ガス代を滞納すると
いつ停止?
予告~再開までの流れと
リスク・対処法を紹介
更新日:2026年8月31日
公開日:2023年5月17日
ガスは日常生活に欠かせない重要なインフラのひとつです。ガス代の滞納が続くと、一定の手続きを経たうえでガスの供給が停止され、生活に大きな支障が生じる可能性があります。
なお、ガスの供給停止は料金の滞納だけが原因ではありません。震度5以上の地震が発生した場合やガス機器の異常・長時間使用が確認された場合など、安全確保を目的として供給が止まるケースもあるでしょう。
この記事では、ガス代を滞納してから供給が停止されるまでの流れや、滞納のリスク、支払いが難しいときの対処方法などを解説します。ガス代の支払いが遅れそうな方や、既に滞納してしまった方は、ぜひ参考にしてください。
ガス代を滞納してから停止されるまでの流れ
ガス代を滞納した場合、ガス会社は一定の手順に沿って対応をおこないます。一般的な流れは、次のとおりです。
- ガス会社から督促状が届く
- 延滞利息が発生する
- 供給停止予告通知が届く
- ガスの供給が停止される
以下では、それぞれの段階について詳しく説明します。
1.ガス会社から督促状が届く
支払期限までにガス代を支払わなかった場合、ガス会社から督促状(再請求書)が送付されます。督促状には、当初の期限よりも少し延長された新たな支払期限が記載されているのが一般的です。内容を確認して、支払期限内に支払いましょう。
2.延滞利息が発生する
ガス代の支払期限をすぎると、延滞利息が発生します。たとえば東京ガスだと、1日につき0.0274%の割合です。
ただし同社では、支払期限経過後10日以内にガス代を支払う場合は、延滞利息は請求されません。
延滞利息の有無や計算方法、猶予期間の有無はガス会社によって異なる可能性があるため、公式サイトなどで確認しておきましょう。
3.供給停止予告通知が届く
督促状(再請求書)に書かれた期限内に支払いをおこなわなかった場合、ガス会社から供給停止予告通知が届きます。通知は封書やはがき、メールで届き、最終支払期限やガス供給の停止予定日、未納金額などが記載されているのが一般的です。
最終支払期限をすぎるとガスの供給が停止され、使えなくなるため注意しなければなりません。また、支払い方法によっては入金確認に時間がかかり、手続きが間に合わないケースもあります。
「支払ったのにガスが止まってしまった」という事態を避けるためにも、停止日直前ではなく余裕をもって支払いを済ませておくとよいでしょう。
4.ガスの供給が停止される
一定期間ガス代を支払わないままでいると、ガスの供給が停止されます。実際に供給が停止される時期や手続きの流れは、ガス会社によって異なります。
なお、ガスの供給を再開してもらうためには、支払期限をすぎた未納分の料金を全額支払わなければいけません。
ガス代を滞納してからガスが停止するまでの時間
ガス代を滞納してからガスの供給が停止するまでの時間は、ガス会社によって異なります。
具体的な日数が気になる場合は、管轄のガス会社のホームページや約款などで確認しておきましょう。
たとえば東京ガスでは、検針日の翌日から50日を経過しても支払いが確認できない場合にガスの供給が停止されることがあります。
ガスの供給が停止されると、ガス給湯器を使用している家庭ではお湯が使えなくなり、生活のさまざまな場面で支障が生じかねません。供給停止を避けるためにも、支払期限や滞納期間には注意が必要です。
ガスが停止すると生活にどのような影響が出る?
ガス代の滞納によってガスの供給が停止されると、日常生活への影響は小さくありません。ガスの供給が止まれば給湯器は作動せず、シャワーや入浴ができなくなるだけでなく、ガスコンロも点火しないため調理も難しくなります。
また、ガスファンヒーターやガス給湯暖房機など、ガス式の暖房器具を使用している家庭では、暖房も利用できません。とくに冬場は室温の低下により体調を崩しやすくなるなど、健康面への影響が生じる可能性があります。
このように、ガスの供給停止は生活の基本的な行動に直結するため、予告通知を受け取った段階で、早めの対応をおこなうことが重要になるでしょう。
滞納したガス代の支払いをしてからガス再開までの時間
支払期限をすぎているガス代を全額支払うことで、ガスの供給再開手続きが進められます。東京ガスの場合、平日12時までに支払いが確認された場合、原則として当日中にガスの供給が再開されます。(コンビニ払い・スマホ決済での支払いの場合)
一方、平日12時以降や土曜日・日曜日・祝日に支払った場合、ガスの供給再開は翌営業日になるので注意してください。
支払いからガスの供給再開までのタイミングは、ガス会社によって異なります。また、利用できる支払い方法についてもスマホ決済、クレジットカード、コンビニ払込票などさまざまです。支払い方法によって開栓タイミングが異なることもありますので、ご自身が利用しているガス会社に確認しておきましょう。
ガスが停止してしまった場合の再開手続き方法
ガスの供給が停止された場合、再開のためには以下のような手続きをおこなう必要があります。
- 未納分の支払い
- ガス会社への連絡・復旧依頼
- 保証金や連帯保証人を要求された場合の対応
それぞれ詳しく解説します。
未納分の支払い
ガスを再び利用するためには、滞納している料金を全額支払う必要があります。基本料金や従量料金だけ支払えばいいわけではありません。
ガス代を滞納している間に発生している遅延損害金を含む、すべての支払いが必要です。支払うべき金額は督促状に記載されているため、内容を確認しましょう。
支払い方法は振込用紙やクレジットカード、スマホ決済など、ガス会社によって異なります。
また、支払う時間や方法によっては入金の反映に時間がかかり、ガスの供給再開が遅れることもあります。
