カードローンにデメリットはある?
便利に利用するための方法を紹介

公開日:2022年7月28日

更新日:2023年8月21日

カードローンにデメリットはある?便利に利用するための方法を紹介

カードローンは条件を満たせば即日振込みなどに対応しているものも多く、急な出費の際には便利な反面、使い方によってはデメリットに感じる部分もあるでしょう。
カードローンを利用するにあたってはメリットだけではなく、デメリットも一緒に理解しておくことが大切です。デメリットをあらかじめ理解しておけば対策も立てやすくなります。
この記事ではカードローンのメリット・デメリットをわかりやすく紹介するとともに、上手くカードローンを活用する方法も紹介します。
カードローンの利用に不安を感じている方は参考にしてください。

カードローンのデメリット4つ

まずはカードローンのデメリットから紹介します。
カードローンの主なデメリットとして考えられるものとして、下記の4つが挙げられます。

  • 返済が長期化すると支払総額が増えやすい
  • ほかのローン審査に影響する場合がある
  • 便利で必要以上に借入れしてしまう
  • 信用情報に問題があると借りられない

それぞれ詳しく紹介するので、カードローンの利用を考えている方は参考にしてください。

【デメリット1】返済が長期化すると支払総額が増えやすい

カードローンの返済方式はカードローン会社によって異なりますが、基本的に返済の際には元金に利息をプラスして支払うことになります。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

適用される実質年率や借入れ日数によって利息が変化する点に注意が必要です。
たとえば、月々の返済額を低めにした場合は返済が楽になるかもしれません。しかし、完済までの期間が長くなる(借入れ日数が長くなる)と利息を多く支払うことになり、元金がなかなか減らない場合もあります。
完済しない限り借入れしている金額には利息が発生し続けるため、結果的に返済総額が増えやすくなるということです。借入れにあたっては毎月いくら返済し、完済までにどの程度の期間がかかるかを確認し、返済計画を立てておきましょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:古関 俊祐

お借入れの返済は毎月一定額を一定期間にわたって続けることになります。そのため、月々の収支(家計)への影響が生じます。
万が一、返済ができなくなると遅延損害金の支払いや信用情報への影響などで、ますます家計への悪影響が生じることになります。生活に困る事態にもなりかねないため、事前の返済計画をしっかり立ててから借りることが重要です。

【デメリット2】ほかのローン審査に影響する場合がある

カードローンを利用しているからといってほかのカードローンやクレジットカードなどの審査に必ず通らないわけではありませんが、影響をおよぼす場合があることは覚えておきましょう。
ローンやクレジットカードなどの審査では一般的に申込み者が借入れしたお金を滞りなく返済できるかを、年収や他社の借入れ状況をもとにチェックされます。
また、申告した内容とは別に、審査時には「信用情報」の確認がおこなわれます。信用情報とは、ローンやクレジットなどの利用状況や契約状況を客観的な事実を表した情報で、国から指定されている指定信用情報機関に登録されています。
もし契約したカードローンで支払い遅延・延滞などを起こすとその事実は信用情報として登録され、ローン審査やクレジットカード審査などにマイナスな影響を与える場合があります。
今後、住宅ローンや教育ローンの利用、クレジットカードの発行などを予定している方は、契約したカードローンで支払い遅延・延滞を起こすなどしないよう注意しましょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:古関 俊祐

信用情報に延滞などの情報が記録されると、数年単位の長期間にわたり信用情報機関に残る可能性があります。その間、ローンの申込みや審査に悪影響をおよぼし、新たにローンを組むことやクレジットカードの発行が難しくなります。
現在、新たにローンやクレジットカードに申込む予定がなくても、長い目でライフプランを考えた場合に支障が生じます。延滞には気をつけてお借入れと返済をしましょう。

【デメリット3】便利で必要以上に借入れしてしまう

一般的なカードローンは目的別ローンとは違い、利用限度額の範囲内で繰り返し借入れができる便利なサービスです。
カードローン会社によって若干異なる場合もありますが、コンビニATMやWeb上からの借入れ申込みなど、便利な借入れ方法を提供していることが一般的です。
生活費や娯楽費など利用用途も自由なため、欲しいものがあったときについつい頼りたくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、前述したとおり借入れをしている限り返済は続くため、返済期間が延びれば延びるほど支払う利息も増えます。
便利な反面、過度な借入れをしないように利用前には返済計画を立てておくことが大切です。

