キャッシングの金利の仕組みと利息の計算方法を
分かりやすく解説!
公開日:2026年1月22日
キャッシングの「金利」とは、借りたお金に対してどれくらいの割合で利息が発生するのかを%で示したものです。
「金利」について正しい知識を身につければ、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンなどのキャッシングサービスを利用する際に返済総額を抑えられる可能性があります。
この記事では、金利の仕組みを説明した後、「利息」や「実質年率」との違いや利息の計算方法を解説します。利息を抑える方法もご紹介するので、キャッシングの利用を検討している方はぜひご覧ください。
キャッシングの金利とは
キャッシングとは、クレジットカードのキャッシング枠やカードローンなどのサービスを利用してお金を借りる行為のことです。
キャッシングサービスには、「金利」が設定されています。金利とは、「元金(借りた金額)に対して一定期間に支払う利息の割合」を%(パーセンテージ)で示したものです。
一般的に「金利」というと、元金に対する1年間の利息の割合である「年利」をさします。なお、「年利」に対して「月利」とは、元金に対する1ヵ月あたりの利息の割合のことです。
また、金利は「利率」や「手数料率」と呼ばれることもあります。一般的に、カードローンでは「金利」、クレジットカードのキャッシング枠では「利率」や「手数料率」が用いられます。
「金利」と「利息」の違い
利息は、借りたお金の対価として借主が貸主に支払う金銭のことで、「利子」とも呼ばれます。つまり、借りた金額に金利を乗じて求めたものが「利息」です。
| 金利 | 元金(借りた金額)に対して一定期間に支払う利息の割合 |
|---|---|
| 利息 | 借りたお金の対価として借主が貸主に支払う金銭 |
キャッシングを利用した際の返済総額に影響するため、金利や利息の意味を正しく理解しておきましょう。
下記記事では、金利や利息の正確な意味、計算方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてださい。
「金利」と「実質年率」の違い
お借入れをする際は、「実質年率」を確認してください。
カードローンやクレジットカードのキャッシング枠のサービス紹介ページでは、「金利」ではなく「実質年率」と表記される場合があります。実質年率とは、元金の利息に手数料などの諸費用を加えた実質的な金利(年利)のことです。
一般的に、キャッシングサービスは事務手数料などの諸費用がかからないため、金利=実質年率となることが多いです。
クレジットカードとカードローンの金利の比較
お借入れの際の金利は、キャッシングサービスを提供する金融機関やクレジットカード会社によって異なります。一般的な金利の相場は、以下のとおりです。
| 区分 | 金利の相場 |
|---|---|
| クレジットカードのキャッシング枠 | 年率15.0%~18.0%程度 |
| 銀行系カードローン | 年率1.5%~14.5%程度 |
| 消費者金融系カードローン | 年率3.0%~18.0%程度 |
クレジットカードのキャッシング枠の金利は、カードローンと比べて高めに設定されることがあります。ただし、カードローンは提供する金融機関によって大きく2種類に分けられ、金利も異なります。
一般的に、銀行系カードローンは消費者金融系カードローンと比べて金利が低めです。
消費者金融系カードローンは銀行と比べて金利が高めですが、ご契約がはじめてなら「無利息期間」を利用できる場合があります。無利息期間とは、一定期間の利息がかからない期間のことです。
なお、カードローンのサービスごとに設定されている金利は、クレジットカードのキャッシング枠と比べて幅が広く、実際に適用される金利は利用者によって異なります。
カードローンの金利や計算方法、利息の負担を抑える方法について下記記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
キャッシングの金利の決まり方
キャッシングの金利は、キャッシングサービスを扱う金融機関やクレジットカード会社がそれぞれ設定します。ただし、法律(利息制限法)で上限が定められています。
| お借入れ額 | 上限金利 |
|---|---|
| 10万円未満 | 年率20.0% |
| 10万円以上100万円未満 | 年率18.0% |
| 100万円以上 | 年率15.0% |
利息制限法の上限を超える金利での貸付は違法です。したがって、どの金融機関から借りても、ご利用限度額が50万円なら年率18.0%、ご利用限度額が100万円なら年率15.0%を超えることはありません。
