借入れとは?
借入れ先や借入れまでの流れについて紹介

公開日:2023年7月6日

借入れとは?借入れ先や借入れまでの流れについて紹介

「借入れ」とは、金融機関からお金を借りることです。似たような意味で使う言葉に「ローン」がありますが、厳密には意味が異なるので混同しないようにしましょう。
借入れとローンの違いや、借入れ先にはどこがあるのか、また、借入れる際の手順について説明します。借入れ先を選ぶポイントも紹介するので、ぜひご覧ください。

借入れとはお金を借りること

借入れとは、一般的には金融機関からお金を借りること全般をさします。
借入れにはさまざまな種類があります。たとえば、住宅ローンやカードローンなど個人向けのローン商品や、法人や個人事業主などが利用する事業の運転資金用の借入れなどもあります。

ローンとは?

ローンとは借入れの手段として金融機関が提供する商品、あるいは商品カテゴリーの1つです。たとえば、住宅ローンやオートローンなどの目的別ローン、カードローン、フリーローンなどがあります。

クレジットカードのキャッシングとは?

クレジットカードのキャッシングとは、クレジットカードに付帯しているお金を借りる機能のことです。クレジットカードのキャッシングも金融機関からお金を借りるため、「借入れ」のひとつです。
なお、広い意味では「キャッシング」は「現金を借入れること」をさして使われます。

主な借入れ先と特徴

主な借入れ先と特徴

借入れをする際は、まず借入れ先を決めなくてはいけません。主な借入れ先とその特徴を紹介するので、借入れ先を選ぶ際の参考にしてください。

公的機関

借入れができる公的機関には、住宅金融支援機構や日本政策金融公庫などがあります。
公的機関は比較的金利が低い点が特徴です。ただし、借入れまでに時間がかかり、提出書類が多めである傾向があります。
住宅金融支援機構は、住宅の建設などに必要な資金の融通を支援する独立行政法人です。民間金融機関と連携し「フラット35」という全期間固定金利の住宅ローンを提供しています。
また、日本政策金融公庫は、民間金融機関がおこなう金融を補完し、小規模事業者や中小企業、農林水産事業などへの融資をおこなっています。事業者以外に向けた融資には、「国の教育ローン」があります。

銀行や信用金庫

銀行や信用金庫は、公的機関に比べると金利が高い傾向にあります。使い道が原則として自由なカードローンやフリーローン、さまざまな目的に応じて借入れができる目的別ローンなど多くのサービスがあります。
信用金庫は、信用金庫のある営業区域に住んでいる方や勤務している方を対象にしているなど、地域密着型である点が特徴です。
また、銀行系カードローンや信用金庫カードローンは、次に紹介する消費者金融や信販会社のカードローンと比べると借入れまでの時間が長い傾向にあります。

信販会社

信販会社は販売信用取引を主におこなっている会社です。代表的なサービスにショッピングローンがあります。
商品やサービスの代金を信販会社に立替払いしてもらい、後から信販会社に分割で代金相当額を支払っていくことが一般的です。高額な商品の購入時には利用する方も多いでしょう。
ショッピングローンのほかに、カードローンやクレジットカードの発行などをおこなっている信販会社もあります。

消費者金融

消費者金融は、主にカードローンなど個人向けローンを取扱う金融機関です。
お借入れまでの時間が短く、提出書類は少ない場合が多いです。
また、消費者金融系カードローンでは無利息期間を設けていることもあります。無利息期間とは利息が発生しない期間のことです。利息の負担を軽減できるだけでなく、無利息期間中に全額返済すると利息なしで借りることも可能です。
ただし、銀行や信用金庫に比べて金利がやや高い傾向にあるため、無利息期間を有効に活用するといいでしょう。

借入れ申込みの流れ

申込みから実際にお金を借りるまでの一般的な流れは次のとおりです。

  1. 申込み・審査
  2. 借入れの契約
  3. 借入れ

ただし、借入れ先によって異なるため、お申込前に借入先のホームページなどで確認しましょう。借入れの流れを理解してから申込むことで、スムーズに借入れできます。
ここでは、カードローンのお申込みからお借入れまでの流れを紹介します。

1.申込み・審査

申込条件を確認してから申込みます。お申込みに必要な書類を事前に準備しておくと、スムーズにお手続きを進められます。
借入れ先を問わず、本人確認書類の提出は必須です。お借入れ額よっては収入証明書も必要になるため、いつでも提出できるように準備しておくといいでしょう。

2.借入れの契約

審査に通過した場合は、ご契約に進みます。
ご契約前にご契約内容をご確認しておきましょう。適用金利やご利用限度額・お借入れ額・ご返済日などもしっかりご確認ください。
借入れ先によっては、オンライン契約に対応している場合もあります。この場合は、紙の書類なしでのご契約が可能です。

3.借入れ

ご契約後、お借入れが可能となります。
カードローンの場合は、カードを発行してATMからお借入れすることが一般的です。ただし、カードなしで口座振込みやATMを通して借りられるカードローンもあります。
ご自身にあったお借入れ方法をお選びください。

借入れ先の選び方

どの借入れ先が適しているかは、状況によって異なります。借入れ先を決める前に、次の3つのポイントに注目してみましょう。

  • 金利
  • 無利息期間の有無
  • 申込みからお借入れまでの時間

それぞれのポイントを説明します。

金利

利息は、金利と借入れ額、借入れ日数で計算します。そのため、金利が高いほど、支払う利息が多くなる可能性があるので注意が必要です。
短期間の借入れの場合は、金利に差があっても支払い利息に大きな差は生じにくいですが、長期間借りる場合は差が大きくなることがあります。借入れ期間が長くなる場合は、金利が低い方が利息の負担が軽減できます。

無利息期間の有無

無利息期間が設定されているローンもあります。無利息期間中は利息が発生しないので、利息を抑えることができます。
また、無利息期間内に全額返済すると、利息が0円になることもあります。特に短期間で返済できそうな場合は、無利息期間がある借入れ先を選ぶと利息の負担を軽減できるでしょう。

申込みからお借入れまでの時間

急いでいる際には、申込みから借入れまでの時間が短い方が好ましいです。
消費者金融系カードローンは、お申込みからお借入れまでの時間が比較的短い傾向にあります。即日融資に対応しているところもあるので、急いでいる場合は注目してみましょう。

レイクは最短即日での借入れに対応

レイクでは、Web申込みで21時(日曜日は18時)までにご契約手続きが完了する(審査・必要書類の確認含む)と、当日中のお振込みによるお借入れが可能です。

  • 一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。

お急ぎの際には、ぜひレイクをご検討ください。

また、はじめてのご契約なら、選べる無利息サービスのご利用が可能です。次のいずれかの無利息サービスからお選びいただけます。利息のご負担が軽減できるため、ご活用ください。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額から検討可能お借入れ額を調べることもできます。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」がございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

お借入れしたい金額やお借入れまでの時間、無利息サービスの有無に注目すると、お借入れ先を選びやすくなります。レイクなら急いでいる場合でもご利用いただけます。
ぜひご自身にあうお借入れ先をお選びください。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士