おまとめローンのデメリットとは?
審査のポイントと知っておきたいメリット

公開日:2026年6月29日

おまとめローンのデメリットとは?審査のポイントと知っておきたいメリット

カードローンの借入れ先が2社以上あると返済金額が増えてしまい、毎月の支払いの負担が大きくなってしまうケースがあります。
各社への返済に負担が生じたり、毎月の返済額に悩んでいたりする場合には、おまとめローンの利用がおすすめです。おまとめローンによって返済先が1つに集約されると、金利が下がって返済負荷が軽減される可能性があります。
ただし、デメリットもあるため、申込む前にはおまとめローンの仕組みをしっかりと理解しておくことが大切です。
今回は、おまとめローンのデメリットや注意点、審査に向けた対策などを解説します。あわせてメリットや向いている方もご紹介しますので、おまとめローンの利用をご検討中の方はぜひ参考にしてください。

おまとめローンとは

おまとめローンとは、2社以上からの借入れを1社にまとめて返済をしていくローンのことです。1社の金融機関から借りたお金で、既に利用している各社の借入れ金を完済し、融資を受けたところにのみ返済をしていきます。
返済先が1つになるため、支払いの管理が楽になるだけでなく、利息負担が軽減されて毎月の返済額を抑えられる可能性があります。
まずは、おまとめローンの以下のポイントについて解説します。

  • おまとめローンは例外貸付の対象
  • おまとめローンと借り換えの違い

おまとめローンは例外貸付の対象

消費者や事業者に貸付をおこなう、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者に対する規制を定めた法律を「貸金業法」といいます。多重債務や過度な借入れから消費者を守るために2006年12月に改正貸金業法が公布され、2010年6月18日に完全施行されました。
改正貸金業法で定められたルールの一つが、年収の3分の1を超える貸付を原則として禁止する「総量規制」です。例えば、年収300万円の方は100万円を上限に貸金業者からお金を借りられます。借入れ先が2社以上の場合であっても、合計で年収の3分の1までしか借入れることはできません。
ただし、例外もあります。具体的には、高額にのぼる医療費を支払わなければならないなどの緊急性が高いケースや、返済能力が高く顧客の利益の保護に支障を生ずるおそれがないと判断されるケースです。これらは「例外貸付」に該当し、年収の3分の1以上の借入れが認められる場合があります。
2社以上からの借入れを1社にまとめて返済の効率化を図るおまとめローンも、例外貸付の対象です。ただし、元の借入れより金利が高くなる場合は消費者にとって有利にならないため、例外貸付が認められません。
下記記事では、総量規制の仕組みや、対象外となるローンについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

おまとめローンと借り換えの違い

おまとめローンとよく似た手段として挙げられるのが、借り換えです。2社以上の借入れを1社に集約するおまとめローンとは異なり、借り換えは借入れ先を他の金融機関に変えることを指します。一般的には、より金利が低い金融機関やカードローン会社から借入れをおこない、現在借りているお金を一括返済します。
ただし、おまとめローンも借り換えと同じく、金利の低い借入れ先を選びます。そのため、金融機関によっては同義で使っているケースがあることを把握しておきましょう。
どちらの金融商品を選択するか迷った場合は、状況にあわせてマッチする商品を選ぶことをおすすめします。

おまとめローンの4つのデメリットと対処法

おまとめローンの4つのデメリットと対処法

おまとめローンを安心して利用するためには、事前にデメリットを把握することが大切です。ここでは、以下に挙げる、おまとめローンの4つのデメリットと対処法を解説します。

  • 審査が厳しい場合もある
  • 追加借入れや繰り返し利用は原則できない
  • 金利や返済総額が増える可能性がある
  • 対応していない金融機関もある

審査が厳しい場合もある

おまとめローンは、借入れ先が2社以上ある方向けのローンです。お借入れ額が多くなる傾向にあるため、通常の借入れ時よりも審査が厳しくなる点は覚悟しなければなりません。
特に、借入れ先やお借入れ総額が多すぎる場合は「返済できない可能性がある」と判断されて、審査を通過できない可能性があります。また、金融機関やカードローン会社によっては、申込み時に他社との契約書や利用代金明細書などの提示を求められることもあります。
審査に通過するには、収入と支出のバランスを重々検討し、現実的な返済計画を立てることが大切です。
おまとめローンの審査内容や、申込み時のポイントについて、下記記事で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてください。

