運転免許証だけでお金借りることは可能!
方法や注意点を紹介

公開日:2023年6月21日

運転免許証だけでお金借りることは可能!方法や注意点を紹介

お金を借りる際には、さまざまな書類の提出を求められます。しかし、ローンの種類や金額によっては運転免許証だけでお金を借りられる場合もあります。
運転免許証だけでお金を借りられるローンとはどのようなものか説明するので、ぜひ参考にしてください。また、どのようなケースで運転免許証以外の書類が必要になるのか説明します。

運転免許証だけでお金を借りることは可能

ローンによっては、運転免許証などの写真付き本人確認書類だけでお金を借りられることがあります。たとえば銀行系カードローンや消費者金融系カードローンのなかには、運転免許証だけでお金を借りられるものも少なくありません。
ただし、「運転免許証だけで借りられる」と記載されていても、お借入れ額が一定を超える場合には源泉徴収票などの収入証明書の提出を求められることが一般的です。

運転免許証だけではお金を借りることができない場合

「運転免許証だけでお金を借りられる」と記載されているローンでも、次のいずれかの条件に当てはまる場合は、別の書類の提出が求められます。

  • 50万円を超える金額を借りる場合
  • 他社お借入れ額との合計が100万円を超える場合
  • 運転免許証に記載された住所と現住所が異なる場合

それぞれの条件を説明します。

50万円を超える金額を借りる場合

貸金業法では、50万円を超える貸付(カードローンの場合は利用可能額が50万円を超える場合)については収入証明書が必要と定めています。
貸金業法が適用される消費者金融や信販会社からお金を借りる場合、50万円を超える貸付や利用可能額を希望する際には収入証明書を準備しておくことが必要です。
また、銀行は貸金業法の適用を受けませんが、一定額を超える申込みに関しては収入証明書の提出を求めることがあります。銀行にもよりますが、貸金業法適用業者と同じく50万円を超える場合に収入証明書の提出が必要になることが多いです。

他社お借入れ額との合計が100万円を超える場合

他社のお借入れ額との合計が100万円を超える場合(カードローンの場合は利用可能額の合計が100万円を超える場合)も、収入証明書が必要と貸金業法で定められています。
消費者金融や信販会社から借りる場合は、お借入れや利用可能額の合計を確認してください。

運転免許証に記載された住所と現住所が異なる場合

運転免許証に記載された住所と現住所が異なる場合は、現住所を証明できる運転免許証以外の書類の提出を求められます。
運転免許証だけでお金を借りたい場合は、運転免許証の住所変更を済ませてから申込むことが大切です。

運転免許証だけでお金を借りる際に知っておきたいポイント

運転免許証だけでお金を借りる際に知っておきたいポイント

一定金額以下かつ特定のローンなら、運転免許証だけでお金を借りられることがあります。ただし、お借入れには審査があるので収入がなければ借りることはできません。そのうえで、運転免許証だけでお金を借りる場合には、次のポイントに注意してください。

  • 運転免許証だけでお金を借りられる場合でも申込書は必要な場合がある
  • 運転免許証の有効期限を確認する
  • 他人の運転免許証ではお金を借りられない

それぞれのポイントを説明します。

運転免許証だけでお金を借りられる場合でも申込書は必要な場合がある

運転免許証だけでお金を借りられるケースでも、申込書は別途必要になる場合があります。その場合は、申込書と運転免許証の両方を準備し、提出してください。
なお、オンラインでは申込書ではなく申込フォームに入力します。そのため、郵送や店舗での申込みの際にだけ申込書が必要になることが一般的です。

運転免許証の有効期限を確認する

運転免許証の有効期限が切れている場合は、本人確認書類として活用できません。更新手続きをおこなうか、別の本人確認書類を準備してください。

他人の運転免許証ではお金を借りられない

運転免許証は本人確認書類として提出します。他人の運転免許証では本人確認書類とはならないため、お金を借りられません。
また、他人の運転免許証を利用してお金を借りることは詐欺罪など犯罪に問われる可能性もあります。他人の身分証明書を利用してお金を借りることは絶対にしないでください。

お金を借りるとき運転免許証以外に本人確認書類にできるもの

運転免許証以外にも、ローンの申込みの際に本人確認書類として提出できる書類はいくつかあります。

  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 住民基本台帳カード

ただし、金融機関によって提出可能な書類が異なります。申込む前に確認してください。

パスポート

パスポートを本人確認書類として提出できる場合は、写真と住所のページを使うことが一般的です。
ただし、金融機関によってはパスポートを本人確認書類として提出できないことや、パスポートに補助書類を添えて提出することが求められるケースもあります。

マイナンバーカード

マイナンバーカードも本人確認書類として提出できる場合があります。
金融機関によっては、マイナンバー部分を隠して提出する必要があることや、提出方法が金融機関によって異なることもあるので注意が必要です。

住民基本台帳カード

住民基本台帳カードも、本人確認書類として提出できる場合があります。
ただし、金融機関によっては本人確認書類として提出できない場合もあるため、注意が必要です。

カードローンは金額によっては運転免許証だけでお金を借りられる

カードローンは運転免許証だけでお金を借りられる場合があります。レイクも50万円以下の利用可能額をご希望する場合や、他社の利用可能額との合計が100万円以下の場合、運転免許証に記載されている住所が現住所の場合は、運転免許証だけでお申込みいただけます。
レイクはお急ぎの方にもご利用いただけるカードローンです。Webからの申込みの場合、21時(日曜日は18時)までに審査・必要書類の確認を含むご契約手続きのすべてが完了すると、最短25分での融資が可能です。

  • 一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額から検討可能お借入れ額を調べることもできます。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

運転免許証は普段からお財布などに入れて携帯している方も多い書類です。運転免許証だけで借りられるローンや借りる方法を知っておくことで、急にお金が必要になったときも慌てずに対応できるようになります。
ローンに申込む際は、事前に返済計画を立てておくことが必要です。無理なく返済できる金額を決め、申込む金額を逆算すると返済しやすくなります。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士