デンタルローンとは?
借りる前に注意したいポイントを紹介
公開日:2023年6月21日
デンタルローンとは歯科での支払いに活用できるローンのことです。歯科は保険が適用されない処置も多く、費用が高額になることも珍しくありません。デンタルローンを利用すればまとまった資金が手元にない場合でも、希望する処置を受けやすくなります。
デンタルローンはどこで申し込めるのか、また、利用する際のメリットや注意点を紹介します。歯科でかかる費用にお悩みの方は、ぜひご覧ください。
デンタルローンとは
デンタルローンとは、歯科での支払いに活用できるローンのことです。歯科医院を通して申込むこともありますが、信販会社や銀行に直接申込むこともできます。
デンタルローンを利用すると、信販会社や銀行などが費用をまとめて歯科に支払います。その後、利用者は立て替えてもらった費用と手数料を加えた金額を分割して信販会社や銀行に支払います。
支払いの回数や手数料はローン契約ごとに異なります。ローンを契約する会社によっても異なるので、比較してご自身にあうローンを見つけましょう。
デンタルローンのメリット
デンタルローンには次のメリットがあります。
- 処置や治療の選択肢が増える
- 早めに処置・治療を開始できる
- 月々の支払いが一定になる
それぞれのメリットを説明します。
処置や治療の選択肢が増える
高額で迷っていた矯正治療やセラミックの被せものなども、デンタルローンで処置ができるようになる場合があります。
デンタルローンを利用することで、歯科治療のなかでも高額になる自由診療が選択肢に加われば、より希望に合う処置・治療が可能になります。
早めに処置・治療を開始できる
高額なためお金を貯めてから受けようと思っていた処置や治療も、デンタルローンならすぐに開始できます。
矯正治療などの時間がかかるものも、早期にはじめることで早期完了が期待できます。
月々の支払いが一定になる
歯科の自由診療など高額な治療費は、一度にまとめて支払うと家計に大きな負担となります。
しかし、デンタルローンなら月々の支払いが一定額になるため、一度に支払う金銭的負担少なくなります。
デンタルローンのデメリット
メリットの多いデンタルローンですが、注意したい点もあります。
特に次の点には注意しましょう。
- 利息が高くなることがある
- デンタルローンを利用する前に審査がある
それぞれの注意点を説明します。
利息が高くなることがある
デンタルローンでは返済回数を選択できる場合があります。返済回数を多くすると1回あたりの返済額が減り、家計に影響がおよびにくくなります。
しかし、返済回数を多くすると総利息額が高くなる場合もあるので注意が必要です。デンタルローンを申込む前に返済額は総額いくらになるのか、利息はいくらかかるのか、しっかり確認することが大切です。
デンタルローンを利用する前に審査がある
デンタルローンは利用前に審査が実施されます。審査に通過しないと利用できないため注意が必要です。
他社からのお借入れ額が多い場合や、信用情報に問題がある場合などは、審査通過が難しくなる可能性があります。
デンタルローンの審査とは
デンタルローンの審査では、安定した収入があるか確認されることが多いです。収入の安定性などに不安がある場合は、保証人が必要になるケースもあります。
また、他社からのお借入れ額が多い方は、返済負担率(年収に占める年間返済額の割合)が高くなります。
デンタルローンの審査に影響が生じることも考えられるため、月々のご返済額が収入に対して多すぎないか確認しておくことが必要です。
デンタルローン利用の際に知っておきたいこと
デンタルローンに申込む前に、次のポイントを確認してください。
- 返済回数を選択できる場合がある
- デンタルローンを利用できないことがある
- 口座振替で返済することが多い
それぞれのポイントを説明します。
返済回数を選択できる場合がある
返済回数を選択できるデンタルローンもあります。返済回数が少ないと利息は少なくなりますが、月々の返済額は大きくなるため、家計の負担が増えます。
無理なく返済できる返済回数を選び、計画的に利用することが大切です。
デンタルローンを利用できないことがある
審査に通過しないと、デンタルローンは利用できません。また、保証人が必要な場合は、保証人を準備できないとデンタルローンを利用できない場合もあります。
必ずしも審査に通過できるとは限らないため、デンタルローンを利用できないこともある点は想定しておく必要があります。
口座振替で返済することが多い
デンタルローンは、口座振替により返済することが一般的です。返済遅れにならないよう、引き落とし前までにはその月分のご返済額を口座に入金しましょう。
なお、返済に遅れてしまうと遅延損害金(年率)が発生する場合もあり、支払いの負担が増えてしまうので注意が必要です。
歯科医療費にはカードローンも検討しよう
消費者金融系カードローンでは、無利息期間を設けているものもあります。無利息期間を活用すれば利息の負担も軽減できるので、歯科費用の支払いにも検討できます。
ただし、消費者金融系カードローンもデンタルローン同様に審査があります。
レイクは、Web申込みで21時(日曜日は18時)までにご契約手続きが完了する(審査・必要書類の確認含む)と、当日中のお振込みが可能なためお急ぎの際もご検討いただけます。
- 一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
カードローンを利用する際の注意点
カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
以下で詳しく解説します。
返済計画を立てる
お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額から検討可能お借入れ額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。
- 60日間無利息(Web申込み限定)
- 30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。
まとめ
デンタルローンの利用により、歯科治療や処置の選択肢が広がります。資金面で治療・処置をためらっていた方は、デンタルローンを利用できないか歯科医院に相談してみましょう。
また、信販会社や銀行などではデンタルローンを提供していることがあります。直接問合せ、金利や返済回数などを比較して選ぶのもひとつの方法です。
急いでいる際には、最短即日融資が可能なカードローンも選択肢として考えることができます。
監修者:
古関 俊祐
プロフィール:
東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。
資格情報:
弁護士