即日融資で審査が甘い・審査なしのカードローンはある?
知っておきたいポイントも解説
公開日:2024年5月23日
お借入れを検討している方のなかには、「借入れしたいけど審査が不安」「急いでいるから審査なしで借りたい」という方もいるのではないでしょうか。
カードローンはお借入れまでが比較的早く、最短即日融資が可能です。
ただし、即日融資が可能なカードローンでも、必ず審査が実施されます。また、審査の早さにかかわらず、審査の甘いカードローンは存在しません。
この記事では、即日融資を受ける際の注意点や即日融資に対応しているカードローンの審査について解説します。
即日融資が可能でも審査が甘い・審査なしのカードローンはない
カードローンのなかには、最短即日融資に対応している場合があります。しかし、お申込みからご融資までの時間にかかわらず、審査が甘い・審査なしのカードローンはありません。
その理由は、主に以下の3つです。
- 法律を遵守するため
- 貸倒れのリスクを抑えるため
- 総量規制に該当しないか確認するため
それぞれ詳しく解説します。
法律を遵守するため
カードローンを提供する消費者金融や信販会社は、「貸金業法」という法律にもとづいて運営しています。貸金業法では、貸付の際に申込者の返済能力を調査することが義務付けられているため、審査なしでは利用できません。
また、返済能力を超える貸付は禁止されています。したがって、金融機関は申込者に返済能力があるかどうかを正確に判断しなければならず、審査を甘くすることはできません。
なお、銀行は「銀行法」にもとづいて運営しています。多くの銀行が貸付上限額を設定しており、貸金業者と同様に過剰な貸付を防止するための融資審査態勢を構築しています。
貸倒れのリスクを抑えるため
キャッシングサービスを継続していくには、きちんと返済してくれる方を対象に貸付をする必要があります。なぜなら、貸したお金を返してもらえないと、金融機関の損失となるからです。
金融機関がキャッシングサービスを提供し続けるためにも、審査をなくすことはできません。
総量規制に該当しないか確認するため
総量規制とは、返済能力を超えるかどうかを判断するひとつの基準として、年収の3分の1を超える貸付を原則禁止する規制です。
1社ではなく、貸金業者の貸付の合計額に対して適用されます。そのため、年収300万円の方がA社から60万円借りている場合、B社から新たにお借入れできるのは40万円までです。
金融機関は、審査で申込者の年収や他社からの借入れ状況を把握し、総量規制に該当しないかを確認しています。
カードローンで即日融資を受ける際に気を付けておきたいこと
お借入れを急ぐ方に向けて、カードローンで即日融資を受ける際に気を付けておきたいことを解説します。
- 即日融資に対応していないカードローンもある
- 必要書類をそろえておく
- 振込実施時間を確認しておく
- 在籍確認の方法を確認しておく
- 早めの時間帯にお申込みする
それぞれ詳しく解説します。
即日融資に対応していないカードローンもある
カードローンによっては、即日融資に対応していない場合があります。
消費者金融系カードローンの多くは、最短即日融資が可能です。一方、銀行系カードローンは、消費者金融系カードローンと比べるとお申込みからご融資までに時間がかかる傾向があります。
お借入れを急ぐ方は、お申込みの前に即日融資に対応しているかどうかを確認しておきましょう。
必要書類をそろえておく
必要書類を事前に準備しておけば、速やかに提出でき、審査時間の短縮につながります。
カードローンの主な必要書類は、本人確認書類と収入証明書類(一定の条件を満たす場合)です。
たとえばレイクでは、以下の書類をご用意いただいております。
区分 | ご提出いただける書類 |
---|---|
本人確認書類 |
|
収入証明書類 |
|
出典:レイク「お申込みに必要な書類」
ただし、ご契約方法により、必要な提出書類が異なります。お客さまのご契約方法にあわせてご確認ください。
収入証明書類の取得には日数がかかるケースもあるので、早めに用意しておきましょう。
振込実施時間を確認しておく
ご契約後、口座振込でご融資を受ける場合は、利用する金融機関の振込実施時間を確認しましょう。
金融機関によっては、振込みを24時間実施しておらず、翌営業日の着金となる場合があります。「即日に契約できたのにお借入れできない」事態にならないためにも、事前に確認しておくことが大切です。
なお、「スマホATM取引」でお借入れする場合は、原則24時間利用できます(※)。ただし、メンテナンス中は利用できません。
- スマホATM取引とは、スマートフォンアプリを利用し、コンビニエンスストアATMにてカードレスで取引できる方法です。
在籍確認の方法を確認しておく
お借入れを急ぐ方は、在籍確認の方法も確認しておきましょう。在籍確認とは、申込者がお申込みの際に申告したお勤め先が正しいかどうかを確かめる手続きです。
