借金の利子の定義や金利との違い、相場、総返済額を
抑える方法などを紹介!
公開日:2026年6月29日
金融機関から借金をすると、利子が発生します。利子は借金の手数料のことで、金融機関やお借入れ額、返済期間などによっても変わります。
この記事では、利子の概要と、利息や金利との違いについてまとめました。また、利子の相場や総返済額を抑える方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
借金の利子・利息・金利とは
借金をするときには、利子や利息が気になる方も多いのではないでしょうか。そもそも利子・利息・金利とは何を意味する言葉なのか、また、どのように区別するのか解説します。
利子・利息
利子と利息は、同じ意味の言葉で、借金をしたときに上乗せされる手数料のことです。たとえば、10万円を借りて手数料として1万円を請求された場合は、利子・利息は1万円となります。
利子・利息は金利から計算します。そのため、同じ金額を同じ期間借りる場合は、金利が高ければ高いほど利子は高額になります。
なお、一般的には、支払うものを「利息」、受け取るものを「利子」として使い分けられています。たとえば、お客さまが金融機関に借金の手数料として1万円上乗せして支払うときは「利息を1万円支払う」、反対に金融機関がお客さまからご返済を受け取るときに元金よりも1万円増えているなら「利子として1万円受け取った※1」と表現できます。
- 1 実際には利子から税金が差し引かれた状態で受け取ります。
金利
金利とは、利息や利子が発生する割合のことです。金利は基本的には年利(1年あたりの利率)で表記します。
たとえば、10万円を借りて、30日後に利子として1,000円支払ったと仮定してみましょう。実際にお金を借りたのは30日間ですが、1年(365日。うるう年のときは366日)お金を借りたと仮定して金利を計算します。金利と利子の計算方法については後述します。
下記記事でも、金利の仕組みや利息の計算方法について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
【借金の種類別】金利の相場
ここでは、主要な借金の種類別の金利相場をご紹介します。
| ローンの種類 | 金利相場※2 |
|---|---|
| 住宅ローン | 変動金利型:年0.3~2.6%、全期間固定金利型:年1.6~3.3% |
| 教育ローン | 変動金利型:年2.4~4.1%、固定金利型:年3.0~8.1% |
| カーローン |
銀行は変動金利型が一般的。年1.5~4.2% ディーラーローンは固定金利型が一般的。年3.0~6.5% |
| フリーローン | 固定金利型:年1.7~14.6% |
| カードローン | 固定金利型が一般的。銀行:年1.4~17.5%、消費者金融:年3.0~18.0% |
- 2 いずれも民間金融機関。概数のため小数第二位を四捨五入して小数第一位までご紹介。
なお、金利相場はサービスや申込内容、そのほかの条件により変動します。ローンを利用するときは、複数の金融機関の金利を比較してから相場をご確認ください。
下記記事でも、主要なお借入れの金利相場について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
上限金利のルール
金利は各金融機関で決定されますが、自由に決められるわけではありません。利息制限法により、以下のように上限金利が定められているため、各金融機関は法律で定められた範囲内で金利を決めます。
| お借入れ額(カードローンの場合は利用可能額) | 上限金利 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年20.0% |
| 10万円以上100万円未満 | 年18.0% |
| 100万円以上 | 年15.0% |
たとえば、カードローンの利用可能額が50万円の場合、適用金利は年18.0%以下ですが、利用可能額が100万円になると、適用金利は年15.0%以下になります。
利子の計算方法
利子は以下の計算式で求めます。
利子の計算式
- 利子=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日×お借入れ日数
- 3 うるう年は366で割る
たとえば、10万円を年18.0%で30日借りる場合は、以下の計算式により1,479円の利子が発生すると求められます。実際は、金融機関によって小数点以下の処理が異なるため、事前に確認しておきましょう。
- 10万円×18.0%÷365日×30日=1,479.45……
下記記事でも、利子(利息)の計算方法や注意点について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
金融機関のシミュレーション機能を利用しよう
利子の計算方法は、どの金融機関でも同じです。借金をしたときは、上記の計算式を用いて、どの程度の利子が発生するのか計算してみましょう。
ただし、借金を分割で返済するときには、上記の計算式だけでは求められません。返済するたびにお借入れ額が減るだけでなく、利子の支払い方(元利均等返済方式や元金均等返済方式など)によっても計算方法が変わります。また、無利息サービスが適用される場合にはお借入れ日数も変わることがあります。
正確に利子を計算したいときに活用できるのが、お借入れ先の金融機関で公開しているシミュレーション機能です。その金融機関のルールに則って利子を計算できるため、より正確に手数料が求められます。ぜひ活用してみてください。
利子の負担を抑える方法
借金を返済するときは、お借入れた元本に利子を上乗せします。つまり、利子を抑えると総返済額を抑えられ、負担を軽減できます。
利子を抑える具体的な方法をご紹介します。
金利が低いローンを選ぶ
