1万円を借りるには?
審査なしで借りる方法や返済額のシミュレーションを紹介!

公開日:2023年10月26日

更新日:2024年9月19日

1万円を借りるには?審査なしで借りる方法や返済額のシミュレーションを紹介!

給料日まで少しだけお金が足りないという経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。その場合、解決策のひとつとなるのがお金の借入れです。
数十万円の大金ではなく1万円ほどの少額であれば、審査なしに借りたいと思うかもしれません。しかし、実際に審査なしで借りられる方法はあるのか、あるならどのような方法なのか、知らない方も意外と多いでしょう。
この記事では、1万円を審査なしで借りる方法や借りた後の返済シミュレーションを具体的に解説します。

1万円を審査なしで借りる方法

1万円を審査なしで借りる方法

金融機関からお金を借りるには、借りる金額の大小に関わらず審査が必要です。借り手の返済能力を見極めるために審査は欠かせないからです。しかし、1万円ほどの少額であれば、審査なしで借りる方法がいくつかあります。
まずは、1万円を審査なしで借りる方法を紹介します。

クレジットカードのキャッシングで借りる

クレジットカードのキャッシングとは、クレジットカードに付帯するキャッシング枠でお金を借りる方法です。キャッシング枠の設定されているクレジットカードを持っていれば、既に審査が済んでいる状態なので、提携のATMなどからすぐにお金を借りられます。
借りられる金額は、申込時の審査結果により異なるので、契約書や専用アプリ、会員ページなどから確認しましょう。
ただし、クレジットカードのキャッシング枠は買い物に使えるショッピング枠と連動している場合が多くあります。
たとえば、利用限度額が30万円でショッピング枠に20万円使うと、キャッシング枠で利用できる金額は10万円が上限です。そのため、ショッピング枠を限度額いっぱいまで使ってしまうと、キャッシング枠は使えません。
また、クレジットカードを持っていない場合や持っていてもキャッシング枠が付帯していない場合には、カードやキャッシングの申込みをし、審査に通過する必要があります。

家族や友人から借りる

家族や友人など、お互いを知る間柄でお金を借りる場合は審査はありません。借りられるかどうかは、家族や知人次第ですが、事情を丁寧に説明すればお金を貸してもらえるかもしれません。
ただし、親しい関係だからこそ、後々のトラブル回避のためにも返済期限などをあらかじめ取り決め、借用書を作成しておくことをおすすめします。
借用書に借入れ額や返済期限、返済方法などを記載して、借り手と貸し手の双方で保管しておきましょう。仮に借用書がなくてもお金の貸し借りは、民法上の契約が成立した状態です。取り決めた返済期限までに必ず返すことが大切です。

質屋に品物を預けて借りる

自分の持ち物を担保に預けて質屋からお金を借りる、いわゆる「質入れ」でもお金を借りられます。ブランド品や貴金属、スマートフォンなど、比較的高額かつ一時的に手放せる品物を担保にして、お金を借りる方法です。質入れは、お金を返済すれば担保として預けた品物がまた手元に戻る点が特徴です。
ただし、品物の査定によって借りられる金額が決まるため、希望する金額を確実に借りられるとは限りません。また、質屋でお金を借りると質料(利息+保管料)がかかります。質料は一般的なローンに比べると高めに設定されており、返済が長引くと総返済額が膨らむ恐れがあります。

1万円を借りる際に知っておきたいポイント

わずか1万円とはいえ、他者からお金を借りる前に、いくつか知っておくべきポイントがあります。特にはじめてお金を借りる方は、必ず確認しておきましょう。

金融機関からお金を借りる場合は審査がある

金融機関からお金を借りる場合は、必ず審査が行われます。たとえば、消費者金融は貸金業法により、個人の返済能力の調査が義務づけられています。
銀行には貸金業法は適用されませんが、全国銀行協会は加盟する銀行に対して「返済能力等を確認するように努めること」との申し合わせが示されているため、いずれにしても審査は必須です。
金融機関からお金を借りる際には、審査は必要だと覚えておきましょう。

違法業者は絶対に利用してはいけない

貸金業者のなかには、国や都道府県から登録を受けていない違法業者も紛れ込んでいます。違法業者は、「誰でも借りられる」、「どこよりも低金利」などお金を借りたい人の心理をついたフレーズで誘い込む手口を使います。
社名に「バンク」などがついていても無登録業者の可能性があり、法外な高金利で契約させられる恐れがあるので、少しでも不安に感じた場合は、登録業者であるかどうか確認しましょう。登録業者であれば、店舗の目立つ場所やホームページ、チラシ上に必ず登録番号を表示しています。
また、近年増えているトラブルがSNSを介した個人間融資です。そもそも不特定多数が閲覧できるSNSで「お金を貸します」と契約を勧める行為は、貸金業法に違反する恐れがあります。さらに、金銭の貸付けが常態化していれば個人であっても貸金業として登録しなければならず、未登録なら違法業者と認定されます。
SNSで個人を装った違法業者は、高金利で貸し付けをおこなうだけではなく、個人情報を悪用してさらなるトラブルを招くリスクもあります。「わずか1万円だから大丈夫だろう」と甘く考えず、違法業者は絶対に利用しないようにしてください。

