消費者金融の審査に通らない理由とは?
審査基準とローンが組めないときの対処方法
公開日:2026年6月29日
カードローンの審査では、申込者の返済能力を確認します。返済能力が不十分だと審査に通りません。しかし、審査に影響する要因を把握して事前に対処することで、審査に通る可能性を高めることはできます。
この記事では、消費者金融の審査基準や審査に通らない理由、対処方法を中心に解説します。また、審査に落ちた場合のほかの手段についても紹介するので、参考にしてみてください。
消費者金融の審査基準は?
カードローンを利用するには審査に通ることが求められます。
申込者に返済能力がないと多重債務に陥る可能性があるだけでなく、貸す側にとっても貸し倒れのリスクとなるため、審査において申込者の返済能力を確認しているのです。また、貸金業法第13条では、お借入れの契約時に、申込者の審査を貸金業者に求めています。
下記記事では、審査がないカードローンは存在するのか・審査なしでのお借入れは可能なのかという疑問にお答えしていますが、前述のとおりカードローン含む金融機関からのお借入れでは審査は必須となります。
審査基準は各消費者金融によって異なりますが、いずれの会社も下記項目を確認し、融資の可否を判断しています。
- 申込者の属性(個人情報・収入)
- 信用情報
- お借入れ状況
それぞれの詳細を解説します。
申込者の属性(個人情報・収入)
申込者の属性とは、申込者に関する情報のことで、収入や雇用形態、勤続年数、職種などが該当します。
どのような情報を確認するかは消費者金融によって異なりますが、「年齢」と「継続した安定収入」は確認されることが多い傾向です。そのため、正社員は派遣やアルバイトと比較して審査に通る可能性が高いでしょう。
詳しい申込み条件は会社のホームページなどに記載されているので、事前に確認が必要です。
信用情報
信用情報とは、クレジットカードやローンの契約・申込みなどに関する情報のことで、信用情報機関が管理・提供しています。
信用情報には、過去の返済遅延やローンの申込み日時などが記録されており、消費者金融は審査の際にこれらの情報の照会をします。
債務整理などの経験がある場合、その記録が信用情報機関に残っていると審査に不利になる可能性があるでしょう。
信用情報として登録される内容や、審査時に問題があると判断されないためのポイントについて、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
お借入れ状況
信用情報機関への照会では、申込者の他社でのお借入れの有無や残高も確認されます。
これは、貸金業法第13条の2により申込者の返済能力を超える貸付が禁止されているためです。具体的には、申込者の収入の1/3を超える貸付はできません。これを総量規制といいます。
お借入れが多すぎると返済が困難になる可能性があるので、総量規制により申込者の借りすぎを防いでいるのです。
前述のとおり、ローン申込時には他社からのお借入れ状況を正確に申告する必要があります。その理由や対象となるお借入れについて、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
また、下記記事では総量規制の仕組みや対象外となるローンについて、詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ここまでお伝えしてきた消費者金融系カードローンの審査内容については、下記記事でも詳しく解説していますので参考にしてください。
消費者金融の審査に通らない5つの理由と対策
カードローンの利用には審査に通る必要がありますが、申込者の状況によっては審査に落ちてしまうこともあります。ここでは、審査に通らない5つの理由と対策を紹介します。
- 収入が不安定である
- 申込内容に誤りや偽りがある
- お借入れ額が収入の1/3を超える
- 在籍確認ができない
- 信用情報に問題がある
審査に不安がある方は参考にしてみてください。
収入が不安定である
審査では、申込者の属性や信用情報などの情報をもとに、安定した返済能力があるかを総合的に判断します。
しかし、収入が高いといっても、必ず審査に通るとは限りません。あくまでも継続した安定的な収入があることが重要です。
収入が不安定、あるいは不定期で、安定した返済が難しいと判断されると審査に通るのは難しいでしょう。フリーランスや自営業の方は特に注意が必要です。
転職して間もない場合や、就職したてでまだ給料をもらっていない場合なども、判断する実績がないため審査に不利となりやすいでしょう。
そのような場合は、継続的に安定した収入が得られると判断されるように、就職・転職して時間をおいてから申込むと審査に通る可能性が高まります。
収入を安定させるために転職をお考えの方は、下記記事で転職がカードローンに与える影響について解説していますので、参考にしてください。
申込内容に誤りや偽りがある
お借入れの申込みでは、住所や電話番号、お勤め先、お借入れ状況などさまざまな情報を詳細に申告します。
事実と異なる申告をすると、故意かどうかに関わらず審査に不利となります。虚偽申告の場合は悪質と判断され、再申込みができなくなる可能性もあるでしょう。
申込みをする際は、申告内容に誤りがないかを確認しましょう。
お借入れ額が収入の1/3を超える
消費者金融は総量規制を遵守して融資をおこなうため、お借入れ希望額が収入の1/3を超える場合は融資が難しくなります。
既に他社でお借入れがある場合は、そのお借入れ額と合算され総量規制の範囲内で融資額が決定します。
例えば、収入が420万円の場合、お借入れ可能額は他社からのお借入れ額も含めて140万円までです。
お借入れがある場合は、ある程度返済をしてから申込む、あるいはお借入れ希望額を少なくすると審査に通る可能性が高まるでしょう。