利子はお借入れ額に金利をかけて求めるため、金利が低いほど利子は減ります。借金をする前に複数のローンを比較し、金利が低いものを選びましょう。
ただし、ローンを利用するときには審査が実施されるため、必ずしも希望するローンを利用できるとは限りません。金利が低いローンは審査基準も厳しい可能性があり、利用のハードルが高くなることもあります。
返済期間を短く設定する
利子はお借入れ額に返済期間をかけて算出するため、返済期間が短いほど利子は減ります。可能な限り、短期間で完済するように心がけてください。
ただし、返済期間を短くすると、毎月のご返済額が増えてしまいます。返済が家計を圧迫することがないよう、無理なく返済できる程度に返済期間を設定することが大切です。
繰上返済を実施する
延滞することなく返済するためにも、無理なく返済できる程度に返済期間や毎月のご返済額を設定するようにしてください。そのうえで、余裕があるときには多めに返済する「繰上返済」を実施することがおすすめです。
繰上返済を実施することで利用残高が早く減り、返済期間を短縮できることもあります。また、返済期間が短縮されると、利息が減る可能性もあります。
下記記事では、カードローンの一括返済(全額繰上返済)の方法や注意点について詳しく解説していますので、参考にしてください。
利子なし(無利息)サービスを利用する
利子なしサービスとは、一定期間は利子(利息)が発生しないサービスのことです。「無利息サービス」と呼ばれることもあります。
無利息サービスが適用されると、利息が発生する日が減るため、利子を抑えることが可能です。また、無利息サービスが適用されている期間中に全額を返済すると、利息なしにローンを利用できることもあります。
なお、無利息サービスは、すべてのローンで提供されているわけではありません。ローンを利用する前に、無利息サービスを実施しているか確認しておきましょう。
下記記事では、無利息サービスを利用するときの注意点について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ローンを利用する際の注意点
ローンを利用する場合は、次の2点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
以下で詳しく解説します。
返済計画を立てる
お金を借りると返済が始まります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、ローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
ローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションできます。お借入れ希望額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からお借入れ可能額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
下記記事では、カードローンの返済期日に遅れてしまいそうな場合の対処法や、返済計画を立てる際のポイントについて、詳しく解説していますので参考にしてください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
ローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで無利息期間が適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、Webでお申込み、はじめてご契約などの諸条件を満たしたお客さまは365日間の無利息サービスをご利用いただけます。
ご利用条件:Web申込み・はじめてのご契約、ご契約額が50万円以上(お借入れ額1万円でも可能)かつご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録完了が必要
上記ご利用条件を満たさない方は60日間無利息または30日間無利息をご利用いただけます。
さらに、「1秒診断」では、簡単な項目を入力するだけで、お借入れが可能かどうかを事前に診断することも可能です。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
また、無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。なお、ご返済が遅れた場合など、無利息期間が終了いたします。
まとめ
借金の利子とは、借金を利用するための手数料のことです。利息と呼ばれることもあります。
利子が増えると借金返済の負担が増えるため、可能な限り減らすように工夫することが大切です。たとえば、繰上返済を実施したり、無利息サービスのあるローンを利用したりすることで、利子を削減できることがあります。
レイクでは、はじめてのご利用の方なら無利息サービスをご利用いただけます。無利息サービスが適用されている期間中に全額返済すると、利子なしにローンを利用することも可能です。ぜひチェックしてみてください。
監修者:
古関 俊祐
プロフィール:
弁護士法人HAL代表弁護士。消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、多くの依頼者からの相談を受けている。分かりやすく、人当たりの良い弁護士になることを目標に、日々の業務を行う。債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続など家庭内の問題など、個人の生活において避けては通れない様々な問題について手広く対応。地元である東京都葛飾区の新小岩にて新小岩法律事務所を開設後、弁護士法人HALを設立し秋葉原と新小岩にオフィスを構えて活動している。
資格情報:
弁護士