在籍確認は、一般的にお勤め先に電話をかける方法で実施されます。しかし、電話がつながらないなどで在籍確認が取れないと、審査を完了できません。
カードローンによっては、原則として電話による在籍確認を実施しないところもあります。お勤め先への電話がない金融機関を選べば、審査がスムーズに進みやすいでしょう。
レイクは、原則としてご自宅やお勤め先への確認はお電話ではおこなっていません。ただし、審査の結果によりお電話での確認が必要となる場合があります。
早めの時間帯にお申込みする
お借入れを急ぐ場合は、なるべく早い時間帯にお申込みしましょう。
即日融資対応のカードローンでも、お申込みや審査の状況などで翌営業日以降のお借入れとなる場合があります。早い時間帯にお申込みをすれば、申告した情報や書類の不備があった場合でも余裕を持って手続きを進められます。
また、多くのカードローンはWebから24時間365日お申込みできますが、24時間審査を実施しているわけではありません。審査受付時間を完了してからお申込みをすると、翌日扱いとなってしまいます。
レイクでは、Webなら21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。ただし一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
即日融資を受けたい場合は審査のポイントをおさえておこう
審査は必要ですが、金融機関によっては最短即日のお借入れも可能です。そこで、審査に通過するためのポイントを解説します。
- 虚偽の申告をしない
- 他社からのお借入れはなるべく減らしておく
- 複数社に同時申込みするのは避ける
- 信用情報に延滞などの情報があると審査を通過するのは難しい
それぞれ詳しく解説します。
虚偽の申告をしない
申込内容に虚偽があることが分かると、信用できない人物だと判断され、審査に通過できない可能性があります。
年収を実際よりも多く申告する、他社借入れを少なく申告する、勤務先を偽るなど、事実と異なる申告をするのはやめましょう。
金融機関は、収入証明書類や信用情報などで申込者の年収や借入れ状況を把握しています。必ず正確な内容でお申込みください。
他社からのお借入れはなるべく減らしておく
他社からのお借入れが多いほど返済負担も大きくなるため、審査で不利に働く場合があります。また、お借入れが年収の3分の1を超える場合、総量規制に抵触するため新たなお借入れはできません。
可能な限りお借入れを減らした状態でお申込みしましょう。
複数社に同時申込みするのは避ける
カードローンの多くはWeb上でいつでもお申込みできますが、複数社に同時申込みするのは避けましょう。
カードローンの申込状況は、信用情報として6ヵ月間登録されます(※)。金融機関が審査で申込者の信用情報を確認した際、複数社への申込履歴があると、審査で不利になる場合があります。
1社にお申込みし、審査に通過できなかった場合は、期間を空けてから再申込みしましょう。
- 信用情報機関への登録情報と登録期間は、会社によって異なる場合があります。詳細は、各信用情報機関のホームページで確認いただけます。
信用情報に延滞などの情報があると審査を通過するのは難しい
信用情報とは、クレジットカードやローンに関する取引事実を登録した情報のことです。
金融機関は、融資可否を判断する材料のひとつとして、信用情報機関に登録されている信用情報を確認しています。信用情報から他のローンを延滞していることが分かれば、審査に通過するのは難しくなるでしょう。
なお、審査に影響する可能性が高い金融事故には、延滞や強制解約、債務整理などがあります。
即日融資を受けたくても絶対してはいけないこと
お借入れを急いでいる際、誤った方法を利用してしまうとトラブルに巻き込まれかねません。即日融資を受けたくても、以下の方法は絶対に避けましょう。
- 闇金などの違法業者を利用しない
- 個人間融資を利用しない
- クレジットカードの現金化を利用しない
それぞれ詳しく解説します。
闇金などの違法業者を利用しない
「審査なし」や「ブラックOK」などと謳っている業者は、違法業者(闇金)の可能性が高いため、利用しないようにしましょう。
このような広告をうつことは、貸金業法で禁止されています。貸金業法を遵守しない違法な業者からお借入れをすると、法外な利息を請求されるおそれがあります。また、暴力的な取立てや家族への返済の要求、勤務先での取立てなどが行われる可能性もあり危険です。
お借入れを検討する際は、貸金業の登録番号を持っているか、登録番号が正しいかなどを確認したうえでお申込みしましょう。
個人間融資を利用しない
個人間融資とは、個人と個人でお金の貸し借りをすることです。SNS上などで募集されている個人間融資を利用すると、個人情報悪用などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
