審査なしですぐに30万円は借りられる?
審査通過のポイントや注意点を解説
公開日:2022年11月17日
更新日:2024年9月19日
家電の買い替えや海外旅行などの急な出費で、30万円程度のお金が必要になることもあります。この記事では、30万円を借りる方法についてお申込みから融資までに必要な時間別に紹介します。
また、お金を借りる方法や、絶対に利用してはいけないお借入れ方法も詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
【結論】原則として金融機関から審査なしで30万円は借りられない
貸金業法では、貸付の前に審査を実施することを定めています。そのため、審査なしで消費者金融などの貸金業者からお金を借りることができません。
審査は、融資額によらず実施されます。1万円を借りる場合も30万円を借りる場合も審査は実施されるため、ローン会社の申込条件をご確認のうえ、お申込みください。
審査なしで30万円を借りる方法
次の方法であれば、審査なしで30万円を借りられる可能性があります。
- 生命保険契約者貸付
- 親族や友人に相談する
それぞれ詳しく解説します。
生命保険契約者貸付
生命保険に加入している方であれば、生命保険契約者貸付を利用できる場合があります。生命保険契約者貸付とは解約返戻金の一定範囲内でお金を借りる制度です。
生命保険契約者貸付では、解約返戻金の一定範囲内でお借入れできるため、審査なしでお金を借りられます。ただし、保険の種類や契約内容によっては利用できないため、保険に加入している方は事前に契約者貸付が利用できるか確認しておきましょう。
また、審査はなくても利息は発生する点には注意が必要です。
親族や友人に相談する
親族や友人に事情を話せば、お金を借りられるかもしれません。基本的には第三者による審査がいらないので、借りる側としては負担の少ない方法です。
しかし、貸す側の負担は軽いとは限りません。約束どおり返済できず、相手との信頼関係が崩れてしまうのを防ぐためにも借用書をつくり、お借入れ額やご返済日などを取り決めておきましょう。
下記記事では、親族や友人にお金を借りる際にどのように伝えれば理解を得やすいのか、借りる前に誰に相談すればよいのかを解説しています。
即日30万円を借りる方法
最短で即日お借入れが可能な方法は、主に次の2つが挙げられます。急にお金が必要になった場合に向いている方法です。
- 消費者金融系カードローン
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
なお、即日対応可能な方法を利用した場合でも、申込む時間などによっては翌日以降のお借入れとなるのでご注意ください。それぞれ詳しく見ていきましょう。
消費者金融系カードローン
カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能で、使い道が自由なローンです。
消費者金融系カードローンは、最短で即日融資に対応しています。申込時に審査は必須ですが、通過すれば即日お借入れできる可能性があります。
レイクは、Webからのお申込みで21時(日曜日は18時)までに審査・必要書類の確認を含むご契約手続きが完了した場合、最短25分でお借入れが可能です。ただし一部金融機関および、メンテナンス時間などを除きます。
その日のうちにお借入れできる可能性があるため、急な出費にも対応できます。
また、はじめてご契約の方なら無利息サービスもご利用いただけます。なるべく利息を抑えたい方は、ぜひご利用ください。
カードローンの特徴やメリット・デメリットについては下記記事もぜひ参考にしてください。
下記記事では、カードローン審査の流れや内容について解説していますので、あわせてご覧ください。
クレジットカードのキャッシング枠を利用する
クレジットカードにキャッシング枠が設定されている場合は、枠内の金額であればATMなどを利用してすぐに借りることができます。
ただし、クレジットカードにキャッシング枠の設定がされていない場合には、キャッシング枠のお申込みと審査が必要です。その場合、キャッシング機能が利用できるようになるまでに日数がかかる可能性があります。
クレジットカードのキャッシング枠の仕組み、前述のカードローンとの違いについて下記記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
30万円を借りるための審査通過のポイントとは
