WebサイトやSNSなどを利用した副業・アルバイト詐欺

このところ、WebサイトやSNSなどで「儲かる・返済不要」と偽り副業を誘引し、登録料/初期費用やサポート費用の名目で代金を騙し取る、あるいは、消費者金融への申込みおよび借入れを指示するなどの事案が発生しています。
下記の具体的な詐欺の実例を確認いただき、詐欺の可能性を感じた場合は、家族や知人あるいは警察等にご相談ください。

頻発している詐欺の実例

ケース1:SNS勧誘詐欺
SNS勧誘

「稼ぐ方法を教えます」などの謳い文句で、SNSの投稿やダイレクトメッセージ経由で勧誘してきます。
教材費などの名目で高額の代金を請求し、支払い後は音信不通になったり、さらに高額のサポート費用を請求されるケースがあります。

ケース2:ネットショップ制作詐欺
ネットショップ制作

「ネットショップを開設すれば月に数十万円稼げます」などの謳い文句で勧誘し、開設費用などの名目で代金を請求されるものの、実際には稼ぐことができず、開設費用が騙し取られるケースです。

ケース3:覆面調査員詐欺
覆面調査員詐欺

覆面調査員と称してカードローンやクレジットカードの契約を迫ってきます。その後、契約したクレジットカードを勝手に使用され、知らぬ間に借金を負わされてしまったり、身に覚えのない請求が届くなどの詐欺被害にあう可能性があります。

ケース4:スタンプ送信詐欺
スタンプ送信詐欺

広告やSNSを使い「スタンプを送るだけで稼げる」などの謳い文句で勧誘してきます。稼ぐためには高額プランに入会する必要があると勧誘されたり、「教材費」や「サポート費」などの名目でお金を騙し取られてしまう可能性があります。

ケース5:電子書籍などの閲覧詐欺
電子書籍などの閲覧詐欺

電子書籍や動画を見ることで報酬が貰えるなどの謳い文句で勧誘してきます。実際は詐欺サイトで、入力したクレジットカード等の個人情報を盗まれ悪用されたり、有料サイトに勝手に登録されて、利用料金を請求されたりするなどの詐欺被害にあう可能性があります。

ケース6:偽ライブ配信詐欺
偽ライブ配信詐欺

公式サイトのライブ配信のように装った詐欺サイトで、個人情報の登録を促してきます。
登録したクレジットカードなどの個人情報が不正利用される可能性があります。

ケース7:レンタル彼氏・彼女詐欺
レンタル彼氏・彼女詐欺

レンタル彼氏・彼女のアルバイトを装って初期費用や手数料を騙し取られます。
なかには「契約期間中なので途中解約はできない」などの理由をつけられ、継続的に費用を請求される場合もあります。

上記の詐欺の事例は一例となりますが、最近では以下の特徴をもつ詐欺も増えています。
少しでも「これは詐欺かも?」と感じた場合は、ただちに家族や知人または警察に相談するなどしてください。

  • 第三者に指定されたアプリをインストールして、アプリを使った画面共有などの操作で第三者に指示されて申込みをおこなった。
このサイトにアクセスして申込みしてね

指示にしたがい操作していくと消費者金融やクレジットカードの契約が完了しているケースがあります。

  • 指定された銀行口座への借入れを指示された。
この銀行口座で消費者に申込んでね

他人名義でお金を借りることは法律で禁止されています。

自分に借入れの意志がない場合は、他人から頼まれても自分の名前で契約しないでください。また、契約したカードを他人に渡したり、IDやパスワードを絶対に教えないでください。

  • 消費者金融やクレジットカードの契約後に指定銀行への送金を指示されたり、身に覚えのないお金の振込みがあった。
〇〇銀行〇〇支店の口座に送金してね

身に覚えのない振込みがあった場合、闇金による「押し貸し」の可能性があります。
「押し貸し」とは、お金を勝手に振込み、後日高額の利息と一緒に返済させることです。

自分に借入れの意志がない場合は、他人から頼まれても自分の名前で消費者金融やクレジットカードの契約しないでください。また、契約したカードを他人に渡したり、IDやパスワードを絶対に教えないでください。

そのほかの詐欺事例や注意喚起は以下をご確認ください。

本件についてのお問い合わせは、下記フリーダイヤルまでお願いいたします。

フリーダイヤル 0120-09-09-09

オペレーター対応時間帯
平日 9時~18時

最寄りの警察署へご相談の場合は、弊社が警視庁 刑事部 捜査第2課に副業・アルバイト詐欺事案として報告済であることをお伝えください。