金欠で困ったときの乗り越え方!
お金がない原因別に対処法を紹介

公開日:2022年8月30日

金欠で困ったときの乗り越え方!お金がない原因別に対処法を紹介

金欠で困っている場合「どうにかしてお金を作らなければ」と慌ててしまう方もいるかもしれません。
しかし、金欠になった場合はまずその原因を探り、原因に合わせて冷静に対処することが大切です。
この記事では金欠になる原因別の対処法や、お金に困っても絶対にやってはいけないことなどを紹介します。
「今すぐお金が必要な場合」の対処法も紹介しているので参考にしてください。

金欠で困った際にまず考えるべきこと

金欠は誰しもが一度は経験することかもしれません。
金欠になると「お金を用意しなければ」と焦って早急な解決を求めるかもしれませんが、まずは金欠になった原因を考えることが大切です。
金欠になった原因を理解しておけば、今後同じような状況になることを避けられるでしょう。
また、金欠の原因によって対処法も異なります。原因は毎月お金の工面に困る「慢性的な金欠」と、急な出費による「一時的な金欠」の2つに分けられます。

それぞれの対処すべき方法について、以降の項目で紹介していきます。

金欠になる原因ごとの対処法

前述したとおり、金欠には「慢性的な金欠」と「一時的な金欠」の2種類あります。
それぞれの対処法を理解しておくことで、お金に困ったときに焦らず対応できるようになるため、参考にしてください。

慢性的な金欠の対処法

毎月お金に困っている慢性的な金欠の場合には、家計の収支を見直すことが大切です。
慢性的に金欠になる状況を根本的に解決するには、入ってくるお金(収入)より出ていくお金(支出)を少ない状況にすることが大切です。
収入より支出が少なければ基本的に慢性的な金欠になることはありません。
そして、慢性的な金欠を解決する方法は「収入を増やす」もしくは「支出を減らす」のどちらかです。
収入を増やす方法、支出を減らす方法をそれぞれ簡潔に紹介すると下記のようなものがあります。

収入を増やす 支出を減らす
  • 転職して収入を上げる
  • 副業をする
  • 固定費を削減する
  • 変動費を節約する

上記のとおり、収入を増やすには時間や労力がかかります。まずは家賃や通信費、保険料などの固定費の削減、食費や娯楽費、交際費などの変動費を節約することから検討しましょう。そして、余裕ができてから収入を増やす方法を考えていくと効率的です。
どう工夫しても支出のバランスがとれず、かつ働けない状況などにある場合には国の公的支援制度を活用するという選択肢もあります。

例えば厚生労働省では生活を支えるための支援として以下のような支援を設けています。

  • 社会保険料等の猶予
  • 生活困窮者自立支援制度
  • 住居確保給付金(家賃)
  • 償還免除付のひとり親家庭住宅支援資金貸付
  • 生活保護制度

これらは厚生労働省で実施している支援の一部です。各種支援措置の具体的な内容は市町村の窓口などで相談できるほか、どこに相談したらよいのかわからないときのために総務省行政相談センターなどが設けられています。
自分ひとりでは解決できない状況の方はまず相談してみましょう。

一時的な金欠の対処法

冠婚葬祭費や旅行などによる一時的な金欠の場合も「収入を増やす」もしくは「支出を減らす」という基本的な考え方は同じです。

しかし、一時的な金欠の場合は、下記のような一時的に乗り切る対処法もあります。

  • 日雇いのアルバイトをする
  • フリマアプリ等で不用品を売る
  • 質屋を利用する
  • 知人や家族にお金を借りる
  • カードローンを利用する

なかには「副業やアルバイトは会社から禁止されている方」や「知人や家族に頼りづらい方」もいるかもしれません。
もし次の給料などで返済できる見込みがあるのならば、最短即日で借入れ可能なカードローンを利用する方法もあります。
無利息期間を設けているカードローン会社もあるので、活用することで利息を抑えてカードローンを利用することも可能です。
例えば、レイクでは選べる無利息期間を設けており、はじめてレイクをご契約の方がご利用できます。ぜひご検討ください。

金欠時にカードローンを利用する際の注意点

金欠時にカードローンを利用する際の注意点

カードローンのなかには最短即日融資に対応しているものもあり、一時的な金欠の際には心強い味方となります。
しかし、借入れ後には返済が必ずあるため、慢性的な金欠の場合は根本的な解決にならない点に注意しましょう。また、審査で返済能力がないと判断されれば借入れ自体することができません。
また、一時的な金欠の対処法としてカードローンを利用する際には、下記の点に注意して利用することが大切です。