30万円を借りるための審査通過の主なポイントは以下の4つです。
- 安定した収入がある
- 信用情報に問題がない
- 他社から多額を借りていない
- 可能な限り少額を申込む
それぞれのポイントを説明します。
安定した収入がある
どのローンにも、それぞれ申込条件が定められています。申込条件はローンごとに異なりますが、「安定した収入があること」を条件としているケースがほとんどです。
転職したばかりや、月によって収入に大きな変動がある場合は、審査通過が厳しくなるかもしれません。
転職時や転職直後にカードローンを利用する際の注意点について、下記記事で解説していますので参考にしてください。
また、アルバイトやパートの場合でも、安定した収入があれば申込可能な場合が多いですが、単発や短期間のみの仕事は、収入が安定していないと判断されやすいため注意が必要です。
信用情報に問題がない
信用情報とは、信用情報機関で記録されている情報のことです。今までにローン返済やクレジットカードの支払いを滞納した、破産申立などをした場合は、記録として残っている場合があります。
どのローン会社でも、審査の際に申込者の信用情報をチェックします。好ましくない記録が残っている場合は、審査結果に影響をおよぼすかもしれません。現在滞納している場合、ローン申込前に滞納を解消しておくことも大切です。
下記記事では、信用情報に登録される内容や問題があると判断されないように注意すべき点を詳しく解説しています。
なお、ご自身の信用情報は、信用情報機関で情報開示ができます。信用情報に問題がないか確認したい場合は、情報開示してみるといいでしょう。
下記記事で開示申請の方法について解説していますので、あわせてご覧ください。
他社から多額を借りていない
既に他社から多額を借りている場合は、新たなローンを組めないケースがあります。消費者金融などの貸金業者では「総量規制」と呼ばれる貸付規制があり、利用者の年収の3分の1を超える金額は、原則として貸付ができません。
総量規制の制度詳細や対象外となるローンについては、下記記事でも解説していますのであわせてご覧ください。
また、銀行などの貸金業者以外の金融機関でも、総量規制に準じる貸付規制を実施しているため、希望の金額は借りられない可能性があります。
新たにローンに申込む前に、他社からのお借入れ額をチェックしてみましょう。住宅ローンなどの一部のローンを除き、既に年収の3分の1を超えるお借入れをしている場合は、お借入れは難しいと考えられます。
ローン審査時に他社からのお借入れ状況が必要となる理由や対象となるお借入れについて下記記事で詳しく解説しています。
可能な限り少額を申込む
他社からのお借入れがない場合は、年収の3分の1以下の金額をめやすに希望のお借入れ額を申告して申込むとよいでしょう。
ただし、年収の3分の1ちょうどにするのではなく、可能な限り少なめの金額で申込むことが大切です。年収に対して借入れ額の割合が低ければ低いほど、お金を貸す側にとってリスクが少なくなるためです。お金を貸す側にとってのリスクが少なければ、審査がスムーズに進む可能性があります。
なお、お借入れ額を減らすと毎月のご返済額も減り、無理なく返済しやすくなります。
1ヵ月以内に30万円を借りる方法
1ヵ月ほど余裕がある場合は、次の方法も検討できます。
- 銀行や信用金庫から融資を受ける
- 国の貸付制度を利用する
ただし、手続きに不備などがあった際はお申込みからお借入れまでに1ヵ月を超えることも考えられるので注意が必要です。また、いずれの方法も審査があるため、審査に通らない場合は利用できません。
銀行や信用金庫から融資を受ける
銀行や信用金庫は、消費者金融系カードローンと比べると審査に時間がかかる傾向にありますが、消費者金融系カードローンに比べて金利が低く設定されている点が特徴です。
特に、お借入れの使い道が限定されている「マイカーローン」や「教育ローン」などのさまざまな目的に応じて提供されている「目的別ローン」は比較的低い金利が設定されています。
ただし、申込条件に年齢だけでなく、年収が定められているケースもあります。事前に申込条件を確認しておくことが大切です。
融資の種類や融資を受けるまでの流れについて、下記記事もあわせてご覧ください。
国の貸付制度を利用する
お借入れまでに1ヵ月ほどの猶予がある場合は、国の貸付制度の利用も検討できます。生活費などが足りない場合に利用できる主な公的貸付制度は、以下のとおりです。
- 緊急小口資金