1万円を借りたいシーン別の対処法

1万円を借りたいときは、カードローンのご利用もご検討いただけます。カードローンは、個人向けのローンで主に金融機関が提供しています。契約時に定められたご利用限度額の範囲内で繰り返し借入れが可能です。
カードローンには審査がありますが、原則として使い道が自由なため、さまざまなシーンでご活用いただけます。
しかし、1万円を借りたいシーンによっては、カードローン以外の対処法も検討できます。以下では、1万円を借りたいときの対処法をシーン別に紹介します。

生活費を借りたい

生活費の補填に1万円だけ借りたいときに検討したい対処法は、主に以下の2つです。

  • 生活福祉資金貸付制度を利用する
  • 家族や友人から借りる

生活福祉資金貸付制度は国の支援制度で、生活に困窮している方向けの制度です。低所得者や高齢者、障害者などを対象にしており、生活を立て直すまでの生活費などを無利息または低利息で借りることができます。
要件に当てはまらず、生活福祉資金貸付制度を利用できない場合は、家族や友人にお金を借りられないか相談してみましょう。信頼関係が崩れないよう返済日を設定し、借りたら必ず返済することが大切です。

買い物代や外せない飲み会代を借りたい

今すぐ買いたい物があるときや、断れない飲み会の誘いがあったときなどに検討したい対処法は、主に以下の2つです。

  • クレジットカードのキャッシングで借りる
  • フリマアプリや買取業者で不用品を売る

セールで見つけたラスト1点の服を買いたい、上司や取引先に誘われて断り切れない飲み会があるなど、今すぐ1万円をなんとかしたいと切羽詰まっている際には、クレジットカードのキャッシング枠がおすすめです。
既にキャッシング枠が設定してあれば、提携のATMからお金を引き出せるので、急いでお金を用意できます。
時間に余裕がある場合は、フリマアプリや買取業者で不用品を売る方法も検討しましょう。ゲーム機やブランド品、家電など売れそうな不用品を売れば、1万円ほどのお金が作れるかもしれません。

趣味に使うお金を借りたい

趣味に必要な費用が1万円足りないときに検討したい対処法は、主に以下の2つです。

  • 目的別ローンで借りる
  • 単発・日雇のアルバイトをする

趣味に使うお金を借りられる目的別ローンを提供する金融機関もあります。たとえば、カメラや楽器、ロードバイク、グッズなどの購入費などに利用できるローンがあります。
目的別ローンは、カードローンに比べて金利が低い傾向がある点がメリットです。ただし、目的別ローンは融資までにやや時間がかかり、資金使途確認書類の提出が必要です。

1万円を借りるなら消費者金融系カードローンも検討

1万円を借りたいと思ったら、消費者金融系カードローンのご利用もご検討ください。
消費者金融系カードローンでお金を借りるには、審査が必要です。レイクのように、最短即日融資が可能なものもあり、急いでお金を用意したい際にもご利用いただけます。
また、消費者金融系カードローンは1万円など少額のお借入れにも対応しています。カードローンは1度契約すれば、契約時に設定された利用限度額内で繰り返しお借入れいただけるので、冠婚葬祭などの急な出費でお金が必要な際にも有用です。
消費者金融系カードローンの多くは申込みもスムーズです。レイクの場合、Webからの申込みなら最短25分で融資を受けられます。21時(日曜日は18時)までに審査を含むご契約手続きが完了すると、当日中に指定口座へお振込みします。
また、はじめてご契約の方を対象に一定期間の無利息サービスを提供しているので、利息の負担を抑えることできます。

消費者金融系カードローンの審査とは?

消費者金融系カードローンの審査とは?

