カードローンは主婦も申込める!
借りられる金額のめやすや利用する際の注意点を解説
公開日:2022年10月18日
更新日:2024年7月15日
カードローンは、基本的には収入や年齢などの各カードローン会社が定める条件を満たせばお申込みいただけます。主婦もカードローン会社が定める条件を満たしていれば、カードローンにお申込みができ、審査に通った場合はお金を借りることができます。
実際のところ、主婦はカードローンでどの程度の金額を借りられるのか、また、何に注意が必要なのかについてまとめました。ご家族に知られずにご利用するポイントも紹介するので、ぜひご覧ください。
主婦もカードローンの利用は可能
どのカードローンも、お申込条件が定められています。一定の年齢であることや安定した収入があることを求めていることが多いため、パートやアルバイトなどで安定した収入を得ている主婦であればカードローンにお申込みできる可能性があります。
ただし、カードローンによってお申込条件は異なるので注意が必要です。ご自身が条件をすべて満たしているかご確認いただいたうえでお申込みください。
また、専業主婦は金融機関によってお申込みの方法が異なります。ご自身が安定した収入を得ているか不安な方は、「専業主婦がお金を借りる方法」で後述するので、ぜひご覧ください。
主婦がカードローンで借りられる金額
貸金業法の総量規制があるため、貸金業法の規制を受ける消費者金融や信販会社のカードローンをご利用の場合は、年収の1/3を超える金額(カードローンの場合はご利用限度額)のお借入れは原則できません。
たとえば、年収が120万円であれば、ご利用限度額は40万円までがめやすになります。ただし、複数の貸金業者から借入れをしている場合、すべてのお借入れ総額が年収の1/3を超えてはならないため、既に貸金業者から10万円のお借入れがあった場合、年収120万円の方が追加でお借入れできるめやすは、30万円までになります。
また、銀行系カードローンは総量規制の対象外ですが、総量規制を基準に限度額を設定している場合があるため、無制限に借りられるわけではありません。
総量規制の詳細やご利用限度額については、下記記事でも解説していますのであわせてご覧ください。
主婦がカードローンに申込む際に気をつけたいこと
お申込条件に該当するカードローンがあった場合は、お申込みが可能です。次の3つのポイントにご注意いただき、お申込みください。
- 必要書類は漏れのないようにする
- 他社を利用している場合は残高を減らしておく
- 同時に複数のカードローン会社に申込まない
それぞれのポイントについて解説します。
必要書類は漏れのないようにする
カードローンにお申込みの際は、運転免許証などの本人確認書類の提出が必要です。たとえばレイクでは、次のいずれかを本人確認書類としてご提出をお願いしております。
- 運転免許証
- 健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード・特別永住者証明書
いずれも有効期限内のものであることが必要です。
また、お借入れの金額によっては収入証明書類が必要になります。レイクでは、以下のいずれかを収入証明書類としてご提出をお願いしております。
- 源泉徴収票
- 給与明細書
- 住民税決定通知書・納税通知書
- 確定申告書
- 所得(課税)証明書
提出が必要な書類を事前にご準備いただき、不備や漏れがなければ審査がスムーズに進む可能性があります。
カードローンの審査で収入証明書類が不要なケースや、提出できない場合の対処法について、下記記事でも詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
また、カードローンの審査ではお勤め先への在籍確認が行われる場合があります。在籍確認の流れや確認項目について、下記記事で詳しく解説しています。また在籍確認の電話がかかってくる可能性を少なくする方法についても紹介していますので参考にしてください。
カードローンの審査自体はどのような流れで進むのか気になる方もいるでしょう。カードローンの審査項目や、審査の流れは下記記事で解説しています。
他社を利用している場合は残高を減らしておく
カードローン会社では、審査の際に申込者のお借入れ状況も確認します。ほかの貸金業者でのご利用残高が年収の1/3に達している場合は、新たなお借入れは難しいかもしれません。
ほかの貸金業者から既にお金を借りている場合は、ご利用残高がどの程度あるのかご確認ください。もし既に年収の1/3に達している場合は、ご返済をして残高を減らしておくとよいでしょう。
同時に複数のカードローン会社に申込まない
カードローンにお申込みいただくと、カードローン会社は申込者の信用情報を信用情報機関に問合せます。
信用情報機関には、カードローンやクレジットカードなどへのお申込状況も登録されています。申込履歴が多すぎると収入面などに不安材料があるものとして、審査に影響をおよぼす可能性があります。
夫に内緒でカードローンを利用する方法
カードローンのご利用やお申込みを夫に知られたくない場合は、次の点に注意してください。
