給料日前の金欠を乗り切るには?
すぐにできる対策やなぜお金がなくなるのかを解説
公開日:2022年9月21日
更新日:2024年9月19日
「給料日前になぜかお金がなくなる」と感じている方は多いのではないでしょうか。
この記事では、給料日前にお金がなくて困っている方に金欠を乗り切る方法を紹介します。
金欠にならないために日頃からできる対策も解説するので、給料日前で一時的にお金がない方はもちろん、毎月お金に余裕がなくなる方も参考にしてください。
給料日前の金欠を乗り切る方法
給料日前に一時的にお金がなくなり困っている方に、すぐにお金を用意する方法を紹介します。
- 不要な物を売却する
- 親族や友人にお金を借りる
- 質屋でお金を借りる
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- カードローンを利用する
以下で詳しくみていきましょう。
不要な物を売却する
フリマアプリや買取業者を利用して不要な物を売却すれば、お金を用意できます。誰でも気軽にできる点が特徴です。
フリマアプリはスマートフォンから誰でも登録でき、不要な物を手軽に売れます。
ただし、売れた場合でもお金がすぐに手元に入るわけではありません。売れるまでの期間はもちろん、売れてから相手が品物を受け取り、お金が入金されるまでにも日数がかかります。
現金がすぐに必要なら、買取業者の店頭買取がおすすめです。不要な物を店頭に持ち込み、価格がつけば、その場で現金を受け取れます。
店頭に出向くのが難しい場合は、出張買取や宅配買取も検討しましょう。出張買取日の予約や配送が必要なため、すぐに現金は受取ることはできませんが、大型の物を売りたい方には向いています。
親族や友人にお金を借りる
親族や友人など身近に頼れる方がいる場合は、お金を借りられないか相談してみましょう。
金銭の貸し借りに関する契約は、借用書を作成していなくても成立しますが、トラブルを避けるために借用書を作るなどの対策をおこなうことが大切です。
また、なぜお金を借りる必要があるのか、いつ返済できるのかなどもきちんと伝えましょう。
下記記事では、親族や友人にお金を借りる際にどのように伝えれば理解を得やすいのか、借りる前に誰に相談すればよいのかを解説しています。
質屋でお金を借りる
質屋はブランド品やアクセサリー、パソコンなどを担保として預け、品物の査定額に応じたお金を借りる方法です。
本人確認書類の提出は必要ですが、審査無しですぐにお金が手元に入る点がメリットです。預ける品物があれば、収入のない専業主婦の方も利用しやすいでしょう。
ただし、返済できなくなると預けた品物は戻ってきません。また、質屋からお金を借りる場合は質料(利息+保管料)がかかるので注意が必要です。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードのキャッシング枠を利用してお借入れをすることも可能です。キャッシング枠とは、クレジットカードでお借入れできる金額の上限枠のことです。
保有しているクレジットカードにキャッシング枠が設定されていれば、新たな手続きは不要ですぐにATMなどでお金を借りられます。
一方、キャッシング枠が設定されていない場合は、新たに申込み・審査が必要です。即日に審査が完了するものもあれば、数週間かかるケースもあるので注意しましょう。
また、キャッシング枠の利用可能枠は、ショッピング枠に含まれているケースもあります。
仮に、ショッピング枠の利用可能枠が50万円、キャッシング枠の利用可能枠が10万円だとしましょう。キャッシング枠がショッピング枠に含まれている場合、キャッシング枠を10万円利用すると、ショッピング枠は40万円までしか使えません。
ただし、カード会社によっては、ショッピング枠とキャッシング枠が別々に設定されている場合もあります。利用するカード会社がどのような設定になっているか確認してから利用しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠とカードローンの違い、お金を借りるサービスとしてのキャッシングについて下記記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
カードローンを利用する
カードローンは、利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れができるサービスです。消費者金融系カードローンなら最短即日で借入れができます。
レイクは、Webからの申込みで21時(日曜日は18時)までに契約手続きが完了すれば、最短25分で借入れが可能です。ただし、一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
スマートフォンだけで利用できるカードレスの「スマホATM取引」にも対応しているため、カードの到着を待つことなく借入れをすることができます。
さらに、はじめてご契約の方は無利息サービスが利用できるため、利息の負担を抑えられます。
無利息サービスとは、無利息期間中に全額返済すれば利息がかからないサービスです。少額・短期間での借入れを検討しているなら、利用の仕方次第で利息を支払わずに借りることもできます。