なお、レイクではどの程度までならお借入れが可能かも具体的にご提示します。実際にレイクのカードローンをご利用いただいたお客さまからも、以下のようなお声をいただいています。
お借入れが初めてのお客さまでも、不明点や不安に寄り添い、丁寧にご説明させていただきますので、安心してご利用いただけます。
在籍確認ができない
在籍確認とは、申込者のお勤め先に本人が勤めているかを確認する手続きです。お勤め先への電話でおこなうのが一般的ですが、電話での在籍確認をせず審査が進む場合もあります。
在籍確認では、申込者本人が電話に出られなくても、在籍していることが確認できれば問題ありません。
そのため万が一自分が電話に出られない可能性も考慮し、自分宛てに電話がくることを周りに伝言する、在籍している部署や内線番号を事前に消費者金融へ申告するなどの準備をしておくとスムーズに在籍確認できるでしょう。
また、会社によっては社員のプライバシー保護のために、個人的な電話の引き継ぎをしないこともあります。お勤め先の代表番号で申告している場合は、スムーズに在籍確認ができない可能性があるため注意が必要です。
カードローンでの在籍確認の流れや注意点について、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
信用情報に問題がある
過去に返済遅延や、短期間に複数回お借入れの申込みをしていると信用情報として記録されます。消費者金融が申込者の信用情報を照会した際に、トラブルの記録があると返済能力に問題があると判断してしまうかもしれません。
返済遅延は契約期間中及び契約終了後5年間程度、お借入れの申込み情報は照会日から6か月程度残ります。
自分の信用情報を確認し、問題がある場合は信用情報が回復するまで待つと審査に通る可能性が高まるでしょう。
信用情報を確認する方法とは?
信用情報は、ご自身でも信用情報機関へ照会することで確認できます。
日本には下記3つの信用情報機関があり、保有している情報や保管期間はそれぞれ異なります。
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 全国銀行個人信用情報センター(KSC)
照会は郵送やオンラインでおこなうことができ、費用は500円~1,500円程度です。また、オンラインでは当日中に閲覧できる場合もあり便利です。
主な信用情報機関や申請方法について、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
消費者金融の審査に落ちた場合の6つの対処方法
カードローンの審査に落ちた場合の対処法を6つ紹介します。
- 他の消費者金融に申込む
- 同じ消費者金融に再度審査を申込む
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- おまとめローンを利用する
- 生命保険の契約者貸付制度を利用する
- 前給制度を利用する
ご自身の状況にあわせて活用できるかを検討してみてください。
他の消費者金融に申込む
カードローンの審査基準は消費者金融ごとに異なるため、ほかの消費者金融であれば審査に通る可能性があります。
ただし、短期間で複数の申込みをすると審査に影響する場合があります。必要以上の申込みは控えましょう。
なお、消費者金融でも貸金業者の登録がない場合は、いわゆる「闇金」かもしれません。登録の有無を事前に確認しないと、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクがあるので注意が必要です。
同じ消費者金融に再度審査を申込む
一度審査に落ちても、二度と審査に通らないわけではありません。審査に落ちた原因を解決してから再度申込めば審査に通る可能性はあります。
ただし、カードローンの審査基準は公表されていないため、審査に落ちた理由を推察する必要があります。信用情報に問題がなかったか、安定した収入が見込める属性であったかなど原因がないかを考え、解決をはかりましょう。
ただし、申込み情報は信用情報機関に6ヵ月間程度残ります。再申込みは6ヵ月間以上あける必要があります。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードでお借入れができるサービスをキャッシングといいます。キャッシング枠が付帯しているクレジットカードであれば、コンビニエンスストアのATMやWebサイトからの申込みで最短即日のお借入れが可能です。
キャッシング枠が付帯していない場合は、申込み・審査が必要となるため時間を要する点に注意が必要です。
なお、クレジットカードには、「キャッシング枠」のほかにも、商品やサービスを後払いで購入するための「ショッピング枠」があります。すでにどちらかを利用していて枠に空きがない場合は、新たなお借入れは難しいでしょう。
また、キャッシング枠も総量規制の対象です。お借入れ額が収入の1/3を超えているために審査落ちしている場合は、キャッシング枠の利用はできません。
下記記事では、クレジットカードのキャッシング枠の利用方法や、注意点などについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
おまとめローンを利用する
おまとめローンは、複数のお借入れを1つにまとめるローンです。
総量規制の対象外となるため、収入の1/3を超えるお借入れが可能となります。次の条件を満たさなければなりません。
- おまとめローンの金利が借り換え前の金利を上回っていない
- 1ヵ月のご返済額が借り換え前の金額を上回っていない
- 貸金業者からのお借入れが対象であり、親族や知人、銀行からのお借入れは対象外である など
総量規制により審査に通らなかった場合には有効ですが、新たなお借入れにより生活に影響が出ないかをよく考えてから利用しましょう。