- 延滞しないようにする
- カードを見られないようにする
- 郵送物に注意する
- 夫婦の共同口座に記録を残さないようにする
それぞれのポイントについて解説します。
延滞しないようにする
ご返済が遅れると、カードローン会社から電話かかってきたり、郵送物が届いたりする場合があります。着信履歴や郵送物を見られてしまうことでカードローンの利用をご家族に知られてしまう可能性があるためご注意ください。
また、延滞をすると信用情報機関に延滞の事実が記録されます。ほかのクレジットカードやローンのお申込みに影響を与える可能性があります。さらに延滞すると遅延損害金が発生するため、期日を守ってお支払いすることが大切です。
カードローンの返済期日に遅れてしまった場合に生じる影響や、信用情報として登録される内容について、下記記事でも解説していますので参考にしてください。
また、現時点での信用情報が気になる方は、下記記事で開示請求の方法について解説していますので、あわせてご覧ください。
カードを見られないようにする
カードを見られると、カードローンの利用を知られてしまう可能性があります。使わないときは人目に触れないようなところに片付けておきましょう。
なお、カードローンの中にはカードを発行せずに利用できる「カードレス」に対応しているものもあります。カードの管理が不安な方は、カードレスをご利用ください。
レイクではカードレス(カード郵送なし)でのご契約が可能です。レイクのアプリを使うことで、カードがなくてもご利用いただけます。カードを見られたくない方はぜひご検討ください。
郵送物に注意する
ご契約書類やご利用明細、延滞時のご連絡などでカードローン会社から郵送物が届く場合があります。郵送物を見られてしまうことで、ご家族にカードローンの利用を知られてしまう可能性も考えられます。
レイクでは、Web明細サービスにご登録いただくと、ご利用明細書の郵送がなくなり、過去6ヵ月分までのご利用明細書をWebでご確認いただけます。
ただし、ご返済が遅れた場合はご請求書をご自宅に郵送される場合もあるので、ご返済忘れにはご注意ください。
カードローンを郵送物なしで利用する方法やその際の注意点について、下記記事でも解説していますのであわせてご覧ください。
夫婦の共同口座に記録を残さないようにする
夫婦で利用している共同口座を返済用口座にすると、毎月定期的に引落とされていることからローンのご利用を気付かれてしまうかもしれません。返済用口座は個人口座に指定するようにしてください。
ただし、個人口座を返済用口座に指定する場合も、通帳を見られるとローンの利用に気付かれてしまう恐れがあります。ご家族の目に届かない場所に保管し、適切に管理することが大切です。
レイクは主婦にもおすすめ
レイクは、主婦にもご利用いただきやすいようさまざまな工夫を実施しています。ただし、お申込みいただけるのは安定した収入のある方が対象になるため、収入のない専業主婦への貸付はおこなっていません。
- プライバシーに配慮
- 最短即日融資が可能
- はじめてのご契約で無利息サービスが利用できる
それぞれ詳しく解説します。
プライバシーに配慮
レイクはカードレス(カード郵送なし)をお選びいただけます。カードの管理が気になる方にもご利用しやすいカードローンです。
また、郵送物や電話連絡についてもできる限り考慮いたしますので、プライバシーが気になる方にも安心してご利用いただけます。
最短即日融資が可能
レイクでは、Webからのお申込みで審査・必要書類の確認を含むご契約手続きが21時(日曜日は18時)までに完了すると、最短25分でご融資が可能です。当日中のお振込みによるご融資も可能なので、お忙しい方もご利用しやすいでしょう。ただし、一部の金融機関およびメンテナンス時間などは除きますのでご注意ください。
はじめてのご契約で無利息サービスが利用できる
無利息サービスとは、一定期間無利息でお借入れができるサービスです。
通常、カードローンでお金を借りると金利やお借入れ額、お借入れ日数に応じて利息が発生します。
カードローンの利息は以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
たとえば、10万円を年利18.0%で30日間お借入れした場合、利息は以下のように計算します。
10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円(※)
- 1円未満切り捨て
このようにお借入れによって利息が発生しますが、一定期間利息がかからないのが無利息サービスです。レイクでは、はじめてご契約のお客さま限定で以下3つの無利息サービスのうち、いずれかをご都合にあわせてお申込みいただけます。
- 60日間無利息(Web申込み限定)
- 30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
専業主婦がお金を借りる方法