レイクでは、はじめてご利用いただく方に3つの選べる無利息サービスを提供しており、お客さまの都合にあわせてお選びいただけます。
- 60日間無利息(Web申込み限定)
- 30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
消費者金融系カードローンが提供する無利息サービスの注意点については、下記記事で詳しく解説しています。
また、カードローンの特徴や審査の流れを詳しく知りたい方は下記記事もあわせてご覧ください。
給料日前にカードローンを利用する際の注意点
給料日前にカードローンを利用する際の注意点を解説します。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
詳しくみていきましょう。
返済計画を立てる
お借入れをすると、利用残高に応じて利息を支払わなければなりません。カードローンの利息は、お借入れしている日数分で利息が計算されます。返済期間が長くなるほど総返済額も大きくなります。
早期に完済するためには、事前に返済シミュレーションをおこない、計画的に利用することが大切です。
レイクでは、毎月の返済額からお借入れ可能な金額を割り出す「ご返済シミュレーション」を提供しています。借りたい金額から毎月の返済額を調べることもできるので、ぜひご利用ください。(※)
追加で融資を受けたときは、返済計画を練り直すことが必要です。返済シミュレーションを利用し、新たな返済計画を立てましょう。
- シミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご確認ください。
カードローンの返済期日に遅れてしまった場合に生じるリスクや、遅れた場合の対処法について下記記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
適用金利はカードローン各社によって異なるため、利用を検討しているカードローンの適用金利をあらかじめカードローン会社の公式サイトなどから確認しておきましょう。ただし、設定される適用金利は限度額や審査によって個別に決まる点には注意が必要です。
計画的に返済するためにも、利用残高や金利などの契約内容を確認し、利息額や総返済額を常に把握しておくことが大切です。
また、金利については、無利息期間の有無、いつからいつまで無利息が適用されるのかも確認しましょう。
前述のとおり、レイクでは、はじめてご契約の場合、お客さまのご都合に合わせて3つの無利息サービスをご用意しています。どの期間が利息の負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もあるので、ぜひ活用してください。
レイクの無利息開始日はご契約日の翌日からとなります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでご注意ください。
カードローンの金利については下記記事でも詳しく解説しています。金利の仕組みや計算方法についても分かりやすい内容になっておりますので、ぜひ参考にしてください。
また、下記記事では無利息でお金を借りる方法や、カードローンの無利息サービスを利用する際の注意点などを解説しています。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
カードローンは、毎月約定返済額を返済しますが、任意のタイミングで臨時返済もおこなえます。
約定日前に繰上げて返済をすれば、返済期間を短縮でき利息の負担を減らせます。返済期間が延びるほど利息の総額が大きくなるので、余裕があるときは積極的に臨時返済を行いましょう。
臨時返済する場合は、手数料かからないかどうかも確認してください。
レイクのWeb返済サービスでのご返済は、手数料無料で臨時返済や一括返済をしていただけます。
下記記事では、カードローンの一括返済の方法や注意について詳しく解説しています。
なぜ給料日前に金欠になるのか
一時的に金欠を乗り越えられても、原因がわかっていなければまた金欠になる可能性があります。
なぜ給料日前に金欠になるのか、考えられる原因を紹介します。
- お金の流れを把握していない
- 浪費が多い
- クレジットカードや電子マネーで使っている金額を把握していない
- 貯金をしていない
- 交際費にお金を使い過ぎている
お金の流れを把握していない
金欠になる方は、毎月の収入や支出の内訳を把握できていないことが多いです。何にいくら使っているのかがわかっていないので、収入以上に使ってしまいお金が足りなくなります。
まずは、いつ何にいくら使っているのか、支出の内訳を把握することが必要です。
浪費が多い
「ついコンビニに立ち寄ってしまう」「カフェのコーヒーをよく買う」など、日常で無意識に浪費していないか思い返してみましょう。
カフェでコーヒーを買う代わりに、自分で淹れたコーヒーをタンブラーで持ち歩くだけでも毎月の支出を抑えられます。
また、衝動買いが多い方、ギャンブルをする機会が多い方も金欠になりやすいので注意しましょう。
クレジットカードや電子マネーで使っている金額を把握していない