早期の再開を求める場合は、支払い方法や反映時間をガス会社のホームページなどで確認するとよいでしょう。
ガス会社への連絡・復旧依頼
ガス代の支払いが完了したあとは、ガス会社へ連絡し、供給再開の手続きを依頼する必要があります。ガス会社が利用者の支払い状況をリアルタイムで確認できるとは限らず、利用者からの連絡によって、はじめて入金が確認されるケースもあるためです。
ガスの供給再開を迅速に進めるには、支払いが完了した時点でガス会社へ連絡をしましょう。なお、オートロック付きマンションで作業員が単独で敷地内に立ち入りできない場合や、大型のガスメーターを設置している場合などは、供給再開時に立ち合いが必要となるケースがあります。
保証金や連帯保証人を要求された場合の対応
ガス代滞納後に供給を再開する際、手続きの一環として保証金の預入れを求められることがあります。金額は会社によって異なりますが、再度の滞納リスクを抑える目的で設定されるものです。滞納がなかった場合、通常は契約解約時に返済されます。
保証金を用意できない場合は、連帯保証人を求められることもあるでしょう。この場合、契約者がガス代を払わなければ、連帯保証人に支払いの請求がいきます。
ガス代を滞納した場合のリスク
ガス代の滞納には、主に次のようなリスクがあります。
- 未納分を全額支払わなければガス利用を再開できない
- 延滞が続くと強制解約になり再契約できなくなる可能性がある
それぞれのリスクを解説します。
未納分を全額支払わなければガス利用を再開できない
ガス供給を再開するためには、未納となっている料金を全額支払わなければいけません。ガス使用量が多いときや滞納期間が長いときは、未納分も高額になります。
また、遅延損害金が発生しているときは、未納分に遅延損害金を加えた金額を支払わなくてはいけません。滞納期間が長引くほど遅延損害金も高額になるため、経済的な負担も大きくなります。
延滞が続くと強制解約になり再契約できない可能性がある
滞納を長く続けていると、ガス会社によっては強制的にガス供給契約を解約される可能性があります。解約後にガスを使用するためには、未納分を全額清算したうえで、再度ガス供給を申込まなくてはいけません。ただし、一度強制解約となると、再契約ができなくなる可能性がある点は大きなリスクといえるでしょう。
ガス代の滞納を防ぐための予防策
ガス代の滞納を防ぐためには、日頃から支払い状況を確認したうえで、支払い忘れを防ぐ仕組みを整えておくことが大切です。
支払日を忘れてしまうリスクを防ぐためには、あらかじめ口座振替や自動引落しの設定をしておくとよいでしょう。あらかじめ登録しておくことで、支払い忘れによる滞納や、延滞損害金が発生する事態も防ぎやすくなります。
クレジットカード払いを利用するのもひとつの方法です。自動決済になるため、「気付かないうちに滞納していた」といったリスクを抑えられます。
また、クレジットカード払いの場合、実際の引落し日まで一定の期間があることから、資金を準備しやすい点もメリットです。
さらに、ガス会社の専用アプリやWeb明細を活用することで、ガス代や使用量を「見える化」できます。支払期限を意識しやすくなり、期限超過のリスクを減らせるでしょう。
ガス代をしっかり認識することで、料金が急増した際にはいち早く気付くこともできます。事前に家計を調整したり、節約を意識したりするきっかけにもなるため、結果として滞納の防止につながるでしょう。
ガス代の支払いができない場合の対処法
ガス代を期限内に支払っていれば、震度5以上の地震による安全装置の作動やガス機器の異常使用といったケースを除き、通常は快適にガスを利用できます。
しかし、収入の減少や急な出費など、やむを得ない事情で、ガス代の支払いが難しくなることがあるかもれません。支払いが難しい場合は、次の方法を検討してみましょう。
- ガス会社に相談する(猶予制度・分割)
- 親族や友人に相談する
- アルバイトなど即日払いの仕事をする
- カードローン利用も検討する
お金がないときの乗り切り方については、下記記事でも詳しく解説しています。
ガス会社に相談する(猶予制度・分割)
まずは、契約しているガス会社に連絡し相談することが重要です。状況によっては、支払期限の延長ができることもあります。
とくに、被災した場合や、一時的な生活困窮といった事情がある場合では、支払期限の延長や分割払いを認めてもらえるケースも珍しくありません。相談の際には、支払期限の延長を希望する理由や、希望する支払い方法を具体的に伝えることで、より柔軟に対応してもらえる可能性が高まります。
分割払いを希望する場合には、利息や手数料の有無、月々の返済額についても確認しておくと安心です。
支払いの猶予制度や分割払いを活用することで、ガス代の滞納によるガス停止や遅延損害金の負担を回避できる可能性があり、生活への影響も最小限に抑えやすくなるでしょう。
親族や友人に相談する
周囲に親族や友人など頼れる人がいないか、探してみてください。率直に相談すれば、お金を貸してもらえるかもしれません。
ただし、仲のいい友人であっても、返済の約束を守らなければ人間関係が壊れてしまうこともあるため、注意が必要です。お金を借りるときには返済期限や返済方法を決め、文書化しておきましょう。
アルバイトなど即日払いの仕事をする
短期のアルバイトなどでお金を稼ぐ方法も検討できます。働いた当日に報酬を受け取れる即日払いの仕事なら、滞納期間を長引かせずに済むかもしれません。
引っ越しスタッフやイベントスタッフなどの仕事は、1日単位で募集していることもあります。アルバイト情報サイトやアプリを使って探してみてください。
カードローン利用も検討する