また、実際の適用金利は、サービスごとに設定された金利の範囲でご利用限度額や審査に応じて決まる仕組みです。そのため、利用者によっても異なります。
お借入れの際は、適用金利がいくらなのかを確認したうえでご契約してください。
キャッシングの利息の計算方法
キャッシングの利息は、お借入れ額(元金)と金利、お借入れ日数で決まります。
利息=お借入れ額×金利(年率)÷365日(※)×お借入れ日数
たとえば、10万円を金利年率18.0%で30日間お借入れした場合の利息は、10万円×年率18.0%÷365日×30日間=1,479円となります。30日間・60日間・90日間お借入れした場合の利息は、それぞれ以下のとおりです。
| 返済期間 | 利息の負担額 | 総返済額 |
|---|---|---|
| 30日間 | 1,479円 | 101,479円 |
| 60日間 | 2,958円 | 102,958円 |
| 90日間 | 4,438円 | 104,438円 |
上記のように、早くご返済するほど利息の負担額が少なくなることが分かります。
- うるう年は366日で計算します。
利息の負担額の把握には「返済シミュレーション」を活用
キャッシングサービスでお借入れすると、毎月ご返済するたびに利用残高が減るため、支払う利息の負担額も毎回変わります。利息の負担額を確認したいときは、返済シミュレーション機能が便利です。
返済シミュレーション機能とは、ご利用限度額や金利などの項目を入力するだけで毎月のご返済額や利息の負担額、ご返済回数などを試算できるサービスです。各金融機関が公式サイトで公表しており、誰でも利用できます。
レイクでは、ご希望のご利用限度額と無利息期間を選択するだけで利息の負担額のめやすが分かる「ご返済シミュレーション」を提供しています。毎月のご返済額から、お借入れ可能な金額を調べることも可能です。
以下の表は、10万円を金利年率18.0%でお借入れし、毎月4,000円・5,000円・6,000円をご返済した場合の利息の負担額をレイクのご返済シミュレーションで試算した結果です(※)。
| 毎月の返済金額 | 返済回数 | 利息の負担額 | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 4,000円 | 31回 | 21,274円 | 121,274円 |
| 5,000円 | 24回 | 15,418円 | 115,418円 |
| 6,000円 | 19回 | 11,933円 | 111,933円 |
- 60日間無利息(Web申込み限定)が適用された場合のめやすです。
毎月のご返済額が多いほど早くご完済でき、利息の負担額・総返済額を抑えられることが分かります。
お借入れの際は、返済シミュレーション機能を利用し、利息の負担額やご完済のめやすを事前に把握してください。
キャッシングの利息を抑える方法
キャッシングの利息を抑えて、その分を元金のご返済に充てれば、元金がより早く減り、返済期間を短縮できる可能性があります。以下のポイントを押さえ、賢くキャッシングサービスを利用してください。
- なるべく金利の低いところから借りる
- 無利息サービスを利用する
- ご契約中のキャッシングサービスで増額する
- 繰上げ返済する
- ご返済に遅れない
なるべく金利の低いところから借りる
利息を抑えたいなら、なるべく金利の低いキャッシングサービスを利用してください。ほかの条件が同じ場合、金利が低いほど利息の負担額も少なくなります。
ただし、キャッシングサービスの金利は幅広く設定されており、実際の金利はご利用限度額や審査に応じて決まります。そのため、必ずしも希望どおりの金利でお借入れできるとは限りません。
無利息サービスを利用する
多くの消費者金融系カードローンは、ご契約がはじめての方に無利息サービスを提供しています。無利息サービスのあるカードローンでは、「ご契約日の翌日」または「初回お借入れ日の翌日」から一定期間、利息が発生しません。
無利息期間が長い金融機関を選べば、期間中により多くご返済しやすく、利息を抑えられる可能性が高まります。
ただし、無利息期間中も毎月の決められたご返済は必要であるため、無理のない範囲で活用してください。
消費者金融系カードローンの無利息サービスを利用する際の注意点について、下記記事でも詳しく解説していますので、参考にしてください。
ご契約中のキャッシングサービスで増額する
ご契約中のキャッシングサービスで増額(ご利用限度額を引き上げること)することで、金利が下がるケースもあります。一般的に、ご利用限度額が高くなるほど金利は低く設定されるからです。
また、現在のお借入れ条件がご利用限度額50万円・金利年率18.0%の場合、100万円に増額できれば金利は年率15.0%以下に下がります。ただし、増額の際は審査が必要です。