前述のように貸金業法では、年収の3分の1を超える貸付を禁じる「総量規制」が規定されています。そのため、パートやアルバイトで収入を得ている主婦はお金を借りられる可能性がありますが、収入のない専業主婦は原則としてお金を借りられません。
しかし、次の方法を利用すれば、収入に不安のある専業主婦もお金を借りられることがあります。
- 銀行系カードローンを利用する
- 消費者金融の配偶者貸付制度を利用する
それぞれの方法について見ていきましょう。
銀行系カードローンを利用する
総量規制は貸金業法のルールです。貸金業法はそもそも消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者を対象とした法律のため、貸金業者以外の事業者には適用されません。たとえば、銀行や信用金庫、信用組合などは貸金業者ではないため、貸金業法による規制の対象外です。
実際に銀行系カードローンの中には、専業主婦に貸付をおこなっているサービスもあります。貸付条件にあう銀行系カードローンがないか、一度、調べてみてはいかがでしょうか。
ただし、多くの銀行が過剰な貸付を防止するために貸金業法と同等の基準を採用しています。銀行は貸金業法の対象外とはいえ、必ずしも収入のない専業主婦が融資を受けられるわけではないので注意しましょう。
銀行系カードローンの審査項目や審査の流れは下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
消費者金融の配偶者貸付制度を利用する
消費者金融による貸付には、原則として総量規制が適用されます。しかし、総量規制にはいくつか例外となる貸付があり、適用されるときは年収の3分の1を超える金額を借りられることがあります。
「配偶者貸付制度」は、総量規制の例外貸付のひとつです。配偶者貸付制度では、配偶者である夫の同意を得たうえで、夫と本人の年収の合計額の3分の1を上限としてお金を借りられます。収入のない専業主婦なら、事実上、夫の年収の3分の1を上限としてお金を借りられることになります。
ただし、夫が既に貸金業者からお金を借りている場合は、借りられる金額の上限が下がる点に注意が必要です。夫としっかりと話し合ったうえで、配偶者貸付制度の利用を検討してください。
なお、配偶者貸付制度は配偶者の同意が必須であることから、配偶者に内密で利用することができない点に注意しましょう。また、必ずしもすべての消費者金融で利用できるとは限りません。事前に申込条件を確認しましょう。
主婦がカードローンを利用する際の注意点
カードローンをご利用の際には次の点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
- できれば夫に話しておく
それぞれの注意点について解説します。
返済計画を立てる
お金を借りるとご返済が始まります。お借入れ前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からお借入れ可能額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
カードローンのご返済方法や気をつけるべきポイントについては、下記記事で詳しく解説しています。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで無利息期間が適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。
- 60日間無利息(Web申込み限定)
- 30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
上記の式から分かるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。
できれば夫に話しておく
「夫に知られずにカードローンを利用する方法」を解説いたしましたが、カードローンのご利用を隠していることで、夫婦間にトラブルが生じる可能性も考えられます。
できればカードローンをご利用前に、お金が必要な理由やカードローンに申込むことを、ご夫婦でお話しいただき、ご理解を得ておくことをおすすめいたします。
また、貸金業法では年収の3分の1を超える貸付を禁じているため、収入がない方は原則としてお金を借りることができません。しかし、配偶者から同意を得られるときは、本人と配偶者の年収の合計額の3分の1を上限としてお金を借りる配偶者貸付制度を利用できることがあります。配偶者貸付制度を利用してお金を借りるときは、必ず夫に話し、同意を得ておきましょう。
まとめ
カードローンは安定した収入のある方であれば主婦のお申込みも可能です。カードローンごとにお申込みの条件が異なるので、ご自身が条件を満たしているかご確認いただき、お申込みください。
カードローンはご利用限度額の範囲であれば繰り返しお借入れ可能なローンです。急な支出に対応する手段のひとつとして、ご検討してみてはいかがでしょうか。
監修者:
古関 俊祐
プロフィール:
東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。
資格情報:
弁護士