クレジットカードや電子マネーで使っている金額を把握していない方も要注意です。
キャッシュレス化が進み、現金を持っていなくても気軽に決済できる手段が増えました。便利な反面、お金を使っている感覚が薄れ、使い過ぎるリスクがあります。
こまめに利用金額を確認し、使い過ぎないように注意しましょう。クレジットカードや電子マネーの利用状況は、マイページやアプリなどで簡単に確認できます。
貯金をしていない
貯金をしていない場合、給料日前に金欠になる可能性が高くなります。
貯金があれば、特別大きな出費がない限り金欠になることは少ないはずです。しかし、貯金がないと急な出費があった場合に対応できません。
毎月給料日前にお金がない状態が続く方は、少しずつでもいいので貯金を始めましょう。
交際費にお金を使い過ぎている
交際費にお金を使い過ぎていないかも考えてみましょう。
付き合いで食事や飲み会に行く機会が多いと、交通費・食費・娯楽費がかさみます。本当に必要な付き合いなのか考えてみることも必要かもしれません。
交際費を使い過ぎている方は「月にいくらまで」などとルールを決めて、使い過ぎないように注意しましょう。
給料日前に金欠にならないための対策
給料日前に金欠にならないために、日頃からできる対策を紹介します。
- 現在の生活費を把握する
- 固定費の見直しをする
- 先取り貯金をする
- 単発バイトや副業で収入を増やす
それぞれ詳しくみていきましょう。
現在の生活費を把握する
まずは、何にいくら使っているのかを把握しましょう。支出を把握することで、どの項目にお金がかかっているのかがわかり、どの項目を節約できるのかもわかります。
思い出せない支出が多い方は、電子マネーやクレジットカードなどの利用履歴がわかる決済方法を利用する、家計簿アプリをつけるといった対策をおこなうといいでしょう。
生活費の平均や内訳、生活費を抑えるコツが知りたい方は下記記事も参考にしてください。
固定費の見直しをする
支出を減らすには、固定費の見直しが効果的です。固定費は毎月必ずかかるお金なので、毎月数千円減るだけでも年間に換算すれば大きく支出を減らせます。
具体的には、以下のような項目を見直しましょう。
- スマートフォンの料金プランや通信会社の見直し
- 電気やガス会社の乗り換え
- 保険の見直し
- 住居費の見直し
- サブスクサービスの見直し
先取り貯金をする
生活費を使ってから残った分を貯金するのではなく、給料が入ったら先に貯金をしましょう。あらかじめ貯金額を決めておき、給料が入ったらすぐに貯める用の口座に移します。
また、積立定期預金やつみたてNISAなどを利用するのも1つです。積立定期預金は、毎月自動引き落としで貯められるので、貯金が苦手な方にも向いています。
つみたてNISAは、一定の投資信託の運用で得た利益が非課税になる制度です。毎年40万円までの運用で得た分配金や譲渡益が、最大20年間非課税になります。
投資信託で運用するため、元本を下回るリスクがある点には注意が必要です。
単発バイトや副業で収入を増やす
支出を減らすのが難しい場合は、単発バイトや副業で収入を増やすことを考えましょう。単発バイトには以下のようなものがあります。
- 工場での軽作業
- シール貼り
- イベント会場の設営スタッフ
- 警備スタッフ など
仕事によっては、その日のうちに現金で受取ることも可能です。面接無しで1日だけ働くこともできるため、スキマ時間を活用できます。
また、クラウドソーシングサービスを利用して在宅で副業収入を作るのも1つです。データ入力や文字起こし、事務アシスタント、デザイン、資料作成、動画作成などさまざまな種類の仕事があります。
誰でも気軽に登録でき、自宅にいながらスキマ時間で収入を得られるのがメリットです。ただし、会社で副業が認められていない場合もあるため、就業規則で副業が認められているか確認しましょう。
在宅勤務の方や、主婦の方でパートや時短勤務をしている場合などのケースがあるかもしれません。在宅でも可能な副業を下記で紹介していますので参考にしてください。
また、副業の選択肢が増えることで、副業したい方を狙った詐欺被害も増加しています。下記記事では副業詐欺の手口や対処法を解説していますので参考にしてください。
まとめ
給料日前に一時的にお金がないなら、不要な物を売る、質屋で借りる、カードローンなどの方法を検討しましょう。
レイクは、Webで21時(日曜日は18時)までに契約手続きが完了した場合、最短25分でお借入れができます。ただし、一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。カードローンを利用する際は返済計画を立てて、計画的に利用することが大切です。
また、毎月お金がなくなるなら、支出を把握して貯金をはじめる、収入を増やすなどの対策をおこないましょう。
監修者:
松崎 観月
プロフィール:
大学卒業後、金融機関にて個人営業を担当し、資産運用の相談・保険販売などを経験する。退社後、CFP認定を取得。現在は金融に関する記事の執筆・監修を行う。これまでに執筆した記事は500本を超える。
資格情報:
CFP®、2級ファイナンシャル・プランニング技能士、日商簿記検定2級