下記記事では、キャッシングサービスのうち、カードローンで増額を申込んだ際の審査内容や増額の流れについて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
繰上げ返済する
利息の負担を抑えたいなら、無理のない範囲で繰上げ返済を活用してください。
「繰上げ返済(臨時のご返済)」とは、ご都合の良いときに追加でご返済することです。元金を早く減らすことができるため、返済期間が短縮され、本来かかるはずだった利息を減らせます。
なお、カードローンやクレジットカードのキャッシング枠では、元金と利息をすべてご返済する「一括返済」もおこなえます。
下記記事では、カードローンの一括返済の方法や注意点について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ご返済に遅れない
キャッシングサービスを利用する際は、ご返済に遅れないことが大切です。
ご返済に遅れると、延滞日数に応じた遅延損害金(年率)がかかります。遅延損害金(年率)の利率は、通常の適用金利よりも高く設定されているのが一般的です。延滞日数が長くなるほど負担額も増えるため、期日に遅れないように注意してください。
金融機関によっては、返済期日が近づくとメールなどで知らせてくれるサービスを提供している場合もあります。
カードローンの返済期日に遅れてしまった場合に生じるリスクや、遅れた場合の対処法について、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
レイクではじめてのご契約なら無利息期間を利用できる
レイクのカードローンでは、金利年率4.5%~18.0%が適用されます。また、はじめてご契約の方に無利息サービスをご用意しております。
Webでお申込み、はじめてご契約などの諸条件を満たしたお客さまは365日間の無利息サービスをご利用いただけます。
- 365日間無利息
ご利用条件:Webでお申込み・はじめてのご契約、ご契約額が50万円以上かつご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録完了が必要
上記ご利用条件を満たさない方は60日間無利息または30日間無利息をご利用いただけます。
- 60日間無利息(Web申込みかつはじめてのご契約額が50万円未満)
- 30日間無利息(自動契約機または電話申込みかつはじめてのご契約)
さらに、「1秒診断」では、簡単な項目を入力するだけで、お借入れが可能かどうかを事前に診断することも可能です。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
また、無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。なお、ご返済が遅れた場合など、無利息期間が終了いたします。
カードローンを利用する際の注意点
お金を借りると返済が始まります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
前述のとおり、カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションできます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からご利用限度額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
まとめ
「金利」とは、借りたお金に対する利息の割合を示すものです。
キャッシングサービスを提供する金融機関やクレジットカード会社は、それぞれサービスごとに金利を設定します。ただし、利息制限法の上限金利を超えることはありません。また、お借入れする際に適用される金利は、ご利用限度額や審査結果によって異なります。
キャッシングサービスを利用する際は、無利息サービスや繰上げ返済を活用し、利息の負担を抑えましょう。レイクなら、はじめてご契約の場合、ご都合にあわせて無利息期間をご利用いただけます。
また、お借入れの際は、期日に遅れないよう計画的にご利用ください。
監修者:
松崎 観月
プロフィール:
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当し、資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後、CFP認定を取得。現在は金融に関する記事の執筆・監修をおこなう。これまでに執筆した記事は500本を超える。
資格情報:
CFP®、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日商簿記検定2級