  • 借入れは返済計画を立ててから行う
  • 契約内容をしっかり確認する
  • 家計に余裕がある場合は早めの完済を心がける

それぞれの注意点について以下で詳しく紹介するので、カードローンの利用を検討している方は参考にしてください。

借入れは返済計画を立ててから行う

借入れ後は毎月の利息と合わせての返済が始まるため、より収支管理が大切になります。
カードローン会社から借りすぎると、返済が負担になり収支のバランスが崩れ、より金欠になる可能性があるため過度な借入れには注意しましょう。
事前に借入れる予定の金額と毎月の返済額を考慮した返済計画を立て、問題なく返済できるか確認しておくと安心です。
カードローン会社のホームページ上では無料で簡易的な返済シミュレーションサービスを提供している場合がほとんどなので、借入れ前に活用すると良いでしょう。
レイクでもお借入れ前に無料でご利用いただける「ご返済シミュレーション」を提供しているのでぜひご利用ください。(※)

  • シミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご確認ください。

契約内容をしっかり確認する

カードローンの金利や限度額は商品やカードローン会社によって異なります。
また、適用される金利や限度額は審査によって個別に設定されるため、契約後には契約内容をよく確認しておくことが大切です。
金利や毎月の返済額などをしっかり確認しておくことで返済計画も立てやすくなるでしょう。
契約内容を把握せずにカードローンを利用していると、使いすぎや返済の遅延などによって、さらにお金に困る状況になる場合があるため注意が必要です。

家計に余裕がある場合は早めの完済を心がける

カードローンから借入れた後は早めの完済を心がけましょう。
利息は借入れ日数が長くなるほど多くなるため、利息をできるだけ抑えるためには早めの返済を心がけることが大切です。
臨時収入やボーナスなどで家計に余裕がある場合には、多めの返済を心がけることで通常より早めの完済が可能になります。
レイクではWeb返済サービスや銀行振込みからの一括返済を受け付けているほか、毎月の最低ご返済額以上でのご返済にてご返済回数を減らすこともできるので、家計に余裕がある際にはご活用ください。

金欠で困っても絶対にやってはいけないこと

お金に困った際には慌ててしまうことがあるかもしれませんが、下記は絶対にやってはいけません。

  • 違法業者からの借入れ
  • SNSなどを利用した個人間融資
  • ギャンブルでお金を増やそうとする

上記をおこなうと、さらに金欠になったり、トラブルに巻き込まれたりする可能性があるため注意が必要です。
それぞれの危険性について以下で詳しく紹介します。

違法業者からの借入れ

もし「審査無し」や「ブラックOK」、「誰でもOK」といった甘い言葉で宣伝しているカードローンや金融商品を見かけても絶対に借りないようにしましょう。
消費者金融カードローンも銀行カードローンも利用にあたって必ず審査がおこなわれます。「審査無し」「誰でもOK」という表現は疑う必要があります。
そのような表現をしている場合は、違法業者の可能性が高く、法外な金利での返済を要求されたり、強引な取り立てをされたりなどのトラブルに発展する実例もあります。
お金に困ったからといって甘い言葉に流されないように注意しましょう。

SNSなどを利用した個人間融資

個人であっても継続して金銭の貸付けをおこなうことは貸金業に該当します。貸金業の無登録者による貸付けの勧誘は罰則の対象です。
SNS等の不特定多数の人が閲覧可能な媒体で「お金を貸します」や「融資可能です」と借入れを促す書き込みは貸付けの勧誘に該当します。書き込みをしている人が貸金業の無登録者だった場合、貸金業法の規定に抵触していると考えられます。
また、個人間融資の場合、一方的に不利な契約をさせられてしまったり、個人を装った違法業者に貸付けられてしまうなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そのほか、個人情報が流出するリスクなどもあるので、SNSなどを利用した個人融資を利用するのは大変危険です。
金融庁でもSNSやWeb上の掲示板を通じた個人間融資に対する注意喚起がなされています。金欠になったとしても、個人間融資を利用してお金を借りないようにしましょう。

ギャンブルでお金を増やそうとする

金欠の状況を打破するためにギャンブルで一攫千金を望むのも危険です。
現実味がなく、より金銭苦に陥ってしまう可能性があるためです。
確実に金欠から抜け出すにはギャンブルなどに頼らず、紹介したような方法を参考にして収支を見直すことが大切です。

まとめ

金欠になった場合には、何が原因で金欠になったのかをまず理解しましょう。
「慢性的な金欠」の場合は、根本的な生活を見直し収支のバランスを整えることが大切です。もし自分ではどうしようもない場合には国の支援制度に頼りましょう。
一方で、冠婚葬祭費などで「一時的な金欠」になった場合は、短期的にお金を工面する方法もあります。
カードローンは最短即日融資に対応しているため、早急にお金が必要になった際には頼りになるでしょう。
カードローン利用前にはしっかりと返済計画を立てるなど、紹介した利用時の注意点を押さえつつご利用を検討してみてください。

監修者:新井 智美

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新井 智美

プロフィール:

コンサルタントとして個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)のほか、資産運用など上記相談内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)をおこなうと同時に、金融メディアへの執筆および監修にも携わっている。現在年間300本以上の執筆及び監修をこなしており、これまでの執筆及び監修実績 は2,000本を超える。

資格情報:

CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員