- 総合支援資金
- 母子父子寡婦福祉資金貸付金制度
たとえば、緊急小口資金は緊急かつ一時的な生計維持のための貸付制度です。低所得世帯や障害者世帯、高齢者世帯を対象としており、10万円以内を限度額として無利子でお金を借りることができます。お申込みから融資までは最短で5営業日で借りることが可能です。
ただし、緊急小口資金は10万円以内を限度額としているため、30万円が必要な場合は別の方法もあわせて利用しましょう。
国の貸付制度は民間の金融機関に比べ低金利で借りることが可能です。しかし、対象者が限られていたり、借りる目的によって上限額が決まっていたりするため、事前に申込対象者や上限額などの確認が必要です。
30万円が必要なときに絶対やってはいけないこと
お金が必要なときでも、絶対に利用してはいけない方法があります。特に次の方法はどんなに困っている場合でも手を出さないようにしましょう。
- 闇金を利用する
- 個人間融資を利用する
- 申込みの際に虚偽の情報を提出する
- ギャンブルでお金を増やそうとする
- 闇バイトをする
闇金を利用する
違法な金利で貸付をおこなう闇金を利用すると、あっという間に利息が増えて、ご返済に苦しむことになります。「審査なしで貸します」「誰でもお借入れできる」などの謳い文句で誘うことがありますが、一度借りてしまうとなかなか返済が終わらず、借りる前よりも生活が厳しくなる可能性があります。
また、金融庁のホームページでは、違法な業者情報も公表されています。借りる前に慎重に調べることが大切です。
また、トラブルに巻き込まれそうな場合はすぐに警察に相談することも大切です。借りてからでは手遅れになります。少しでも怪しいと思った場合は、すぐに警察に相談するようにしましょう。
消費者金融と闇金は同じものと考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、消費者金融は悪徳業者である闇金とはまったくの別物です。下記記事で消費者金融の定義や悪質な闇金との違いを解説していますので参考にしてください。
個人間融資を利用する
個人間融資とは、個人間でお金の貸し借りをおこなうことです。主にインターネット上の掲示板やSNSを用いて勧誘し、お金の貸し借りをおこなうことを指します。
仕事としてお金を融資する場合は、国もしくは都道府県で貸金業者登録が必要です。登録せずに貸金業を営むことは違法であり、違法業者を利用することは違法行為に手を貸すことになります。
また、高額な利息を請求される、個人情報を悪用されるなどのトラブルに巻き込まれることもあるため、個人間融資は利用しないようにしてください。
下記記事では、個人間融資のリスクや気をつけるべき点について解説しています。
申込みの際に虚偽の情報を提出する
消費者金融や銀行など金融機関からお金を借りる際は、原則として審査が必要です。審査に通るため、年収を実際の金額より多い金額を申告したり、他社からのお借入れ額を実際より少なく伝えたりすることは絶対に避けましょう。
審査の際にローン会社は信用情報機関に記録されている信用情報を照会するなどの調査をおこなうため、年収や他社からのお借入れを偽っても、ローン会社にすぐに知られてしまいます。
申込内容が虚偽であることが分かると審査に影響をおよぼす可能性があるうえ、刑罰の対象になる可能性があります。また、故意でなくても、不備や誤りがないよう気を付けることが大切です。
ギャンブルでお金を増やそうとする
お金が必要なときにギャンブルでお金を増やそうとすることは絶対にやめましょう。
ギャンブルでは確実にお金を増やせるわけではないうえ、お金が減ってしまう恐れもあります。確実にお金を用意する必要がある場合に、お金が得られるかどうかわからない不確実な方法は適していません。
闇バイトをする
闇バイトとは、詐欺などの犯罪行為で報酬を得るアルバイトです。闇バイトは「高収入」「高額報酬」「簡単」などの誘い文句で人を募っている場合が多く、闇バイトとは知らずに応募してしまう方も少なくありません。
しかし、自分が犯罪に加担しているとは知らなかったとしても、犯罪者になってしまう可能性があります。
お金が必要なときは「高収入」「高額報酬」「簡単」などの言葉が並んでいると気になってしまうかもしれませんが、甘い言葉で高額なアルバイトを募っている場合は闇バイトと疑って応募しないようにしましょう。
カードローンを利用して30万円を借りる際の注意点