ガス会社への相談や他の手段でも、ガス代の支払いを延長・猶予できない場合は、カードローンの利用もご検討ください。
カードローンは、審査で定めた利用限度額の範囲内で繰り返し借入れができるローンです。
レイクなら申込んだ当日に借りる即日融資にも対応しています。Webからのお申込みの場合、最短8分でのご融資が可能です※。
- 一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。お申込時間や審査状況によりご希望にそえない場合があります。
レイクで実際に借入れをされたお客さまからは、「土曜日に即日現金が必要になった際、朝申込みをして昼前には入金されて助かった」「支払期限が2日後で困っていたとき、融資可能と広告で見て申し込んでみたところ、手続きもスムーズで即日振込をしていただきとても助かりました」といった声をいただいています。
■お客さまの声
早くお金を借りられると、ガス供給の早期再開が実現できることもあります。
カードローンのメリットやデメリット、利用する際の流れについては下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
カードローンを利用する際の注意点
カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。ただし、このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
以下で詳しく解説します。
返済計画を立てる
お金を借りると返済が始まります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションできます。お借入れ希望額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からご利用限度額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで無利息期間が適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、Webでお申込み、はじめてご契約などの諸条件を満たしたお客さまは365日間の無利息サービスをご利用いただけます。
ご利用条件:Web申込み・はじめてのご契約、ご契約額が50万円以上(お借入れ額1万円でも可能)かつご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録完了が必要
上記ご利用条件を満たさない方は60日間無利息または30日間無利息をご利用いただけます。
さらに、「1秒診断」では、簡単な項目を入力するだけで、お借入れが可能かどうかを事前に診断することも可能です。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
また、無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。なおご返済が遅れた場合など、無利息期間が終了いたします。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
上記の式から分かるとおり、金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息の負担額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。
ガス停止に関するよくある質問
ガスが停止してしまい困っている方に向けて、よくある質問をご紹介します。
- ガス代を支払ったのにまだ復旧しないのはなぜ?
- ガス代の滞納が続くとどうなる?
ガス代を支払ったのにまだ復旧しないのはなぜ?
ガスの供給が始まらない理由として考えられるのは以下のとおりです。
- ガス会社へ連絡をしていない
- 再開作業の順番待ちとなっている
- 支払い情報が反映されていない
「ガス代を支払えばすぐにガスが使えるようになる」というわけではありません。支払い後は、必ずガス会社に支払った旨を伝えましょう。
ガス代の滞納が続くとどうなる?
滞納が続くと督促状が届き、その後ガスが停止されます。ガス会社によっては未払いが長期間続くと、契約を強制的に解約される可能性もあるでしょう。強制解約後は再契約が難しくなったり、契約にあたって保証金・連帯保証人を求められたりします。
ガスは生活に欠かせないものなので、強制解約にならないよう、支払いが厳しいときは早めにガス会社に相談するとよいでしょう。
まとめ
ガス代を一定期間滞納した場合、未納分に遅延損害金を加えた金額を支払わなくてはいけません。さらに滞納が続くとガスの供給が停止され、滞納しているガス代全額を支払わなければガスの供給を再開できないため、注意しましょう。
ご返済日までにお金を用意するのが難しい場合には、ガス会社に相談するなど早めの対処がおすすめです。
一時的にお金が必要な場合には、カードローンのご利用もご検討ください。レイクでは、21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。ただし、一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。また、お借入れの際は、ご返済に遅れないよう計画的にご利用ください。
監修者:
赤上 直紀(あかがみ なおき)
プロフィール:
元銀行員。若年層から高年層まで幅広い資産運用の提案を行う。メディアを通じて、より多くのお客さまに金融の知識を伝えたい気持ちが強くなり、退職を決意。現在は、編集者として金融機関を中心にウェブコンテンツの編集・執筆業務に従事している。
資格情報:
1級ファイナンシャル・プランニング技能士