではなく、早めに相談しましょう。

カードローンを利用する

一時的にお金がなく、水道料金を支払えない場合は、お金を借りることも検討してみましょう。消費者金融系カードローンであれば、最短即日融資が可能です。
また、はじめてご利用の方に向けて無利息サービスがあるカードローンを利用すると、利息の負担を軽減できることがあります。

レイクはWebからのお申込みの場合、21時(日曜日は18時)までに審査・必要書類の確認を含むご契約手続きのすべてが完了すると、最短25分でのご融資が可能です(※1)。
また、はじめてのご契約の場合、ご都合にあわせて次のいずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

滞納している料金が5万円以下であれば、全額180日間の無利息サービスが適用できます。
レイクでは無利息サービス別に利息を調べるシミュレーション機能を提供していますので、ぜひご利用になり、ご自身にあう無利息サービスをお選びください(※2)。

  • 一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
  • シミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額から検討可能お借入れ額を調べることもできます。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

水道料金は滞納しないことが大切です。しかし、何らかの事情で支払いが難しい場合は、自治体や水道局に相談してみましょう。
それでも水道が止められてしまいそうな場合は、カードローンのご利用もご検討ください。適切な方法で対応し、水道が使えない状態にならないようにしましょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士