お金がない一人暮らしの社会人におすすめの対処法を解説!
平均生活費の内訳も紹介

公開日:2022年10月12日

お金がない一人暮らしの社会人におすすめの対処法を解説!平均生活費の内訳も紹介

勤務先が実家から遠い場合や独り立ちを思い立ったときなど、社会人になってから一人暮らしをはじめる方もいます。
特に働きはじめの給料が低いときは、生活費に困ることも多いでしょう。一人暮らしの社会人は平均してどの程度の生活費がかかっているのか紹介するので家計を見直す際の参考にしてください。また、お金がなくて困った場合の対処法を紹介します。

一人暮らしの社会人の生活費内訳

総務省の家計調査によれば、一人暮らしの社会人の平均的な生活費は約17万円です。持ち家かどうかや住宅ローンがあるかによっても異なりますが、住居費は平均3万円ほどかかっています。もっとも多い支出は食料の約4万円、次いでその他の消費支出、住居、交通・通信が占めています。

消費支出 171,816円
食料 39,884円
住居 29,637円
光熱・水道 10,225円
家具・家事用品 6,151円
被服及び履物 5,932円
保健医療 6,540円
交通・通信 23,734円
教育 14円
教養娯楽 19,710円
その他の消費支出 29,988円

一人暮らしでお金がない場合の対処法

一人暮らしでお金が足りない場合の対処法をいくつか紹介します。実践しやすそうな方法や、平均よりも支出が多い項目についての方法を選択し、生活費の削減を目指しましょう。
ただし、切り詰めすぎて生活が窮屈になるのはおすすめできません。あくまでも楽しめる範囲で節約をするようにしましょう。

食費を抑える

一人暮らしの社会人の生活費のうち、約4万円は食費が占めます。食費を抑えることで生活にゆとりが出ることもあるでしょう。次の方法を実践し、食費の削減を検討してみてはいかがでしょうか。

  • 外食を控えて自炊をする
  • コンビニよりスーパーを利用する
  • 会社にお弁当や水筒を持っていく

それぞれの方法について解説します。

外食を控えて自炊をする

外食を控えて自炊をすることで、食費を節約できるかもしれません。また、外食では野菜を十分に食べられないこともありますが、自炊なら好きなように献立を組み立てられます。野菜を多く採り入れ、栄養バランスも考えた食事を楽しみましょう。

コンビニよりスーパーを利用する

ちょっとしたものを買う際にコンビニは便利な場所です。しかし、スーパーに比べて割高の場合が多く、節約には向きません。
なるべくスーパーでまとめて購入し、支出を抑えるようにしましょう。買い物リストを作ってからスーパーに行くと、余計なものを買わずに済みます。

会社にお弁当や水筒を持っていく

お弁当や水筒を持っていくと昼食代や飲み物代を抑えられます。一日分だとわずかな金額でも、毎日積み重なると家計に負担がかかる金額になってきます。
スーパーで買った食材で自炊をして、それをお弁当に詰めていけば食費の削減につながるでしょう。

水道光熱費を抑える

水や電気は生活に欠かせないものですが、無駄が生じやすい点にも注意しましょう。契約している電気会社の料金プランやアンペア数、ガス会社の契約も見直してみましょう。
また、使っていない家電のコンセントをこまめに抜くことで、待機電力を削減できるかもしれません。水道代もお風呂の残り湯を洗濯で使用するなどの細かな工夫で水道代を節約できます。

通信費を見直す

一人暮らしの社会人の平均的な交通・通信費は約8,000円です。決して安くはない金額が毎月かかっているため、より安い会社に切り替える、格安SIMに変更するなどの工夫で、費用の削減を目指しましょう。
総務省の令和元年の通信利用動向調査によると、大手通信キャリアでスマートフォンを利用している方の月額料金は「6,000〜7,000円」が最も多く、格安SIMを利用している方の月額料金は「2,000~2,999円」が最も多いという結果でした。
通信容量や通話料などによって料金が変わる場合もあるため、自分のスマートフォンの使い方が料金プランに合っているか確認しながら検討しましょう。