追加の借入れや繰り返し利用は原則できない

おまとめローンはスムーズな返済を目的とした商品であり、原則として追加の借入れや繰り返し利用はできません。おまとめローンを通じて受けた融資は、お借入れ額の返済のみにしか利用できない点を押さえておきましょう。
一方、一般的なキャッシングやカードローンは、追加で資金が必要になれば借りられる可能性があり、限度額の上限まで繰り返し利用できます。
おまとめローンの契約中に、通常の金融商品の利用や他社から借入れをすることも可能ですが、その都度審査を受ける必要があります。また、新たにカードローンで借り入れる場合、総量規制によってお借入れ総額が年収の3分の1を超える場合は、他社からの借入れは不可能です。

金利や返済総額が増える可能性がある

おまとめローンの利用で、金利や返済総額が下がるとは限りません。例えば、金利が低い金融機関ローンで借入れをしていたケースでは、集約後の金利のほうが高くなる可能性があります。
また、金利が下がったとしても、返済期間が長くなれば返済総額が増えることも考えられるでしょう。
おまとめローンのメリットとして、月ごとの返済負荷が軽減される点が挙げられます。しかし、毎月の負担を減らすために返済額を少額に設定すると返済期間が延びてしまい、結果的に利息負担が増えて返済総額が以前よりも大きくなるおそれがあります。確実に返済をするためにも、詳細な返済計画を立てたうえで利用しましょう。
金利の仕組みや利息・返済総額の計算方法、お借入れの金利相場について、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

対応していない金融機関もある

おまとめローンは、すべての金融機関が取扱っているものではありません。また、他社のお借入れ額の返済を目的にした利用を認めていないケースもあるため、利用を検討している場合には事前の確認が大切です。
レイクでは、複数の借入れを一つに集約できる「レイクde おまとめ」をご提供しています。他社からのお借入れ額のご返済に利用できる商品であり、借入れ先が2社以上あってご返済を負担に感じている場合におすすめです。専用フリーダイヤルにより、10時30分~19時30分(日曜日は19時まで)まで、お申し込みいただけます。

おまとめローンのメリットも知っておこう

おまとめローンのメリットも知っておこう

おまとめローンには、以下に挙げる3つのメリットがあります。

  • 月々の返済額が抑えられる可能性がある
  • 金利が下がる可能性がある
  • 借入れの管理が楽になる

それぞれのメリットを解説します。

月々の返済額が抑えられる可能性がある

カードローンを利用するときは決まった金額を毎月返済する「約定返済」が一般的です。毎月返済する最低限の金額を「約定返済額」といい、金額は借入れ先によって異なります。
借入れ先が2社以上ある場合、各ローン会社が設定する約定返済額を毎月返していかなければなりません。例えば、A社とB社の約定返済金額がそれぞれ5,000円と6,000円であれば、月ごとの返済総額は1万1,000円です。
おまとめローンにより借入れを1社に集約できれば、約定返済額が下がり、月々の返済額を抑えられる可能性があります。

金利が下がる可能性がある

おまとめローンの金利は、カードローンと同じく利息制限法の範囲内で設定されます。利息制限法とは、上限を超える金利を無効とする法律です。
利息制限法第1条により、金利の上限は元本の額に応じて以下のように定められています。

  • 10万円未満:年20.0%
  • 10万円以上100万円未満:年18.0%
  • 100万円以上:年15.0%

このように、お借入れ額が増えると金利が下がる仕組みになっています。そのため、おまとめローンで2社以上からの借入額を1社に集約した場合は、低い金利が適用される可能性があります。

借入れの管理が楽になる

返済日や返済金額は借入れ先によって異なります。そのため、借入れ先が多いほど返済管理が複雑化してしまい、返済日を忘れる可能性が高まるでしょう。返済が遅れると、遅延損害金が発生したり、信用情報に傷がついたりといったリスクがあります。
おまとめローンを利用すれば借入れ先が集約されるため、返済管理が楽になるだけでなく、返済忘れも防止することが可能です。

