Interview
「365日間無利息」は本当に大丈夫?
開発者に直接不安をぶつけてみた

レイクの新サービス「365日間無利息」。従来の常識を覆す画期的なこのサービスですが、「本当にそんなことができるの?」と、最初は半信半疑でした。
「365日間無利息って、本当に大丈夫なの?」
「利用者に何かリスクはないの?」
そんな疑問を抱えながら、開発チームのもとへ。実際に話を聞いてみると、「金利の負担を理由に夢を諦めてしまう人を支えたい」という熱い想いが、このサービスの根底にあることが分かってきました。
開発を担当したレイクのマーケティング部戦略企画アナリティクスセクションヘッド・竹内氏、同部戦略企画チームの深井氏、戦略推進チームの三木氏の3名に、本音をじっくり伺いました。

365日間、本当に無利息?
その仕組みを解説
三木:「当社をはじめてご契約の方」「Webでのお申込み」「ご契約後59日以内の収入証明書のご提出」「ご契約額が50万円以上」という4つの条件を満たせば、ご契約日の翌日から365日間、利息が一切かからないというサービスになります。
期間中に追加借入れした場合も365日間無利息の対象になります。例えば、4月1日に10万円を借りて、5月1日に5万円を追加で借りた場合、5万円分もあわせて翌年3月末まで利息がかかりません。

契約額が50万円以上であれば、実際に借りる金額が10万円でも適用されるということですね。
深井:「契約額」とは「この金額まで利用できますよ」という枠のことなので、実際に50万円をお借入れする必要はありません。例えば、1万円だけ借りてすぐに返しても問題なく適用されます。
申込みには収入証明書の提出が必要ですが、どのような書類が対象になりますか?
深井:主に、源泉徴収票や確定申告書、その他納税通知書や給与明細などが該当します。これらの書類を提出いただくことで、スムーズに審査を進めることができます。
審査の時間はどのくらいかかりますか?
三木:お申込み後、最短15秒で審査結果をお伝えでき、ご融資完了までは最短20分ほどです。多くの方がお申込み当日にご利用をいただいています。ただし、提出書類や審査状況によって審査時間は変動することもあります。
なぜこんなにお得?
サービス実現の裏側に迫る
竹内:このサービスは、主に「デジタルシフト」と「企業努力による経費削減」によって成り立つものです。具体的にはアプリの拡充やWebサイトの充実を進めることなどでお客様がオンラインでお取引を完結出来る環境にする、それに併せて店舗数の削減を進めています。これにより、コールセンターの業務負担を削減、効率化し、店舗維持コストなども削減していくことでその分をお客様に還元することを目指すものです。

店舗を持たないことでコストを抑えたんですね。他にもコスト削減の工夫はありますか?
三木:AI技術を活用し、審査業務を効率化しました。たとえば、OCR技術を使ってお客様の本人確認書類を自動処理することで、入力業務を減らし、業務コストを削減しています。また、チャット機能の拡充など問い合わせ対応を自動化することで、コールセンターの負担も軽減しました。
しかし、レイク側にはどのようなメリットがあるのでしょうか?
竹内:今回のサービス内容は、他の個人向けローンと比較しても顧客中心主義を体現する差別化されたサービスであると思います。そのことが伝われば、資金ニーズが発生した際に、安心してまずはレイクを選んでいただける方が増えるといったメリットがあると考えています。
深井:365日利息をいただかないので、レイクを選んでいただく方が増えなければ弊社側のメリットは少ないかもしれません。ただ、金利の負担を理由にご自身の夢にチャレンジできなかった方や、必要な金額があっても借りる事を悩んでしまった方々を後押ししたい。そういう企業姿勢であればもっと多くの人に利用いただけるといった思いでサービスを開発いたしました。
結局、長期間借りなきゃいけないのでは?
率直な不安を聞いてみた
三木:どのような利用をしても問題ありません。1年間のうちにすべて返済すれば無利息で利用できますし、それ以降もご利用いただける場合は契約通りの金利が適用されますが、余裕があるタイミングでいつでも追加のご返済が可能です。

「払えなくなったら怖い人が来るのでは?」という昔ながらの消費者金融のイメージを持っている人もいるかもしれません。
深井:確かに、ドラマや漫画の影響でそういうイメージを持つ方もいますよね。でも、現在の消費者金融は、総理大臣や都道府県知事の認可を受け法律を守った運営をしており、取り立て行為も法律で厳しく規制されており、違反は許されません。常に、お客様への連絡も丁寧な対応を徹底しています。
365日間無利息の目指す未来
竹内:カードローンをご利用することは「金利の負担」だけでなく、「借りることへの不安」や「借金をすることの恥ずかしさ」といった心理的負担もあります。私たちは、そういった不安を少しでも取り除き、お金が必要なときに安心して活用できる仕組みを提供したいと考えています。このサービスを通じて、お客様が無事にライフサイクルを立て直し、計画的に返済できるようサポートすることも大切です。最終的には「借金=ダメ、怖いもの」というイメージを変え、お客様に寄り添った「サポート金融」としてサービスの提供を目指したいです。

Profile

竹内祥晃
マーケティング部
戦略企画・アナリティクスセクション
セクションヘッド/2015年入社

深井隼人
マーケティング部
戦略企画チーム
シニアスペシャリスト/2023年入社

三木遼大
マーケティング部
戦略推進チーム
スタッフ/2021年入社