消費者金融系カードローンでお金を借りたいと思っても、審査を受けることに不安を感じる方もいるかもしれません。そこで、なぜ審査が行われるのか、何を審査されるのか、具体的に解説します。

カードローンの審査の目的

カードローンの審査は、契約者の返済能力の有無を判断するために行われます。貸し付けたお金を返してもらえなければ、金融機関にとって損失になるためです。一般的に、返済能力は収入や職業、年齢、お借入れ履歴などから総合的に判断されます。
ほかにも、返済能力を超える過剰な貸付を防ぐ目的もあります。多重債務が社会問題となったことをきっかけに、返済能力を超える過剰な貸付を制限する規制が貸金業法に定められました。そのため、貸金業者は審査によって適切な貸付額を決定しているのです。
適切な貸付額の基準として、貸金業法には総量規制というルールが設けられています。総量規制では、貸金業者からの合計貸付額が年収の3分の1を超えてはならないとされています。銀行系カードローンや信用金庫のカードローンは総量規制の対象外ですが、独自に設けたルールで過剰な貸付が自主規制されています。

信用情報が照会される

カードローンの審査では、信用情報が照会されます。信用情報とは信用情報機関に登録されている個人情報で、過去の返済履歴やクレジットカードやローンの申込み履歴、契約状況、お借入れ状況などが含まれます。金融機関は、返済能力の有無や適正な貸付額などの判断材料として、申込者の信用情報を利用します。
クレジットカードの支払いやローンの返済を延滞していたり破産申立などの履歴が信用情報に残っていたりすると、返済能力がないと判断され審査に通過しにくくなるため、注意が必要です。
信用情報は、情報の種類により期間は異なりますが、一定期間が経過すると消去されます。ご自身の信用情報は情報開示を請求できるので、どのような情報が登録されているのか気になる場合は開示請求してみるのもよいでしょう。

在籍確認が行われる場合がある

カードローンの審査のひとつに在籍確認があります。在籍確認とは、カードローン申込者が申告したお勤め先に実際に在籍していることを確認する作業です。
在籍確認は金融機関がお勤め先に電話をかけて行われます。ただし、プライバシーに配慮されており、金融機関名や目的は伏せられます。
また、本人が不在でも在籍していると判断されれば確認できたとみなされるため、何度も電話がかかることもありません。
電話のほか、書類の確認で在籍確認が完了する場合もあります。書類による在籍確認では、最新の給与明細や最新の源泉徴収票、写真付きの社員証写しなどを提出します。

カードローンで1万円を借りたら返済額はいくらになる?

もしカードローンで1万円を借りたら、ご返済額はいくらになるのか気になるところでしょう。そこで、レイクのご返済シミュレーションを参考に、毎月のご返済額とご返済総額を確認しておきましょう。

無利息期間なし 5万円まで180日間無利息で算出 60日間無利息
(Web申込み限定)
毎月のご返済額 3,432円 4,000円
(3回目は2,000円)
4,000円
(3回目は2,029円)
ご返済回数 3回
ご返済総額 10,296円 10,000円 10,029円
各利息期間のシミュレーション結果
無利息期間なし
毎月のご返済額 3,432円
ご返済回数 3回
ご返済総額 10,296円
5万円まで180日間無利息で算出
毎月のご返済額 4,000円
(3回目は2,000円)
ご返済回数 3回
ご返済総額 10,000円
60日間無利息(Web申込み限定)
毎月のご返済額 4,000円
(3回目は2,029円)
ご返済回数 3回
ご返済総額 10,029円
  • ご希望契約額1万円、貸付利率(年率)18.0%、ご返済回数3回で算出

このように、通常どおり利息を払う場合でもご返済総額は10,296円で、利息はわずか296円です。無利息期間のあるご契約であれば、さらに利息の負担が軽減できます。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

カードローンで1万円を借りる際の注意点

カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。

  • 返済計画を立てる
  • 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
  • 余裕がある場合は多めの金額を返済する

以下で詳しく解説します。

返済計画を立てる

お金を借りると返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトには、返済シミュレーション機能があります。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額から検討可能なお借入れ額を調べることもできます。ぜひご活用ください。

  • このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。

金利や無利息期間などの契約内容を確認する

カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

ご都合にあわせて無利息期間を選択いただけますので、ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日があります。会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。

余裕がある場合は多めの金額を返済する

家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことで利息が少なくなり、返済総額も減ります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。

利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数

上記の式からわかるとおり金利の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済ください。

まとめ

審査なしで1万円を借りる方法には、クレジットカードのキャッシング枠を使う、家族や友人から借りる、質入れするなどがあります。金融機関からお金を借りるには、過剰な貸付けから消費者を守る、返済能力を確認するなどの目的から必ず審査が必要で、審査なしでは借りられません。
しかし、必要以上に審査に不安を感じることはありません。審査では、信用情報の照会や在籍確認がおこなわれますが、プライバシーを侵害されることはありません。申込みから融資までがスムーズな消費者金融系カードローンのご利用もご検討ください。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士