おまとめローンが向いている人

以下のような人は、おまとめローンが向いているでしょう。

  • 返済管理に負担を感じている人
  • 返済計画の見直しを検討している人

返済管理に負担を感じている人

先述したように、2社以上から借入れていると、返済期日や返済金額などの管理が複雑化します。そのため、返済忘れや遅延などが起こるケースも少なくありません。
こうした返済管理に負担を感じている場合は、おまとめローンが役立ちます。返済先が一つになることで返済管理が楽になり、返済をし忘れるミスを防ぎやすくなるでしょう。加えて、送金作業や返済先の確認といった手間が減る点もメリットです。

返済計画の見直しを検討している人

複数社から借入れている場合、月ごとの返済負荷が重くなります。気がつけば借入れ当初と比べて毎月の返済額が増え、生活を圧迫しはじめたと悩んでいる人もいるかもしれません。
借入れ全体の返済計画を見直し、毎月の返済負荷を軽減したい人にも、おまとめローンが向いています。おまとめローンで返済を一本化することで金利が下がれば、月ごとの返済額が抑えられて、貯金や生活費などの返済計画を立て直しやすくなります。経済的なストレス軽減にもつながるでしょう。

実際におまとめローンを利用したお客さまの声

続いては、おまとめローンを利用したお客さまの声をご紹介します。

実際におまとめローンを利用したお客さまの声

おまとめローンは、さまざまな業者が提供しています。中には、高額な手数料を請求したり、利息の先払いを要求したりといった詐欺業者も存在するため、注意が必要です。申込む際は、信頼性の高い業者を選ぶようにしましょう。

実際におまとめローンを利用したお客さまの声

どのような金融商品でも、借入れには不安がともなうものです。レイクでは親切丁寧なサポートを心がけているため、不明点がある場合は解決したうえでご利用いただけます。

おまとめローンを利用する際の2つの留意点

おまとめローンを利用する際は、以下の2つのポイントに留意することが大切です。

  • 借入れ前にシミュレーションをする
  • 業者選びを慎重におこなう

借入れ前にシミュレーションをする

おまとめローンを利用すると、月ごとの返済金額を抑えられる可能性があります。ただし、完済までの期間が延びると、利息負担が増えて返済総額が多くなる可能性があるため注意が必要です。
返済負荷を軽減し、確実な返済計画を立てるには、事前のシミュレーションが欠かせません。例えば、ボーナス時期には多めに返済するプランを立てて、できるだけ返済総額が抑えられるように検討してみましょう。具体的なシミュレーションによって返済計画が可視化されると、完済までの道のりがイメージしやすくなり、返済に対するモチベーションが高まります。
また、あらためて現在の返済や借入れ状況を確認できます。おまとめローンの利用を判断するうえでも、事前のシミュレーションが役立つでしょう。

業者選びを慎重におこなう

おまとめローンは複数社に対する返済負荷を軽減するのに役立つ手段ですが、便利なサービスを謳う詐欺も少なくありません。例えば、高額な手数料や保証金、利息の先払いを強要される、個人情報だけを抜き取られる、といった被害も報告されています。
こうした悪質な業者に騙されないためにも、申込みをする際は慎重に選ぶことが重要です。

おまとめローンの審査に向けた3つの対策

おまとめローンを利用する際は、審査に向けたポイントを押さえることが大切です。ここでは、以下の3つのポイントを解説します。

  • 情報は正しく伝える
  • 同時申込みをしない
  • 延滞や滞納をしない

情報は正しく伝える

おまとめローンの申込み時には、勤務先や年収、勤続年数、他社からの借入れ状況などを伝えます。虚偽の情報や誤った情報を伝えると、信頼性を損ない審査に影響しかねません。
たとえ審査に通過できても、のちに虚偽が発覚すると契約を取り消される可能性が高いでしょう。そのため、申込みの際には正しい情報を伝えることが必要です。
おまとめローンに限らず、ローン申込時には他社からのお借入れ状況を正確に申告する必要があります。その理由や対象となるお借入れについて、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