カードローンは、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。このようなカードローンの特性上、ご利用の際には次の3点にご注意ください。
- 返済計画を立てる
- 金利や無利息期間などの契約内容を確認する
- 余裕がある場合は多めの金額を返済する
以下で詳しく解説します。
返済計画を立てる
お金を借りるとご返済がはじまります。借りる前に無理のない返済計画を立てておくことが重要です。毎月無理なくご返済できる金額はどのくらいなのか、いつまでに完済するのか計画を立ててから、カードローンにお申込みください。
また、カードローンはほかのローンとは異なり、ご利用限度額の範囲内で繰り返しお借入れが可能です。追加でお借入れすると毎月のご返済額やご返済期間が変わることもあるため、その都度、返済計画を立て直すことが大切です。
カードローン会社の公式サイトなどには、返済シミュレーション機能があります(※)。
レイクの場合、「ご返済シミュレーション」でご返済金額やご返済回数をシミュレーションしていただけます。ご希望契約額の入力と無利息期間を選択すれば、毎月のご返済額とご返済回数が試算できます。
毎月のご返済額からご利用可能額を調べることも可能です。ぜひご活用ください。
- このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合があるので、あくまでもめやすとしてご確認ください。
カードローンの返済期日に遅れてしまった場合に生じるリスクや、遅れた場合の対処法について下記記事で詳しく解説していますので参考にしてください。
金利や無利息期間などの契約内容を確認する
カードローンをご利用の際は、必ず金利やご利用限度額などのご契約内容をご確認ください。また、無利息サービスをご利用の場合は、いつまで適用されるのか無利息期間もご確認ください。
レイクでは、はじめてご契約するお客さま限定で、ご都合にあわせていずれかの無利息サービスをお選びいただけます。
- 60日間無利息(Web申込み限定)
- 30日間無利息
- 5万円まで180日間無利息
ご自身に適用される無利息期間を確認し、ぜひ有効活用してください。
ご自身の借り方によって、どの無利息期間を選べば利息のご負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もございます。
なお、レイクの無利息期間開始日は「ご契約日の翌日から」となります。「お借入れ日の翌日から」ではありませんのでお気をつけください。
無利息期間中にもご返済日は訪れるので、会員ページでご返済日をご確認いただき、ご返済に遅れないようご注意ください。
カードローンの金利については下記記事でも詳しく解説しています。金利の仕組みや計算方法についても分かりやすい内容になっておりますので、ぜひ参考にしてください。
また、下記記事では無利息でお金を借りる方法や、カードローンの無利息サービスを利用する際の注意点などを解説しています。
余裕がある場合は多めの金額を返済する
家計に余裕がある場合は、多めの金額をご返済いただくことでご利用残高が減り、利息も少なくなります。カードローンの利息は、以下の計算式で算出します。
利息=お借入れ額×貸付利率(年率)÷365日(うるう年は366日)×お借入れ日数
上記の式から分かるとおり貸付利率(年率)の高さだけでなく、お借入れ額が多いほど利息額が増え、ご返済総額も多くなります。
利息の負担を減らすためにも、余裕がある場合は約定返済額よりも多めの金額をご返済することをおすすめします。
下記記事では、カードローンの一括返済の方法や注意について詳しく解説しています。
まとめ
即日でお金を借りたい場合は、消費者金融系カードローンやクレジットカードのキャッシング機能でお借入れをする方法があります。
レイクは、Webからのお申込みで最短25分でお借入れが可能で、はじめてご契約の方なら無利息サービスもご利用いただけます(※)。
また、生活に困っている場合は公的な貸付制度を利用する方法もあります。お金が必要でどんなに困っているときでも、ギャンブルや闇金、闇バイトなどに手は出さないようにしましょう。
- 一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
監修者:
古関 俊祐
プロフィール:
東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。
資格情報:
弁護士