手数料0円の銀行やATMを使う

ATMの手数料は1回数百円程度ですが、積み重なれば大きな出費になります。手数料がかからない銀行やATMを利用する、手数料のかからない時間帯を選ぶなどの工夫を実施し、手数料を削減しましょう。
また、クレジットカードや電子決済サービスなどのキャッシュレスの決済手段を選ぶことでも、現金を引き出す必要性が減り、ATM手数料の削減を実現できます。

たばこをやめる

喫煙をしている方はたばこをやめることで生活費の削減が可能です。たばこ料金の半分以上は税金が占めています。財務省の「たばこ税に関する資料」によると一箱580円のたばこであれば約358円が税金で、税率は61.7%(2021年10月時点)です。
一箱580円のたばこを一日一箱吸う場合、月に17,400円(※)がたばこ代にかかっており、そのうちの約10,700円を税金として支払っていることになります。
たばこは家計に負担を与えるだけでなく、体に害を与えることがあります。家計のためだけでなく、健康のためにもたばこを止めることを検討してみるのもいいかもしれません。

  • 1ヵ月を30日で計算した場合の金額

付き合いの飲み会の回数を減らす

飲み会に参加することは、人付き合いや気晴らしに必要なことでもあります。しかし、月に何度も飲み会に参加していると大きな出費になるので注意が必要です。
遅い時間まで飲んで終電を逃してしまったりすると、タクシーや宿泊費を使い、さらに支出が増えることもあります。本当に必要な付き合いなのか考えて飲み会の回数を制限するなど、交際費の予算を決めてやりくりすることも有用です。

転職をする

節約をしても収入が少なく家計の維持が難しい場合は、収入を増やすために転職することも検討してみましょう。より給与の高い会社に転職することで収入が上がり、生活が安定するかもしれません。
また、家賃補助などの福利厚生が充実している会社に転職することでも、生活費に余裕が生まれることもあります。転職先を決めてから退職し、給料が入らない期間がないようにすることも大切なポイントです。

副業をする

転職しないで収入を増やしたい場合は、クラウドソーシングなどを活用して副業をしてみるのはいかがでしょうか。休日やスキマ時間をうまく利用して、本業に支障の出ない程度に取り組むことが大切です。
ただし、副業を禁止にしている会社もあるため注意が必要です。事前に就業規則を確認しておきましょう。

一人暮らしでお金がなくて困ったらどうする?

一人暮らしでお金がなくて困ったらどうする?

一人暮らしでお金がなくて困った場合、社会人となると親や親戚には頼りづらいと感じるかもしれません。お金がなくて困った場合に利用できる方法をいくつか知っておくと、いざというときに一人で対応しやすくなります。
一人でお金の問題に対処する方法としては、次の3つが挙げられます。

  • 不用品を売る
  • 質屋を利用する
  • お金を借りる

それぞれの方法を利用する際の注意点について解説します。

不用品を売る

フリマアプリやネットオークション、中古品買取業者で不用品を売る方法があります。フリマアプリやネットオークションは、家に居ながら売り出すことが可能です。
ただし、いずれの方法も買い手がつかない可能性もあります。また、手数料が引かれたり、入金まで時間がかかったりする点には注意をしましょう。
お金が急ぎで必要な場合は、中古品買取業者の店頭買取がおすすめです。急がない場合は出張買取や宅配買取を利用すれば、手間をかけずに売却できます。

質屋を利用する

質屋とは、品物を預けてお金を借りる場所でもありますが、ブランド品や高級時計などを買い取ってもらうこともできるので、どうしても手放せないもの以外は買取も検討しましょう。
質屋でお金を借りると、質料(利息+保管料)を上乗せして返済し、預けた品物を回収します。店舗にもよりますが質料が高額なことがあり、返済しづらくなる可能性があります。また、買い取ってもらう場合も注意が必要です。質屋によって買取価格が異なるため、余裕があるときは比較してから売りましょう。