【デメリット4】信用情報に問題があると借りられない

信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの申込みや契約、利用状況に関する個人情報のことで、信用情報機関に登録されています。
クレジットカードやローンに申込むと、審査の段階で申込者の信用情報が照会されます。信用情報の内容から返済能力に問題があると判断された場合は、審査に通過できない可能性があるので注意が必要です。
たとえば、返済の遅延や破産申立などの情報が残っている場合、返済能力に問題があると判断されやすく、審査に通過できない原因となることがあります。
そのため、クレジットカードやローンを利用している方は、日頃から返済に遅れないよう計画的に利用することが大切です。

カードローンにはさまざまなメリットも

カードローンにはさまざまなメリットも

前述のとおり、カードローンはデメリットもありますが、デメリットを踏まえたうえで活用すれば急な出費などの際には心強いサービスです。
カードローンの主なメリットとしては下記のような点が挙げられます。

  • 借入れまでの時間が速い
  • 無担保・無保証人で借りられることが多い
  • 利用用途が自由
  • 利用限度額内で繰り返し借入れできる
  • 借入れ方法、返済方法の幅が広い

それぞれ詳しく解説します。

【メリット1】借入れまでの時間が速い

消費者金融が提供するカードローンでは、申込みから借入れまでが当日中にできる場合もあります。
インターネット環境があれば、申込みから契約、借入れまでがWeb上で完結できるサービスもあるため、忙しい方にとっても便利なサービスです。

【メリット2】無担保・無保証人で借りられることが多い

一般的にカードローンは無担保・無保証人でお金を借りられます。担保に入れる資産がない方や、保証人になってもらえる人がいない方でも利用できます。
ただし、その分、審査において個人の信用情報が重視される傾向がある点には注意しましょう。

【メリット3】利用用途が自由

カードローンで借入れするお金の使い道は、事業性資金を除き、原則として自由です。
住宅ローンやマイカーローン、教育ローンなどの用途が限られている目的別ローンと比べて柔軟に使える点は大きなメリットでしょう。
引っ越しや旅行、ご祝儀や食費など生活のさまざまなシーンで借入れたお金を活用できます。

【メリット4】利用限度額内で繰り返し借入れできる

カードローンでは、審査で設定された利用限度額の範囲内であれば繰り返し借入れができます。
目的別ローンやフリーローンなどは、希望額を一度に借入れし、毎月返済していくことが一般的です。そのため、追加の借入れをしたい場合は新たに申込みが必要です。
一方で、カードローンは利用限度額の範囲内で繰り返し借入れができるため、契約しておくと急な出費に対してスムーズに対応することもできます。

【メリット5】借入れ方法、返済方法の幅が広い

カードローンはキャッシングに特化したサービスのため、借入れ方法や返済方法が豊富な傾向にあります。
たとえば、レイクの場合はWebから銀行振込みの申込みができるほか、ATMからのお借入れが可能です。返済では、Web返済サービスやATM、銀行振込み、口座振替などの方法があります。
忙しくて店舗に借入れや返済に行く時間がない場合はWebで返済ができるなど、自分の都合にあわせて返済方法を選べるのはカードローンのメリットです。

急な出費に困っているなら消費者金融系カードローン

もし急な出費で困っているのであれば、即日審査・即日振込みに対応している消費者金融系カードローンが便利です。
ただし、金利や借入れまでの時間などはカードローン会社によって異なるため、申込み前によく調べてから利用することをおすすめします。
一例としてレイクを紹介すると、24時間365日Webでの申込みに対応しているほか、下記の審査時間内であれば最短15秒で審査結果を表示し、最短25分での融資も可能です。

  • 21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。

審査結果のお知らせ時間

通常時間帯 8時10分〜21時50分
毎月第3日曜日 8時10分〜19時
  • 年末年始を除く
  • お申込み内容により、お電話またはメールで審査結果をお知らせする場合があります。

お申込み後のご契約手続きはお近くの自動契約機でも可能です。来店する時間がない方や近くに自動契約機がない方でもスマートフォンやパソコンを使ったWebでのご契約も可能です。
お借入れもご来店不要で、その日のうちに口座へお振込みするサービスも提供しているため、申込みから借入れまでをWeb上で完結できます。

急な出費などによりお急ぎでの融資をご希望の方や、ご自宅にいながらWebのみで申込みから借入れまでをご希望の方はぜひレイクをご検討ください。

デメリットを最小限にカードローンを利用する方法

カードローンを利用する際にはメリットだけではなく、デメリットも理解することで、安心して利用できるでしょう。
カードローンのデメリットを最小限に抑えるために、下記の3つを意識しましょう。