おまとめローンの審査基準、申込時の注意点について、下記記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
生命保険の契約者貸付制度を利用する
解約返戻金のある生命保険に加入している場合、契約者貸付制度を利用すると、解約返戻金を担保に保険会社からお借入れができます。解約返戻金とは、保険を解約した場合などに、保険会社から払い戻されるお金です。
本制度では、生命保険の保障を継続しながらお借入れができるため、保険契約を解約せずに済むメリットがあります。カードローンのような審査もありません。
しかし、解約返戻金以上のお借入れはできない点は注意が必要です。完済するまではお利息もかかります。
なお、本制度は解約返戻金があることを前提としているため、掛け捨て保険では利用できません。また、保険契約の内容や解約返戻金の金額によっては対象外となるケースもあります。
手続きから着金までの期間は保険会社によって異なりますが、当日~数日程度です。
前給制度を利用する
前給制度は「すでに提供した労働分の給料」を給料日前に先払いで受け取れる制度で、福利厚生として導入している会社もあります。
前給制度がない会社でも、非常時(出産・結婚・病気・災害時など)であれば、すでに提供した労働に対して、給料日前でも給料を請求できます。
これは労働基準法第25条において、非常時の出費として労働者が使用者に支払いを請求した場合、使用者は支払期日を繰り上げて支払わなければならないことを定めているためです。
前給制度が会社にある場合や、自身の状況が非常時に該当する場合は利用を検討してみましょう。
カードローンを利用する際の注意点
カードローンは、ご利用限度額より低い範囲で繰り返し利用できます。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
以下で詳しく解説します。
返済計画を立てる
お金を借りると返済が始まります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションできます。ご希望お借入れ額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からお借入れ可能額を調べることもできます。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでも参考としてご確認ください。
カードローンのご返済方法や気をつけるべきポイント、支払いに遅れた場合の対処法について、下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで無利息期間が適用されるのかもご確認ください。
レイクでは、Webでお申込み、はじめてご契約などの諸条件を満たしたお客さまは365日間の無利息サービスをご利用いただけます。
- 365日間無利息
ご利用条件:Web申込み・はじめてのご契約、ご契約額が50万円以上(お借入れ額1万円でも可能)かつご契約後59日以内に収入証明書類の提出とレイクでの登録完了が必要
上記ご利用条件を満たさない方は60日間無利息または30日間無利息をご利用いただけます。
- 60日間無利息(Web申込みかつはじめてのご契約、ご契約額が50万円未満)
- 30日間無利息(自動契約機または電話申込みかつはじめてのご契約)
さらに、「1秒診断」では、簡単な項目を入力するだけで、お借入れが可能かどうかを事前に診断することも可能です。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
また、無利息期間経過後は通常金利が適用されます。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。なお、ご返済が遅れた場合など、無利息期間が終了いたします。
カードローンの金利や利息について、下記記事でも詳しく解説しています。金利の仕組みや計算方法、注意点についても分かりやすい内容になっておりますので、ぜひ参考にしてください。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
上記の式から分かるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息の負担額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。
下記記事では、カードローンの一括返済の方法や注意点について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
まとめ:消費者金融の審査基準を理解してから申込みをしよう
カードローンの審査に落ちる理由は不安定な収入や多額のお借入れ、信用情報の問題などが考えられますが、審査基準は公表されていません。しかし、申込者の属性や信用情報、借入状況はどの消費者金融も確認しているといわれます。原因を推測し対処すると審査に通りやすくなります。
対処をしても審査に落ちた場合は、ほかの消費者金融での申込みやキャッシング枠の利用なども検討しましょう。
しかし、過度なお借入れは禁物です。無理ない返済計画を立ててから申込むことが重要です。
監修者:
齋藤 彩(さいとう あや)
プロフィール:
独立系FPとして資産運用や保険提案、ローン、住宅購入などの個人向け相談業務を中心に、中小企業への企業型確定拠出年金(DC)導入支援も行なう。また、お金の知識をわかりやすく伝えるため、金融メディアへの執筆・監修活動もしている。
資格情報:
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
CFP®(Certified Financial Planner)
薬剤師免許