教習所の費用は分割できる!
支払い方法や利用できるローンについても解説

公開日:2022年10月27日

教習所の費用は分割できる!支払い方法や利用できるローンについても解説

学科も実技も全て教習所で受ける場合、費用は30万円前後かかります。多くの教習所では、一括で払うことが難しい場合は分割払いも受け付けています。
教習所の費用が足りない時の対処法について、具体的に解説するのでぜひ参考にしてください。

教習所の費用目安

教習所の費用は30万円前後が相場です。教習所によっても異なりますが、技能教習が規定時間を超過した場合や、学科効果測定・仮免学科試験・技能検定が不合格になった場合、再受検するための補修教習料金や再受験料金が追加され、当初の予定より高額になることもあるので注意しましょう。
教習所に通うのではなく、合宿で免許を取得する場合であれば20万円台のところもあります。夏休みなどのまとまった休みを取れるときに免許を取得したい方は、合宿免許も検討してみましょう。

教習所の費用の支払い方法

教習所の費用の主なお支払いの方法は以下のとおりです。

  • 現金一括払い
  • 現金分割払い
  • ローン払い
  • クレジットカードでの分割払い

それぞれの方法を選択する際の注意点について解説します。

現金一括払い

分割手数料をかけたくないのであれば、現金一括払いがおすすめです。試験に落ちた、連絡せずに授業を休んだなどのトラブルがあり、追加費用が必要な場合以外は、追加費用がかかりません。
また、免許取得後に車をローンで購入しようと計画している場合であれば、教習所の費用は現金で支払うほうがいいかもしれません。ローンや分割払いで教習所の費用を支払うと、毎月のご返済額が増え、負担も多くなってしまいます。

現金分割払い

教習所によっては分割払いを受け付けていることがあります。分割手数料がかかることもありますが、まとまったお金がない場合にはおすすめの方法です。

ローン払い

金融機関や消費者金融のローンを組んで支払いすることができます。手数料がかかる点に注意が必要です。
運転免許取得専用のローンもありますが、カードローンやフリーローンなどの使途自由のローンも利用できます。

クレジットカードでの分割払い

クレジットカードの分割払いを利用してお支払いすることもできます。ただし、教習所がクレジットカード払いに対応している場合に限られます。また、クレジットカード払いに対応している教習所でも、一括払いのみという可能性があるため、事前に確認しておきましょう。
もし、教習所で一括払いにしか対応していない場合には、後からクレジットカード会社に連絡してお支払い方法を変更してもらえることもあります。不安なときはお持ちのクレジットカード会社でお支払い方法の変更手続きについて確認してから、教習所でクレジットカードの一括払いを選択しましょう。

教習所の費用を分割払いにするメリット

分割払いには、次のようなメリットがあります。

  • 貯金がなくても運転免許を取得できる
  • 手元の現金を残しておける

それぞれのメリットについて解説します。

貯金がなくても運転免許を取得できる

分割払いを利用すれば、一括で払える現金が手元になくても運転免許を取得できます。
社会人になってからでは忙しくて教習所に通えないこともあるので、比較的時間を自由に使える学生のうちに免許を取得したい方は分割払いも検討してみましょう。

手元の現金を残しておける

一括で払えるお金を持っている場合でも、払ってしまうことで貯蓄が減ってしまい、急な支出に対応できなくなるリスクがあります。貯蓄が多くない場合は、分割払いを利用して現金を手元に残しておきましょう。

教習所の費用を分割払いにするデメリット

分割払いにはデメリットもあります。主なデメリットとしては、次の2点が挙げられます。

  • 分割手数料や利息が発生することがある
  • 返済の遅延があると車のローンを組む際に影響をおよぼす可能性がある

それぞれどのようなデメリットなのか、詳しく見ていきましょう。

分割手数料や利息が発生することがある

教習所にもよりますが、分割払いを選択すると分割手数料がかかることがあります。支払い回数が少ない場合は分割手数料がかからない場合もありますが、回数が多い場合や支払いが長期に渡る場合は分割手数料が発生することもあるので注意が必要です。
また、ローンを利用して教習所の費用を支払う際は、適用金利に応じた利息が発生します。

返済の遅延があると車のローンを組む際に影響をおよぼす可能性がある

運転免許の取得後、車を購入する方も多いと考えられます。車をローンで購入する場合は、教習所のローン審査とは別に、新たに審査が必要です。
もし教習所のローン返済に遅延した場合には、信用情報機関に記録されてしまい、車を購入する際のローン審査に影響が出ることもあります。事前に返済計画を立て、しっかり返済することが大切です。

教習所の費用に利用できるローン

教習所の費用に利用できるローン

教習所の費用に利用できるローンとしては、次のものがあります。

  • 銀行のローン
  • 信販会社のローン
  • 大学生協ローン
  • 消費者金融カードローン

教習所によっては、ローンの案内が置いてあることもあります。しかし、必ずしも教習所で案内しているローンを利用しなくてはいけないのではなく、別のローンの審査を受けて利用することも可能です。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

銀行のローン

銀行によっては、教習所の費用に使える専用ローンを提供していることがあります。金利が低めのことが多いので、利息を抑えてお金を借りたい場合にも検討できるでしょう。
また、フリーローンなどの使途を指定しないローンも、教習所の費用に利用できます。いずれも年齢などの申込み条件を確認してから申込みましょう。

信販会社のローン

信販会社のローンを利用して、教習所の費用を支払うこともできます。ただし、銀行ローンよりも金利が高めのこともあるのでお申込みの前に確認しておきましょう。
教習所でも信販会社のローンについての案内書が置いてあることもあります。金利や毎月の返済額なども考慮し、無理なく返済できるローンを選びましょう。

大学生協ローン

大学生協でもローンを提供していることがあります。銀行ローンよりも金利は高めのことがありますが、学生が利用しやすいように工夫されていることもあるため、学生の方は検討できるでしょう。また、大学生協ローンでは、未成年かどうかに関わらず、親権者の同意が必要なことがあります。

消費者金融カードローン

消費者金融カードローンは、使途が自由なので教習所の費用にも活用できます。金利は銀行ローンと比べると高めのことが多いですが、消費者金融によっては無利息サービスを提供しているので、上手に活用すれば利息の負担を抑えることができます。
レイクでは、はじめてのご契約なら、ご都合に合わせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

いずれのサービスも、一定期間お借入れ額に利息が発生しないことで利息の負担を抑えることが可能です。

カードローンを利用する際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕のある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なく返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、返済計画もその都度立て直すようにしてください。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合「ご返済シミュレーション」でご返済金額や返済回数をシミュレーションができます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月の返済額と返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からお借入れ可能な額を調べることも可能です。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでも目安としてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、無利息期間はいつまで適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、はじめてのご契約なら、ご都合に合わせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息サービスを選べばお利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日は訪れるので、会員ページやアプリなどでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕のある場合は多めの金額を返済する

約定返済額よりも多めの金額をご返済いただくと、予定よりも早くご利用残高を減らすことが可能です。カードローンのお利息は、以下の計算式で算出します。

お利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほどお利息額が増え、お支払い総額も大きくなります。
お利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

教習所の費用は分割で支払うこともできます。分割の方法はいくつかありますが、消費者金融カードローンであれば教習所の費用以外にもご利用いただけます。急な支出に備えるためにも、カードローンの利用も検討しましょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士