また、個人を装った違法業者も多く紛れ込んでおり、法律の上限を超えた高金利で貸付されるおそれもあります。
お借入れを急いでいる場合も、SNS上の「即日融資」「在籍確認なし」といった投稿に惑わされないようにしましょう。
クレジットカードの現金化を利用しない
クレジットカードの現金化とは、クレジットカードの「ショッピング枠」を換金目的で利用する行為です。クレジットカードで購入した商品を業者に買い取ってもらうなどの方法があります。
各クレジットカード会社は、ショッピング枠を利用した現金化を認めていません。万が一利用すると規約違反となり、クレジットカードを利用できなくなる可能性があります。
また、クレジットカードの現金化を利用して一時的に現金を手にできたとしても、クレジットカードの支払日には利用代金を支払わなくてはなりません。トラブルに巻き込まれる可能性もあるため、利用しないようにしましょう。
レイクは日曜日でも最短即日融資が可能!
レイクは、最短25分融資が可能なカードローンです。Webなら21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。ただし一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
「審査結果のお知らせ時間内」であれば、Webでのお申込み完了後の画面にて最短15秒で審査結果を確認できるため、お急ぎの方にもおすすめです。
審査結果のお知らせ時間
通常時間帯 | 8時10分~21時50分 |
---|---|
毎月第3日曜日 | 8時10分~19時 |
- 年末年始を除く。
- お申込み内容により、お電話またはメールで審査結果をお知らせする場合があります。
また、レイクでは、お申込み前に「お借入れ診断」をご利用いただけます。ご年齢・ご本人さま年収・他社お借入れ額を入力すると、お借入れが可能かどうか診断できるので、ぜひご活用ください。
- お借入れ診断での試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
カードローンを利用する際の注意点
カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
以下で詳しく解説します。
返済計画を立てる
お金を借りると返済が始まります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からお借入れ可能額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。
- 60日間無利息(Web申込み限定)
- 30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
上記の式から分かるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。
よくある質問
即日融資に対応しているカードローンの有無や審査についてのよくある質問を紹介します。
- 即日融資で審査が甘い・審査なしのカードローンはある?
- 即日融資を受けたいときに気をつけるべきことは?
即日融資で審査が甘い・審査なしのカードローンはある?
審査は法律で義務付けられているため、審査なしで利用できるカードローンはありません。
また、返済能力を超える貸付は禁止されています。金融機関は、申込者に返済能力があるかどうかを厳正に判断するため、審査が甘いカードローンもありません。
即日融資を受けたいときに気をつけるべきことは?
お借入れを急ぐ場合は、お申込みの前に以下のポイントをおさえましょう。
- 即日融資に対応していないカードローンもある
- 必要書類をそろえておく
- 振込実施時間を確認しておく
- 在籍確認の方法を確認しておく
- 早めの時間帯にお申込みする
まとめ
金融機関は、法律を遵守して運営しており、申込者の返済能力の範囲で貸付をおこなっています。したがって、審査が甘い・審査なしのカードローンは存在しません。
審査なしでカードローンを利用することはできませんが、金融機関によっては最短即日のお借入れが可能です。
即日融資を受けるためのポイントや審査のコツをおさえてお申込みしましょう。また、審査が不安な方は事前にお借入れ診断機能をご利用ください。
監修者:
松崎 観月
プロフィール:
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当し、資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後、CFP認定を取得。現在は金融に関する記事の執筆・監修を行う。これまでに執筆した記事は500本を超える。
資格情報:
CFP®、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日商簿記検定2級