同時申込みをしない

ローンを利用した履歴は信用情報として信用情報機関に記録されており、金融機関側で閲覧可能です。同時期に2社以上のローンに申込むと、財務状況に問題があると判断されかねません。
審査で不利にならないためにも、ローンは1社のみに絞って申込みをしましょう。また、審査に落ちてしまって別会社のローンを申込む場合は、最低でも半年以上空けることが大切です。

延滞や滞納をしない

信用情報には、借入れ状況や返済の遅延履歴なども記録されています。元の借入れで延滞や滞納があると、返済能力が低いと判断されてしまう可能性があるでしょう。スマートフォンの利用料金や家賃などの滞納にも注意が必要です。
延滞・滞納をしている場合は、おまとめローンの申込みをする前に解消しておきましょう。また、できる限り借入れ件数やお借入れ総額を減らしておくことも、審査を受ける際の重要なポイントです。

カードローンを利用する際の3つの注意点

カードローンは、利用限度額の範囲内であれば繰り返し借入れが可能です。ただし、利用する際には次の3点に注意する必要があります。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまるため、借りる前に無理のない返済計画を立てることが大切です。毎月無理なく返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか、しっかりとした返済計画を立ててから、カードローンに申込みましょう。
また、カードローンはおまとめローンと異なり、利用限度額の範囲内で繰り返し借入れが可能です。追加で借入れをすると毎月のご返済額や返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが必要です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションできます。ご希望借入額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数の試算が可能です。
毎月のご返済額からご利用限度額を調べることもできますので、ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

カードローンのご返済方法や気をつけるべきポイント、支払いに遅れた場合の対処法について、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで無利息期間が適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、Webでお申込み、はじめてご契約などの諸条件を満たしたお客さまは365日間の無利息サービスをご利用いただけます。

  • 365日間無利息

ご利用条件:Web申込み・はじめてのご契約、ご契約額が50万円以上(お借入れ額1万円でも可能)かつご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録完了が必要
上記ご利用条件を満たさない方は60日間無利息または30日間無利息をご利用いただけます。

  • 60日間無利息(Web申込みかつはじめてのご契約、ご契約額が50万円未満)
  • 30日間無利息(自動契約機または電話申込みかつはじめてのご契約)

さらに、「1秒診断」では、簡単な項目を入力するだけで、お借入れが可能かどうかを事前に診断することも可能です。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
また、無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。なお、ご返済が遅れた場合など、無利息期間が終了いたします。

カードローンの金利や利息について、下記記事でも詳しく解説しています。金利の仕組みや利息の計算方法についても分かりやすい内容になっておりますので、ぜひ参考にしてください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額を返済することで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下のように算出します。

利息=借入額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×借入日数

上記の式から分かるとおり、金利の高さだけでなく、借入額が多いほど利息の負担額が増えて返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額を返済するように意識しましょう。

下記記事では、カードローンの一括返済の方法や注意点について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

まとめ:おまとめローンはデメリットを理解し計画的に利用しよう

2社以上から借入れをすると、返済管理が煩雑になったり金利によって返済総額が膨れ上がったりすることがあります。滞りなく確実に返済するには、おまとめローンの利用がおすすめです。2社以上からの借入れを1社に絞ると、返済負担を軽減できる可能性があるほか、返済忘れを防止できます。
ただし、借入れ状況によっては、当初より金利や返済総額が上がるケースもあります。また、既に2社以上から借入れている状態であることから、おまとめローンの審査は厳しくなる点にも注意が必要です。
おまとめローンを検討している方は、デメリットを把握したうえで、計画的に利用しましょう。

監修者:齋藤 彩

監修者:

齋藤 彩(さいとう あや)

プロフィール:

独立系FPとして資産運用や保険提案、ローン、住宅購入などの個人向け相談業務を中心に、中小企業への企業型確定拠出年金(DC)導入支援も行なう。また、お金の知識をわかりやすく伝えるため、金融メディアへの執筆・監修活動もしている。

資格情報:

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CFP®(Certified Financial Planner)
薬剤師免許