  • 返済シミュレーションを活用して返済計画を立てる
  • カードローンの無利息期間を有効活用して利用する
  • 一括返済や多めの返済で素早い返済を心がける

それぞれについて以下で詳しく紹介します。

返済シミュレーションを活用して返済計画を立てる

家計の収支バランスを崩さないためにはカードローンを利用する前に返済計画を立てておくことが大切です。
しかし、金利を含めた利息計算を自分で調べるのは大変かもしれません。カードローン会社によっては無料で返済シミュレーションができるサービスを提供している場合があるため、申込み前に活用して「毎月どのくらいの返済額になるか?」を確認しておくといいでしょう。
レイクでもご返済シミュレーションという無料で利用できるサービスを提供しているので、お申込み前にご活用ください。
お借入れにともなって適用される金利(実質年率)は審査や限度額によって異なるため、シミュレーション結果はあくまでも参考値となりますが、おおよその返済金額を把握するためにご活用いただけます。

カードローンの無利息期間を有効活用して利用する

サービスによっては、はじめて利用する方に無利息サービスを提供している場合があります。無利息になる期間や条件などはカードローン各社によって異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。
たとえば、レイクでははじめてご利用の方限定で無利息サービスを提供しており、60日間無利息(Web申込み限定)もしくは5万円まで180日間無利息のどちらかを選んでご利用いただけます。

  • はじめてのご契約かつ、契約額が200万円超の方は「30日間無利息」となります。
無利息サービス 60日間無利息(Web申込み限定) 5万円まで180日間無利息
申込み方法 Web

Web

自動契約機

電話

対象の方 レイクをはじめてご契約いただいた方(Web申込み限定) レイクをはじめてご契約いただいた方
無利息開始日 ご契約日の翌日から開始
無利息期間中の返済日 あり
  • 無利息期間中もご返済日がございます。お借入れ後のご返済日をご確認ください。
ご契約額(極度額) 1万円〜200万円まで
実質年率 無利息期間経過後の貸付利率
12.0%〜18.0%
無利息期間経過後または5万円超分の貸付利率
12.0%〜18.0%
遅延損害金(年率) 20.0%
無利息サービス
60日間無利息(Web申込み限定) 5万円まで180日間無利息
申込み方法
Web Web
自動契約機
電話
対象の方
レイクを初めてご契約いただいた方(Web申込み限定) レイクを初めてご契約いただいた方
無利息開始日
ご契約日の翌日から開始
無利息期間中の返済日
あり
ご契約額(極度額)
1万円〜200万円まで
実質年率
無利息期間経過後の貸付利率
12.0%〜18.0%
無利息期間経過後または5万円超分の貸付利率
12.0%〜18.0%
遅延損害金(年率)
20.0%
  • 約定返済日に返済がなされなかった場合、遅延損害金がかかります。
  • 無利息期間中にご返済が滞った場合、無利息期間が終了となります。ご返済日の翌日以降、遅延損害金およびお利息をご負担いただくことになります。
  • 無利息期間終了後は通常金利適用となります。

カードローンの無利息サービスを有効活用することで利息を抑えて借入れができるほか、無利息期間中に完済できれば利息なしでの借入れも可能です。

一括返済や多めの返済で素早い返済を心がける

カードローンの返済方法は各社によって異なりますが、一般的に毎月の返済とは別に追加で返済できる場合や、借入れたお金をまとめて返済できるサービスが提供されていることがあります。
そのため、家計に余裕があるときや、臨時収入があったときは毎月の返済に追加して多めに返済することを心がけるといいでしょう。早めに完済できれば利息を抑えることにつながります。
レイクでもWeb返済サービスや銀行振込みからの一括返済を受け付けているほか、提携ATMで追加の返済も可能です。毎月の最低ご返済額以上でのご返済によってご返済回数を減らすこともできるので、家計に余裕がある際にはご活用ください。

  • 提携ATMでの一括返済はご利用いただけない場合がございます。

まとめ

カードローンはメリットだけではなく、デメリットも理解してから利用することが大切です。デメリットを把握したうえで計画的に利用できれば、急な出費の際には心強い味方になるでしょう。
過度な借入れが長期化すると利息により支払い総額が増えたり、返済の遅延・延滞により信用情報にマイナスな情報が登録されたりするため、注意しましょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:古関 俊祐

カードローンの利用は急な出費に対応できる点でとても心強く、利用しやすいサービスになっています。ただし、どんなに便利でもお金を借りることには変わりはなく、借りたお金は必ず返さなければいけません。
支払いを延滞してしまうと長期間にわたって影響を及ぼすこともあります。カードローンの利用にあたってはしっかりと返済計画を立てて借りすぎには注意して利用しましょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士