お金を借りる

一時的にお金に困っている場合は、クレジットカードのキャッシングやカードローンを利用し、お金を借りることも検討できます。
クレジットカードのキャッシング枠をすでに設定している場合は、新たな手続きをすることなくすぐに借入れできますが、クレジットカードにキャッシング枠が設定されていない場合は、ショッピング枠とは別にキャッシング枠の申込みや審査が必要です。
消費者金融のカードローンは、申込んだ当日中に借りられることもあります。
レイクでは、21時(日曜日は18時)までのご契約手続き完了(審査・必要書類の確認含む)で、その日のうちのお振込みによるお借入れが可能なので、お急ぎの方もご利用できます。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除きます。
レイクでは、はじめてのご利用の方であればいずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

カードローン利用の際の注意点

カードローンは最初に利用限度額を設定し、限度額の範囲内で繰り返し借入れることができるローンです。そのため、返済途中でも借入れをすると利用残高が増えるため、慎重な利用が求められます。
カードローンを利用する際は、特に次の3つのポイントに注意しましょう。

  • 事前に返済計画をしっかり立てておく
  • 契約内容を確認しておく
  • 家計に余裕がある場合は早めの完済を心がける

それぞれのポイントについて解説します。

事前に返済計画をしっかり立てておく

お金を借りると、返済がスタートします。毎月の返済を含めた家計管理が必要になるため、利用前には現実的な返済計画を立てておくことが大切です。
ローン会社のホームページなどに返済シミュレーション機能があるので、活用して返済計画を立てましょう。
レイクではご希望契約額から毎月の返済額や返済期間を表示する「ご返済シミュレーション」をご提供しています。カードローンで借入れる前にご利用になり、返済計画を立ててください。

  • シミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご確認ください。

契約内容を確認しておく

契約内容はローン会社によっても異なりますが、利用者個人によっても異なります。ローン会社の会員ページなどで、適用金利や利用限度額などの契約内容を正確に把握しておくようにしましょう。
また、無利息サービスを利用する場合も、無利息期間がいつからはじまりいつまで適用されるのか確認することが大切です。正しく把握し、無利息サービスを上手に活用するようにしましょう。
レイクでは、はじめてのご利用の方であればいずれかの無利息サービスをお選びいただけます。

  • 60日間無利息(Web申込み限定)
  • 30日間無利息
  • 5万円まで180日間無利息

60日間無利息(Web申込み限定)と5万円まで180日間無利息サービスのどちらが利息の負担が軽くなるか調べられる「無利息診断」もあるので、ぜひ活用してください。

家計に余裕がある場合は早めの完済を心がける

ボーナスや臨時収入で家計に余裕がある場合には、多めの返済を心がけましょう。借入れ額や借入れ日数に応じて支払う総利息額が増えます。借入れ日数が長引くと利息の負担が大きくなるため、少しでも借入れ日数を減らすことで利息の負担を減らしましょう。
レイクでは、定期的なご返済以外にも、一括返済や繰り上げ返済に対応しています。ぜひご利用ください。

まとめ

社会人として一人暮らしをする場合、生活費には月17万円ほどかかります。生活費を減らしたい場合、生活の中でのさまざまな工夫で支出を抑えることが可能です。
ただし、無理に生活費を抑えすぎると窮屈な生活になってしまいます。無理のない範囲で節約をし、家計と心のゆとりを両立できるようにしましょう。
出費が重なった場合などの万が一に備えて、お金を準備する手段を用意しておくことも有用です。カードローンに契約しておくと、いざというときにスムーズに借りられるようになります。返済計画を立ててから借りることで、より負担のないご利用が可能になるでしょう。

監修者:古関 俊祐

監修者:

古関 俊祐

プロフィール:

東京都江戸川区出身。中央大学法学部卒。弁護士登録後から大手法律事務所にて消費者金融、銀行ローン各社との債務整理、過払金請求事件を多数取り扱い、現在も多くの依頼者からの相談を受けている。これまでの債務整理案件の取扱い実績は数百件に上る。また、債務整理案件だけでなく、保険や不動産など財産にまつわる問題、離婚や相続といった家庭内の問題などさまざまな問題について手広く対応し多角的視点から問題解決を図るプロフェッショナルとして活躍している。現在は、地元である東京都葛飾区の新小岩駅前にて弁護士法人新小岩法律事務所の代表弁護士として活動している。

資格情報:

弁護士